シラバス情報

授業科目名
ジェンダー・ライフステージ薬学特論演習
学年
5年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
小柳 順一、合志 雅美、懸川 友人
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
性差や年齢が影響する疾患は多く存在し、生理化学的背景を知ることは薬物治療の投与設計に関わる。例えば、加齢によって腎機能や肝機能は大きく変化することから医薬品に対する反応性や薬物動態は大きな影響を受ける。患者の年齢・性別に応じた疾患と薬物治療についての専門知識を深めるために、3つの観点から講義を行う。
① 性差による疾患の違い、メカニズムについて学ぶ
② 加齢による薬物動態の変化について学ぶ
③ 性差固有の疾患を学び、新生児から高齢者まで、ライフステージに応じた薬物投与に関する知識、技能、態度を修得し、地域医療に貢献する
授業の概要
学習方法:講義、演習、SGD

*各回の日時はそれぞれの担当教員が連絡する

各回に関連するSBOs
2-5回
E24800:個別の患者情報(遺伝的素因、年齢的要因、臓器機能など)と医薬品情報をもとに、薬物治療を計画・立案できる。(技能)
J21182:患者のライフステージ・機能を考慮し、適切な投薬手段を列挙できる。
J21702:妊婦・授乳婦に専門的に対応する薬剤師の薬物療法を討議する。(技能・態度)
6-9回
E24800:個別の患者情報(遺伝的素因、年齢的要因、臓器機能など)と医薬品情報をもとに、薬物治療を計画・立案できる。(技能)
J21181:加齢に伴う生体機能の変化・変動を適正に保つための生活習慣を提案できる。
J21182:患者のライフステージ・機能を考慮し、適切な投薬手段を列挙できる。
10-13回
E24800:個別の患者情報(遺伝的素因、年齢的要因、臓器機能など)と医薬品情報をもとに、薬物治療を計画・立案できる。(技能)
J21182:患者のライフステージ・機能を考慮し、適切な投薬手段を列挙できる。
J21703:小児における薬物の吸収、分布、代謝および排泄機能の特性を説明できる。

授業計画
1回
ガイダンス
事前学習
事後学習

2回
性差や加齢で変化する臨床検査値と関連疾患①
事前学習
事後学習
講義に関するレポートを提出(課題内容は講義内で指示)

3回
性差や加齢で変化する臨床検査値と関連疾患②
事前学習
事後学習
講義に関するレポートを提出(課題内容は講義内で指示)

4回
妊婦・授乳婦の生理機能と薬物体内動態、薬物治療について①
事前学習
事後学習
講義に関するレポートを提出(課題内容は講義内で指示)

5回
妊婦・授乳婦の生理機能と薬物体内動態、薬物治療について②
事前学習
事後学習
講義に関するレポートを提出(課題内容は講義内で指示)

6回
高齢者の生理機能と薬物動態について①
加齢に伴う体内動態の変化(吸収、分布、代謝の変化)
高齢者に使用される頻度が高い薬剤と降下、特に在宅医療での留意すべき事柄について再確認し、臨床の場で応用を説明できるようになる。
事前学習
教科書の第6章を読み、問題解答する
事後学習
講義に関するレポートを提出(課題内容は講義内で指示)

7回目
高齢者の生理機能と薬物動態について②
加齢に伴う生体機能の変化(応答能の獲得)
薬物動態への加齢の影響および問題点について理解を深め、臨床の場で応用できるようにする。
事前学習
事後学習
講義に関するレポートを提出(課題内容は講義内で指示)

8回
高齢者の生理機能と薬物動態について③
加齢に伴う生体機能の変化
マクロな視点で加齢について講義を受け、生活習慣病と加齢の関連性とアンチエイジング研究の現状を説明できるようになる。
事前学習
事後学習
講義に関するレポートを提出(課題内容は講義内で指示)

9回
加齢に伴う生体機能の変化と生活習慣
ミクロな視点で、細胞レベルでの加齢について講義を受け、脳、皮膚に対するアンチエイジング薬開発の現状を理解する。
事前学習
事後学習
講義に関するレポートを提出(課題内容は講義内で指示)

10回
新生児・小児の生理機能と薬物体内動態、薬物治療について①
事前学習
教科書の第7章を読む
事後学習
講義に関するレポートを提出(課題内容は講義内で指示)

11回
新生児・小児の生理機能と薬物体内動態、薬物治療について②
事前学習
事後学習
講義に関するレポートを提出(課題内容は講義内で指示)

12回
新生児・小児の生理機能と薬物体内動態、薬物治療について③
事前学習
事後学習
講義に関するレポートを提出(課題内容は講義内で指示)

13回
新生児・小児の生理機能と薬物体内動態、薬物治療について④
事前学習
事後学習
講義に関するレポートを提出(課題内容は講義内で指示)

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
全13回出席が必須
各回の担当教員それぞれが講義・演習への取り組み、課題、レポートなどにより評価を行う(100%)
各担当教員の評価点の平均値を最終評価とする
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
授業内で解説、質問に対する回答を行う、またはコメントの掲載
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
ライフステージや疾患背景から学ぶ臨床薬理学 テーラーメイド薬物治療の基本知識と処方の実際
羊土社
参考文献・推薦図書
授業にて指示
研究室
東金キャンパス
懸川:K棟2階(K202)
合志:K棟2階(K203)
小柳:K棟6階(K604)
オフィスアワー
懸川:月曜日&木曜日(12:40〜15:00)の間で、あるいはJIUメール(tomohito@jiu.ac.jp)で予約を受け、Webexにて応対する。
合志:第1回ガイダンスで指示
小柳:木曜日3、4限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ