シラバス情報

授業科目名
アカデミック・スキルズ
学年
1年
単位数
1.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
宮澤 純子
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
大学の学びについて,(1)個々人の自主自律というその本質を理解し,(2)単位制度,(3)学内施設利用に習熟する一方,(4)予習・復習を含め授業学習にあたって求められている基本的な能力を養う。
授業の概要
1. 高等学校と大学の学びの違いを理解し,具体的に自分自身で学習計画を立てて,到達目標に鑑みて,折々に見直し,修正を図れる自主自律性を体得する。
2. 単位制度を理解し,それに伴う履修申請,年次計画,成績評価などに習熟する。
3. 学内学習施設,学部事務,学生課,保健室,相談室など学習をサポートする施設利用について習熟する。
4. 授業内に求められる学習作法(ディスカッション,グループ学習,演習など),予習,復習,授業課題など授業外で要請される学習作法に習熟する。

*アカデミック・スキルズでは,全学部共通のシラバスを使用していますが,看護学部での学びに合わせて一部内容を変更・追加することがあります。

授業計画
1回
第1回 自主・自律の学び
1. 自主・自律の学びについて考える—高校の学びと大学の学びの違いについて考える。
・「学ぶ」ことの意味について,大学の理念,学問の理念に沿って考える。
・「大学」での学びの社会的な意味,キャリア形成上の意味を考える。
・「能動的」「主体的」「計画的」に学ぶことの意味について考える。
・日々の生活の違いについて考える。
2. クォーター制,単位制度,成績評価について理解を深める。
・予習,復習について理解する。
・学事暦など重要な時程,年間予定に留意する。
3. 学部教育目標について理解を深める。
4. カリキュラムについて理解を深める。
・カリキュラム・ツリーの意味を理解する。
・全学部共通基盤科目群の意義,専門の学びの意義を理解する。
5. シラバスの読み方を理解する。
6. 履修計画の立て方を身につける。
7. 履修申請の仕方を習熟する。
・履修申請について,確定までの注意すべき日程に留意する。
・履修申請について,照合など重要な手続きに留意する。
8. 大学の情報システム利用方法を使いながら習熟する。
・リモート・ラーニング・システム
・図書館リモート利用可能データベース
・学内WiFi利用
・学内端末
9. アドバイザー制について理解し,活用する。
事前学習
新入生オリエンテーションで説明のあった内容を確認する。
事後学習
[2h]授業で学んだ内容に関する課題を課す。

2回
第2回 キャンパス・ライフ
1. 建学の精神
2. 大学の施設—図書館,美術館,保健室,学生相談室,学部事務室,食堂,ステーショナリー,ブックセンター
3. 大学周辺の地域
4. 大学生としての自覚とモラル
・社会のルール,法律,条例
・授業のマナー
・試験における不正
・剽窃(無断盗用)
・メールほか通信・情報のマナー(SNS,メディア・リテラシー)
・交通ルール
・ハラスメント防止
・多様な文化的背景の尊重
・被害者となったときにどのように行動すればよいか
・モラル違反,違法行為などを目撃したときにどのように行動すればよいか
事前学習
[2h]前回の授業での指示に従い、予習を行う。
事後学習
[2h]授業で学んだ内容に関する課題を課す。

3回
第3回 授業の受け方−各学部学科の学びに合った学びの方法について理解し,実践を通して習熟していく
1. 授業の予習,復習,自習
2. ノートのとり方
3. 各種授業資料の使い方,整理,保存の仕方−PC活用術
4. グループワーク
5. ディスカッション
6. 口頭発表(プレゼンテーションを含む)
7. 実習・実験
8. 練習・創作
9. ICTを利用した学び
事前学習
[2h]前回の授業での指示に従い、予習を行う。
事後学習
[2h]授業で学んだ内容に関する課題を課す。

4回
第4回 資料調査法の基礎
1. 情報を収集するための手順
2. 大学図書館の利用法
3. オンラインを通した情報の収集,整理法,各種データベース利用法
4. 各種科学データ,社会経済データの収集法
5. PC活用,資料整理,保存法
6. 大学美術館の利用
事前学習
[2h]前回の授業での指示に従い、予習を行う。
事後学習
[2h]授業で学んだ内容に関する課題を課す。

5回
第5回 批判的に読む力を養う
1. 文書資料,文献を批判的に読む力を養う
2. Post-Truth時代のメディア批判力を養うー新聞,雑誌,テレビ,SNS,インターネットメディアの情報を,作成過程,スポンサー等含む編集権の独立性等にもとづいて分析する
3. 芸術作品分析,作品鑑賞,作品批評を養う
4. 地図,年表,統計,データを用いて変化や構造を読み解く力を養う
事前学習
[2h]前回の授業での指示に従い、予習を行う。
事後学習
[2h]授業で学んだ内容に関する課題を課す。

6回
第6回 書く力を養う
1. 母語,外国語の正しい言語の運用方法,厳密な言語の運用方法を考える。
2. 日本語における話し言葉と書き言葉など,文体の選択と戦略について考える。
・「である」体,「だ」体,「です・ます」体の選択と自由について考える。
・「なので」「ので」「ですが」「だから」「…が,…」「…なと思う」「…の…の…の」など話し言葉の使用許容度を考える。
3. 論述を行なうための事前準備
①問題を立て、問題解決に必要な条件を考案する。
②先行の論考を調査して、分析して論点を整理する。
③必要な事実情報を収集する。
4. 論理構成を整える方法
5. 注、引用、参考文献表の意味と目的を理解する。
6. 口頭発表資料を作成する。
事前学習
[2h]前回の授業での指示に従い、予習を行う。
事後学習
[2h]授業で学んだ内容に関する課題を課す。

7回目
第7回 大学での学びと社会
1. ポストコロナの「大学」「高等教育」の社会的機能を考える。
2. 国際大学の機能,大学,学問の国際性を考える。
3. 大学と社会との関係を考えるー2020年代における21世紀後半の経済社会に向けたキャリア形成を考える。
4. リカレント教育
5. フィールドワーク
6. インターンシップ
7. 外国語運用能力を高める—大学専門教育,専門職レベルの外国語運用能力を理解し目標を定めて訓練する。
8. 資格試験の諸種とその意味
9. ボランティア活動
事前学習
[2h]前回の授業での指示に従い、予習を行う。
事後学習
[2h]授業で学んだ内容に関する課題を課す。

8回
事前学習
事後学習

9回
事前学習
事後学習

10回
事前学習
事後学習

11回
事前学習
事後学習

12回
事前学習
事後学習

13回
事前学習
事後学習

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
対面による試験は実施せず,レポート試験と課題の提出状況により,評価します。

レポート試験:50%
課題(事前・事後・授業中):50%

*レポート試験は,未提出,期限後の提出は0点です。
*期限後に課題を提出した場合には,期限内に提出した場合の50%の得点とします。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
*授業についての質問は,授業前後(教室),オフィスアワーに尋ねていただくか,授業後のリフレクションペーパー(web提出)に記載してください。
*提出した課題は,授業内またはwebの授業連絡の中でフィードバックします。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業時に適宜プリントを配布する
参考文献・推薦図書
必要に応じて授業時にお知らせします。
研究室
H棟4階405号室(宮澤純子)
オフィスアワー
宮澤純子(miyazawa@jiu.ac.jp):月曜日5限・水曜日5限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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