シラバス情報

授業科目名
地誌
学年
3年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
安藤 淸
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
地誌学は地域に関する総合的な科学であり,地域の多様な地理的条件とその相互関係から地域の事象や地域的な差異を明らかにするものである。本授業では,様々な地誌の事例をとおして,地誌学の方法及び現在の日本や世界の諸地域について考察し理解することを目指す。
授業の概要
日本及び世界におけるさまざまなスケールの地域を取り上げて,地誌学の方法とともに,人々が生活を営む各地域の特徴について考察し理解を深める。指定された世界の国または地域のうちから1つ選んで,地誌を試作して発表することにより,地誌作成の方法を身につける。

授業計画
1回
授業ガイダンス・地誌学とは何か
 目標:授業のテーマと内容,進め方,評価の仕方等について理解する。地誌学の目的と方法及び地誌のつくり方について理解する。

事前学習
[2h] 本授業のシラバスを読んで学びたいことをまとめる。
事後学習
[2h] 日本及び世界の地域区分について考える。

2回
大学周辺地域の調査
 目標:地域の特徴をとらえるための調査方法を身につける。
事前学習
[2h] 東金市の概要について調べる。
事後学習
[2h] 調査結果をまとめる。

3回
身近な地域の地誌
 目標:身近な地域を調査しその特徴をまとめる方法を理解する。

事前学習
[1h] 身近な地域を紹介する内容を考えて文や画像等にまとめる。
事後学習
[3h] 授業で学んだことをふまえて身近な地域の地誌を試作する。

4回
地域変化と歴史地誌
 目標:地域の変化をとらえ歴史地誌をまとめる方法を理解する。
事前学習
[1h] 地域の歴史や変化をとらえる方法を考える。
事後学習
[3h] 指定された地域の歴史地誌を試作する。

5回
インド
 目標:発展途上国の近代化という視点でつくられたインドの地誌を理解する。
事前学習
[1h] インドに対する自分の知識とイメージをまとめる。
事後学習
[3h] インドに関する授業内容の発展的課題に取り組む。

6回
オーストラリア
 目標:多民族化という視点でつくられたオーストラリアの地誌を理解する。
事前学習
[1h] オーストラリアに対する自分の知識とイメージをまとめる。
事後学習
[3h] オーストラリアに関する授業内容の発展的課題に取り組む。

7回目
アメリカ合衆国
 目標:多様性と統一性という視点でつくられたアメリカ合衆国の地誌を理解する。
事前学習
[1h] アメリカ合衆国に対する自分の知識とイメージをまとめる。
事後学習
[3h] アメリカ合衆国に関する授業内容の発展的課題に取り組む。

8回
東南アジア地域
 目標:風土の多様性と歴史的変遷という視点でつくられた東南アジア地域の地誌を理解する。
事前学習
[1h] 東南アジア地域に対する自分の知識とイメージをまとめる。
事後学習
[3h] 東南アジア地域に関する授業内容の発展的課題に取り組む。

9回
中東地域
 目標:国家の秩序という視点でつくられた中東地域の地誌を理解する。
事前学習
[1h] 中東地域に対する自分の知識とイメージをまとめる。
事後学習
[3h] 中東地域に関する授業内容の発展的課題に取り組む。

10回
ヨーロッパ地域
 目標:EU統合という視点でつくられたヨーロッパ地域の地誌を理解する。
事前学習
[1h] ヨーロッパ地域に対する自分の知識とイメージをまとめる。
事後学習
[3h] ヨーロッパ地域に関する授業内容の発展的課題に取り組む。

11回
地誌作成演習①−世界の国または地域についての地誌の作成−
 目標:地誌の作成をとおして地誌の方法を身につける。
事前学習
[2h] 選択した世界の国または地域について調べ地誌をつくるための準備をする。
事後学習
[2h] 地誌を完成する。

12回
地誌作成演習②—世界の国または地域について作成した地誌の発表−
 目標:地誌の発表と相互評価をとおして地誌の方法を身につける。
事前学習
[3h] 作成した地誌を発表するための準備をする。
事後学習
[1h] 地誌の作成及び発表について反省をまとめる。

13回
授業のまとめと振り返り
 目標:本授業全体の内容を振り返り,要点を確認するために小テストを受ける。
事前学習
[3h] 授業内容全体を復習し,要点等をまとめる。
事後学習
[1h] 小テスト問題について復習する。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
事前学習課題の提出及び授業への取組状況(20〜30%),事後学習課題の提出(20〜30%),地誌作成演習の結果(30〜40%),確認試験(20〜30%)により評価します。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
事前事後の課題については授業内で適宜フィードバックします。地誌作成演習については,その成果を履修メンバー相互に評価し検討します。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
地誌学概論[第2版]
矢ケ﨑典隆・加賀美雅弘・牛垣雄矢編
朝倉書店
978-4-254-16820-4
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参考文献・推薦図書
授業の中で適宜紹介します。
研究室
非常勤講師控室
オフィスアワー
木曜日 12:45〜13:25
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
授業の中で適宜紹介します。授業中にウェブサイトにアクセスすることが多いので,各自PC等を用意し,インターネット接続を確認しておいてください。