シラバス情報

授業科目名
専門日本語(異文化コミュニケーション)
学年
2年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
佐藤 明子
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
「文化」とは何でしょうか。文化背景の異なる人々との接触が頻繁になってきました。異文化コミュニケーションの世界は、前提を疑い、問い直す世界です。私たちの身近な新しい常識に気がつき、振り返り、文化の異なる人々を理解するためにはどのような態度や心構えが大切なのかクラスメイトとのディスカッションやエクササイズを通して学んでいきます。文化とは何か、コミュニケーションとはどういう過程なのかがわかります。また「異文化」というテーマを通して日本語の4技能が高められる科目です。
授業の概要
この授業では文化背景の異なる人々とのコミュニケーションについて学ぶ科目です。様々な背景の人々へ開かれた心と態度、それからコミュニケーション活動への積極的な参加行動力を養っていくことを目的とした授業です。異文化コミュニケーションの理論と多くのエクササイズを通して異文化理解に必要な自己気づき、自文化および、他文化に関する情報を学習することができます。学ぶ内容を通して日本語表現・文法・語彙を学びます。日本語能力を着実に伸ばすために、授業中の活動に積極的に参加すること、授業外に予習、復習、宿題をきちんとすること等、4時間程度の学習時間が必要です。

授業計画
1回
授業ガイダンス・「異文化コミュニケーション」とはp9-21

到達目標
新しい常識やステレオタイプについて学ぶ。異文化への態度に気がつける。
事前学習
事後学習
振り返りシートを記入して提出する。授業の内容をまとめて提出する。

2回
文化とコミュニケーションの関係p22-38

到達目標
文化とは何か、コミュニケーションの定義がわかる。
事前学習
「セルフチェック」p22、p24、p28、p31
事後学習
振り返りシートを記入して提出する。授業の内容をまとめて提出する。

3回
コミュニケーション・スタイルについて学ぶp35-45

到達目標
文脈とは何か、双方向コミュニケーションとは何かわかる。
事前学習
「セルフチェック」p39、p43
事後学習
振り返りシートを記入して提出する。授業の内容をまとめて提出する。

4回
自己開示とパラ言語について学ぶ。

到達目標
自己開示とは何か、パラ言語とは何かわかる。
事前学習
「セルフチェック」p46、p51、p52
事後学習
振り返りシートを記入して提出する。授業の内容をまとめて提出する。

5回
言語コミュニケーションについて学ぶp61-72

到達目標
ほめ方、しかり方、謝り方の特徴がわかる。
事前学習
「セルフチェック」p61、p62、p69
事後学習
振り返りシートを記入して提出する。授業の内容をまとめて提出する。

6回
自己紹介、誘い方と断り方の特徴について学ぶp73⁻77

到達目標
自己紹介と、誘いと断りの言語表現から、日本語にはどのような特徴があるかわかる。
事前学習
「セルフチェック」p73、p75
事後学習
振り返りシートを記入して提出する。授業の内容をまとめて提出する。

7回目
非言語コミュニケーションについて学ぶp81⁻90

到達目標
表情やアイコンタクト、しぐさやジェスチャーから伝わるメッセージについてわかる。
事前学習
「セルフチェック」p81、p83、p84、p88

事後学習
振り返りシートを記入して提出する。授業の内容をまとめて提出する。

8回
接触行動、空間や時間について学ぶ

到達目標
タッチング、時間の感覚の違い、対人距離についてわかる。
事前学習
「セルフチェック」p91、94、p98
事後学習
振り返りシートを記入して提出する。授業の内容をまとめて提出する。

9回
価値観について学ぶp103⁻108

到達目標
ことわざから、日本人の行動や考え方についてわかる
事前学習
「セルフチェック」p103、p106
事後学習
振り返りシートを記入して提出する。授業の内容をまとめて提出する。

10回
基本価値志向について学ぶp109⁻113

到達目標
日本という社会全体の価値志向と自身の価値について気がつける。
事前学習
「セルフチェック」p109
事後学習
振り返りシートを記入して提出する。授業の内容をまとめて提出する。

11回
自分を知るp117⁻126

到達目標
対立管理スタイルがわかる。異文化適応力チェックから自身の特徴がわかる。
事前学習
「セルフチェック」p117⁻119、p123⁻124
事後学習
振り返りシートを記入して提出する。授業の内容をまとめて提出する。

12回
共感(エンパシー)について学ぶ

到達目標
相手の「違い」や「よくわからなさ」と付き合っていくためのヒントを得る。
事前学習
「セルフチェック」p127
事後学習
振り返りシートを記入して提出する。授業の内容をまとめて提出する。

13回
異文化コミュニケーション・スキルについて学ぶp137⁻149

到達目標
D.I.Eメソッド、アサーティブ・コミュニケーションを知り、実践できる。
事前学習
「セルフチェック」p139、143
事後学習
振り返りシートを記入して提出する。授業の内容をまとめて提出する。

14回
エポケー、アイ・ステートメントについて学ぶp150⁻166

到達目標
テクニックを使って相手の話を聞く、相手を責めないやり取りを知り、実践できる。
事前学習
「セルフチェック」p150、p158、p163
事後学習
振り返りシートを記入して提出する。授業の内容をまとめて提出する。各自選んだトピックについてまとめて最終レポートを提出する。

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
1.授業参加 20%
2.宿題・課題 20%
3.小テスト 20%
4.振り返りシート20%
4.最終試験20%
提出物は、提出締め切りまでに提出すること
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
次回の授業で解説、または解説とコメントをGAKUENに残す。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
異文化コミュニケーションワークブック
八代京子 著 / 荒木晶子 著 / 樋口容視子 著 / 山本志都 著 / コミサロフ喜美 著
三修社
9784384018516
参考文献・推薦図書
教科書は3080円です。各自で購入してください。

三修社
https://www.sanshusha.co.jp/np/isbn/9784384018516/
研究室
F213
オフィスアワー
TBA
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