教員名 : 太田 篤胤
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授業科目名
食品機能学
学年
4年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
太田 篤胤
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
適切な生活習慣の獲得と継続は、健康障害を予防し健康寿命を延伸するために重要である。保健、医療の関係者には、連携して地域社会の人々の健康生活を支える役割が期待されている。運動・食事・休養は生活習慣を構成する三大要素と言われるが、本科目では健康食品を含む食事を中心に健康食品管理士(食の安全管理士)として地域社会の人々にアドバイスを行うための基礎的能力を養うことを目的とする。
授業の概要
【独自科目】
①科目名(英語名):食品機能学(Functional Food Science) ②授業形態:講義 ③内容:生活習慣を構成する運動・食事・休養の三要素の一つである食事を栄養学的側面から評価する知識を身に付けるとともに、法的基盤を有する食品機能の科学的根拠に関する情報の収集(更新)と理解、さらにはその活用について基礎的方法を修得し、食のアドバイザリースタッフである健康食品管理士(食の安全管理士)の資格取得を目指す。 授業計画
1回
講義ガイダンス・健康食品管理士(食の安全管理士)の役割 (D03602)
到達目標:本科目の構成と進め方、成績評価等ルールについて理解する。我国における主要な健康課題を理解し、その解決に向けて、健康食品管理士(食の安全管理士)の果たすべき役割を説明することができる。 事前学習
[2h] シラバスに目を通し、不明な用語については調べておくこと。事前に提示する健康食品管理士(食の安全管理士)のパンフレットに目を通しておくこと。
事後学習
[2h] 教科書およびUNIPA(LMS)に公開される授業資料等で要点を復習し、講義中に行う小テストレベルの問題に正答できるようになる。
2回
健康三原則 生活習慣の評価(E02301,E02302,E02303)小テスト①
到達目標:健康三原則(運動・食事・休養)の各要素についてその優先順位や相互関係について説明できる。 事前学習
[2h] あらかじめ指定されたテキスト等の該当箇所を読み、概要を把握しておくこと。
事後学習
[2h] 教科書およびUNIPAに公開される授業資料等で要点を復習し、講義中に行う小テストレベルの問題に正答できるようになる。
3回
健康情報サイトの活用① 生活習慣の評価(E02301,E02302,E02303)小テスト②
到達目標:健康情報サイトを利用し、生活習慣上の問題点を見つけ、改善点を提案することが出来る。 事前学習
[2h] Net上に公開されている健康情報サイトには、どのようなものがあるのか調べておくこと。
事後学習
[2h] 自身の健康チェックサイトにおける判定結果を総合し、問題点と改善策をまとめて提出する。(課題①)
4回
栄養の基礎① 五大栄養素・三大栄養素(D02202,D02301)
到達目標:食物を構成する五大栄養素の定義を説明することができる。さらには、三大栄養素の生体内での役割と消化吸収過程を説明することができる。 事前学習
[2h] あらかじめ指定されたテキスト等の該当箇所を読み、概要を把握しておくこと。
事後学習
[2h] 教科書およびUNIPAに公開される授業資料等で要点を復習し、講義中に行う小テストレベルの問題に正答できるようになる。
5回
栄養の基礎② 微量栄養素(ビタミン・ミネラル)小テスト③
到達目標:微量栄養素について名称、略称を挙げ、それぞれの欠乏症とその発症機序について説明することができる。 事前学習
[2h] あらかじめ指定されたテキスト等の該当箇所を読み、概要を把握しておくこと。
事後学習
[2h] 教科書およびUNIPAに公開される授業資料等で要点を復習し、講義中に行う小テストレベルの問題に正答できるようになる。
6回
栄養の基礎③ 栄養生理学(消化・吸収・代謝・排泄)小テスト④
到達目標:栄養素の消化・吸収・代謝・排泄過程とそれに関与する成分等について説明することができる。 事前学習
[2h] あらかじめ指定されたテキスト等の該当箇所を読み、概要を把握しておくこと。
事後学習
[2h] 教科書およびUNIPAに公開される授業資料等で要点を復習し、講義中に行う小テストレベルの問題に正答できるようになる。
7回目
健康情報サイトの活用② 食生活の評価(E02301,E02302,E02303)小テスト⑤
到達目標:食事摂取基準の各種基準値を挙げ、その意味を説明することができる。食事の内容から栄養素の含有量を推定し、その結果に基づき改善点を見つけることができる。 事前学習
[2h] 事前に自身の典型的な1日の食事内容を使用食材の重量(g)を付して記録しておくこと。
事後学習
[2h] 自身の食事の栄養分析結果を総合し、問題点と改善策をまとめて提出する。(課題②)
8回
食の安全① 食品表示法(D03501)
到達目標:食品表示法および食品に関連する法規を列挙し、概要を説明することができる。 事前学習
[2h] あらかじめ指定されたテキスト等の該当箇所を読み、概要を把握しておくこと。
事後学習
[2h] 教科書およびUNIPAに公開される授業資料等で要点を復習し、講義中に行う小テストレベルの問題に正答できるようになる。
9回
食の安全② 食品衛生法・関連法規(D03501)小テスト⑥
到達目標:食品に関連する法規を列挙し、概要を説明することができる。 事前学習
[2h] あらかじめ指定されたテキスト等の該当箇所を読み、概要を把握しておくこと。
事後学習
[2h] 教科書およびUNIPAに公開される授業資料等で要点を復習し、講義中に行う小テストレベルの問題に正答できるようになる。
10回
医薬品・食品相互作用 小テスト⑦
到達目標:医薬品と食品の相互作用発生の代表的なメカニズムを理解し、健康被害発生時等にその原因を思考することができる。 事前学習
[2h] あらかじめ指定されたテキスト等の該当箇所を読み、概要を把握しておくこと。
事後学習
[2h] 教科書およびUNIPAに公開される授業資料等で要点を復習し、講義中に行う小テストレベルの問題に正答できるようになる。
11回
健康食品に関する制度 保健機能食品とその他の健康食品 小テスト⑧
到達目標:保健機能食品とその他の健康食品の違いを説明することができる。保健機能食品に属する食品を挙げ、それぞれの違いと特徴を説明することができる。 事前学習
[2h] あらかじめ指定されたテキスト等の該当箇所を読み、概要を把握しておくこと。
事後学習
[2h] 教科書およびUNIPAに公開される授業資料等で要点を復習し、講義中に行う小テストレベルの問題に正答できるようになる。
12回
健康食品の情報収集 機能性関与成分各論 小テスト⑨
到達目標:指定された機能性関与成分の有用性と安全性に関して、データベースを活用し、情報を収集することができる。 事前学習
[2h] あらかじめ指定されたテキスト等の該当箇所を読み、概要を把握しておくこと。
事後学習
[2h] データベースを利用して収集した情報を一般の相談者に理解できるレベルで要約する(課題③)
13回
健康食品管理士(食の安全管理士)を目指して 「テキスト等要点解説」小テスト⑩
到達目標:健康食品管理士(食の安全管理士)認定試験を受験し、合格するための準備をすることができる。 事前学習
[2h] あらかじめ指定されたテキスト等の該当箇所を読み、概要を把握しておくこと。
事後学習
[適宜] 健康食品管理士(食の安全管理士)認定試験の過去問3年分に取り組む。
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
授業中に行うWeb小テスト&小課題(10回程度を予定)50%、
事後学習で作成する課題 10% X 3回 = 30% 期末試験 20% 上記の評価で単位取得が出来なかった(60%未満)学生には、再試験を行う。 再試験結果のみで成績評価を行う。 追試験は、期末試験と同等の配分(20%)で評価する。 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
小テストは、自動採点結果を表示。
課題評価は、以下の基準で採点し、講評でフィードバックする。 0点 未提出 1点 期限後24時間以内に提出 2点 提出評価のみ(題意に沿わない) 3点 題意に沿った内容 4点 独自の努力・工夫・視点などがある内容 +1〜3点 出題者の想定を超える優れた内容 以上に期末試験の得点を加え、成績評価。 講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
食の機能性と健康の科学(健康食品管理士/食の安全管理士テキスト)
日本食品安全協会
日本食品安全協会
978-4-904992-14-2
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健康食品管理士認定試験のための問題解説集
日本食品安全協会
日本食品安全協会
978-4-904992-04-3
認定試験受験に必要
授業資料等
LMSで公開
参考文献・推薦図書
Net上の参考情報(事前学習用など)は、URLを公開
衛生化学詳解/浅野哲他/京都廣川書店/ISBN978-4-906992-46-1 歩く、走る! のばせ健康寿命/太田篤胤/三一書房/ISBN978-4-380-16900-7 研究室
東金キャンパス K棟405号室
オフィスアワー
火曜日Ⅲ限および木曜日Ⅱ限
※在室時は、随時対応可 メールでのアポイント推奨: aohta@jiu.ac.jp 科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
https://www.jiu.ac.jp/visitors/students/detail/id=1001
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