教員名 : 多田 充
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授業科目名
国内研修
学年
1年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
多田 充
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
国内研修は、観光による地域活性化に取り組む地域を視察し、観光の魅力や地域が抱える課題についての理解を深めることが目標である。国内観光地における研修・視察を通じて、観光の取り組みや観光ビジネスの一端を体験的に学修する。さらに地方創生やインバウンド観光の視点から現地の課題や工夫に触れ、将来必要とされるスキル(課題設定・解決力、論理的思考、コミュニケーション力など)を修得するための機会とする。
授業紹介動画のリンク: https://jiu.webex.com/jiu/ldr.php?RCID=386499f3b2af2a00ec7e8c01acac2d7f パスワード: cKQfRYY4 授業の概要
本科目では、より高付加価値な観光によって地域の活性化を推進している地域を訪問し、当該地域の取り組みを視察する。23年度においては以下のような内容を検討中である。ただし予定はシラバス作成(23年2月)時点のもので未決定である。今後変更される可能性があるので、詳細は問い合わせること。
〇実施内容(未決定・参考) コロナ禍の影響を受けて、密を避けることができるソロキャンプや登山など自然レクリエーションが盛り上がりを見せている。また近年ではSDGsに関係して、自然観察や自然保護などの環境教育だけでなく、自然レクリエーション活動を通じたチームビルディングやリーダーシップ育成、危機管理能力の向上などの人材開発にも注目が集まり、教育ツーリズムとしてのマーケットも拡大しつつある。 本研修ではこれらの新しい観光に対する理解を深めるため、実地において①キャンプやハイキングなどの自然とのふれあい活動を通じた自然レクリエーション、②自然観察、野生生物保護活動などの環境教育プログラム、③プロジェクトアドベンチャーなど自然環境を活用した人材開発の、体験活動とレクチャーを行う。また、このような④観光以外の産業に乏しい自然地域におけるホテル・ショップ(土産物)経営についても学習をすすめる。 実地研修を通じて、自然環境の観光資源としての魅力やその引き出し方を学ぶとともに、自然レクリエーションや教育旅行の観光マーケットとしての可能性、ビジネスへの展開について理解を深めることを目的とする。 本研修の詳細は、シラバス作成(23年2月)時点では未定であるが、以下のような条件で開催を検討中である。日程は変更になる可能性がある。 〇日程(未決定・参考) 事前ガイダンス 6月上旬 事前学習日 7月26日(水) 研修実施日 7月30日(日)〜8月1日(火) 1日目(午前)移動、(午後)レクリエーションを通じた課題解決力研修、森林療法体験、(夜)環境教育の効果レクチャー 2日目(午前)環境教育(インタープリテーション体験、野生生物保護施設見学、環境教育ビジネスレクチャー)、(午後)ホテル・ショップ見学、施設経営レクチャー、キャンプ(野外炊事)体験、(夜)ナイトプログラム・夜の森歩き体験(感覚を研ぎ澄ます訓練) 3日目(午前)軽登山・自然観察(植物の観察、観光開発や気候変動による自然破壊の観察)、(午後)移動 事後学習日 8月2日(水) レポート締切日 8月22日(火) 〇行先、研修先(未決定・参考) 山梨県北斗市(清里、八ヶ岳中信高原国定公園) 山梨県立八ヶ岳少年自然の家 財団法人キーブ協会 〇費用(未決定・参考) 交通費(往復貸切バス)、宿泊・食費(2泊6食)、研修先への謝礼、教育プログラム実施費用として4〜5万円を見込んでいる。ただし、参加者数が減ったり、当初予定の宿泊先が変更になれば、それ以上の費用になる可能性がある。 また、自然環境の厳しい高原地帯で野外活動を行うため(雨天であっても野外活動する場合がある)、各自で軽登山に準じる用具(防寒着、レインウエア(傘不可)、登山靴(防水)、帽子、サングラス、リュックサック、飲用水ボトル、携帯食など)を用意する必要がある。これらの用具類は価格帯が広く、性能が良く快適なものほど高価になる傾向がある。すべての装備をゼロからそろえると、初心者向けレベルでも4〜5万円以上かかる可能性がある。すでに持っている非登山用のものを流用できることもあるが、新たな購入が必要となる可能性もあることを理解した上で履修登録すること。 〇そのほか注意事項 本研修は安全確保などの面から、履修者上限を17名に設定している。また野外では適宜休憩はとるが、長時間、連続で活動するため、ある程度の体力を必要とする。軽登山は幼稚園児が踏破する初級レベルではあるが、上り下りあわせて4〜5時間ほどの行程になる。そのため全く体力に自信がない者には本科目の履修は推奨できない。 また、コロナウィルスのまん延状態や受け入れ機関等の都合等、やむを得ない事情によって授業の中止を含む、大幅な変更が行われる可能性がある。そのことを理解したうえで履修登録すること。 授業計画
1回
・オリエンテーション
授業の概要、準備物、成績評価の方法等について説明する。 【到達目標:授業の概要を理解する。】 事前学習
1h:シラバスを読み、授業の流れを理解しておくこと。
事後学習
1h:授業内容を振り返り、重要事項をノートに記録、確認すること。
2回
・事前学習①:研修対象地の概要
研修対象地の歴史や地理、観光資源について解説する。 【到達目標:対象地の概要について理解する。】 事前学習
1h:研修対象地の概要について、ガイドブックやインターネットで調べること。
事後学習
1h:授業内容を振り返り、重要事項をノートに記録、確認すること。
3回
・事前学習②:研修対象地における観光取り組み概要
研修対象地で観光資源をどのように活用し、観光事業に取り組んでいるのかを紹介する。 【到達目標:研修対象地における観光取り組みの特徴を理解する。】 事前学習
1h:対象地における観光への取り組みについて調べること。
事後学習
1h:授業内容を振り返り、重要事項をノートに記録、確認すること。
4回
・事前学習③:研修対象地におけるユニークな観光取り組み
研修対象地における、他の地域に見られないユニークな観光、地域づくりの取り組みについて解説する。 【到達目標:研修対象地におけるユニークな観光取り組みを理解する。】 事前学習
1h:どのようなことがらに特に注意して研修を行うか、各自でテーマ設定を考える。
事後学習
1h:授業内容を振り返り、重要事項をノートに記録、確認すること。
5回
・実地研修①:目的地への移動(1) 地形の変化
出発地から到着地までの移動経路を把握し、車窓から両地点間の地形的変化を理解する。 【到達目標:日本の地形概要を把握し、移動経路がどのような地形をたどっているのか理解する。】 事前学習
1h:研修実施に当たってのスケジュールと研修内容について確認する。
事後学習
1h:移動の内容を振り返り、重要事項をノートに記録、確認すること。
6回
実地研修②:目的地への移動(2) 土地利用の変化
出発地から到着地までの移動経路を把握し、車窓から両地点間の土地利用の変化を理解する。 【到達目標:日本の地形概要を把握し、移動経路においてどのような土地利用の変化があるのかを理解する。】 事前学習
1h:研修に当たってのスケジュールと研修内容について確認する。
事後学習
1h:移動の内容を振り返り、重要事項をノートに記録、確認すること。
7回目
実地研修③:研修プログラム(1)
スケジュール表にもとづいて、研修プログラムを実施する。 【到達目標:研修プログラムの目的を達成、理解する。】 事前学習
1h:研修に当たってのスケジュールと研修内容について確認する。
事後学習
1h:研修の内容を振り返り、重要事項をノートに記録、確認すること。
8回
実地研修④:研修プログラム(2)
スケジュール表にもとづいて、研修プログラムを実施する。 【到達目標:研修プログラムの目的を達成、理解する。】 事前学習
1h:研修に当たってのスケジュールと研修内容について確認する。
事後学習
1h:研修の内容を振り返り、重要事項をノートに記録、確認すること。
9回
実地研修⑤:研修プログラム(3)
スケジュール表にもとづいて、研修プログラムを実施する。 【到達目標:研修プログラムの目的を達成、理解する。】 事前学習
1h:研修に当たってのスケジュールと研修内容について確認する。
事後学習
1h:研修の内容を振り返り、重要事項をノートに記録、確認すること。
10回
実地研修⑥:研修プログラム(4)
スケジュール表にもとづいて、研修プログラムを実施する。 【到達目標:研修プログラムの目的を達成、理解する。】 事前学習
1h:研修に当たってのスケジュールと研修内容について確認する。
事後学習
1h:研修の内容を振り返り、重要事項をノートに記録、確認すること。
11回
実地研修⑦:研修プログラム(5)
スケジュール表にもとづいて、研修プログラムを実施する。 【到達目標:研修プログラムの目的を達成、理解する。】 事前学習
1h:研修に当たってのスケジュールと研修内容について確認する。
事後学習
1h:研修の内容を振り返り、重要事項をノートに記録、確認すること。
12回
実地研修⑧:研修プログラム(6)
スケジュール表にもとづいて、研修プログラムを実施する。 【到達目標:研修プログラムの目的を達成、理解する。】 事前学習
1h:研修に当たってのスケジュールと研修内容について確認する。
事後学習
1h:研修の内容を振り返り、重要事項をノートに記録、確認すること。
13回
実地研修⑨:研修プログラム(7)
スケジュール表にもとづいて、研修プログラムを実施する。 【到達目標:研修プログラムの目的を達成、理解する。】 事前学習
1h:研修に当たってのスケジュールと研修内容について確認する。
事後学習
1h:研修の内容を振り返り、重要事項をノートに記録、確認すること。
14回
実地研修⑩:研修プログラム(8)
スケジュール表にもとづいて、研修プログラムを実施する。 【到達目標:研修プログラムの目的を達成、理解する。】 事前学習
1h:研修に当たってのスケジュールと研修内容について確認する。
事後学習
1h:研修の内容を振り返り、重要事項をノートに記録、確認すること。
15回
実地研修⑪:研修プログラム(9)
スケジュール表にもとづいて、研修プログラムを実施する。 【到達目標:研修プログラムの目的を達成、理解する。】 事前学習
1h:研修に当たってのスケジュールと研修内容について確認する。
事後学習
1h:研修の内容を振り返り、重要事項をノートに記録、確認すること。
16回
実地研修⑫:研修プログラム(10)
スケジュール表にもとづいて、研修プログラムを実施する。 【到達目標:研修プログラムの目的を達成、理解する。】 事前学習
1h:研修に当たってのスケジュールと研修内容について確認する。
事後学習
1h:研修の内容を振り返り、重要事項をノートに記録、確認すること。
17回
実地研修⑬:研修プログラム(11)
スケジュール表にもとづいて、研修プログラムを実施する。 【到達目標:研修プログラムの目的を達成、理解する。】 事前学習
1h:研修に当たってのスケジュールと研修内容について確認する。
事後学習
1h:研修の内容を振り返り、重要事項をノートに記録、確認すること。
18回
実地研修⑭:研修プログラム(12)
スケジュール表にもとづいて、研修プログラムを実施する。 【到達目標:研修プログラムの目的を達成、理解する。】 事前学習
1h:研修に当たってのスケジュールと研修内容について確認する。
事後学習
1h:研修の内容を振り返り、重要事項をノートに記録、確認すること。
19回
実地研修⑮:研修プログラム(13)
スケジュール表にもとづいて、研修プログラムを実施する。 【到達目標:研修プログラムの目的を達成、理解する。】 事前学習
1h:研修に当たってのスケジュールと研修内容について確認する。
事後学習
1h:研修の内容を振り返り、重要事項をノートに記録、確認すること。
20回
実地研修⑯:研修プログラム(14)
スケジュール表にもとづいて、研修プログラムを実施する。 【到達目標:研修プログラムの目的を達成、理解する。】 事前学習
1h:研修に当たってのスケジュールと研修内容について確認する。
事後学習
1h:研修の内容を振り返り、重要事項をノートに記録、確認すること。
21回
実地研修⑰:研修プログラム(15)
スケジュール表にもとづいて、研修プログラムを実施する。 【到達目標:研修プログラムの目的を達成、理解する。】 事前学習
1h:研修に当たってのスケジュールと研修内容について確認する。
事後学習
1h:研修の内容を振り返り、重要事項をノートに記録、確認すること。
22回
実地研修⑱:研修プログラム(16)
スケジュール表にもとづいて、研修プログラムを実施する。 【到達目標:研修プログラムの目的を達成、理解する。】 事前学習
1h:研修に当たってのスケジュールと研修内容について確認する。
事後学習
1h:研修の内容を振り返り、重要事項をノートに記録、確認すること。
23回目
・実地研修⑲:目的地への移動(3) 交通網の整備
出発地から到着地までの移動経路を把握し、車窓景観や地図等を利用して経路周辺の交通整備状況を理解する。 【到達目標:日本の交通網の概要を把握し、移動経路がどのような経路をたどっているのか理解する。】 事前学習
1h:研修実施に当たってのスケジュールと研修内容について確認する。
事後学習
1h:研修の内容を振り返り、重要事項をノートに記録、確認すること。
24回
・実地研修⑲:目的地への移動(4) 人口密度の変化、都市化の進行
出発地から到着地までの移動経路を把握し、車窓景観や地図等を利用して経路周辺の人口密度の変化、都市化の進行状況を理解する。 【到達目標:日本の人口の偏在、都市化の概要を把握し、移動経路がどのような地域であるのかを理解する。】 事前学習
1h:研修実施に当たってのスケジュールと研修内容について確認する。
事後学習
1h:研修の内容を振り返り、重要事項をノートに記録、確認すること。
25回
・事後学習①:研修の振り返り・分かち合い
実地研修を振り返り、気づいたことや分かったことを話し合い、研修成果を共有する。 【到達目標:研修内容を振り返り、その気づきや理解を共有する。】 事前学習
1h:授業ノートを読み直し、研修内容を振り返ること。
事後学習
1h:研修の内容を振り返り、重要事項をノートに記録、確認すること。
26回
・事後学習②:総括
研修結果を取りまとめ、研修報告を行う。 【到達目標:研修報告書をとりまとめる準備ができる。】 事前学習
1h:授業ノートを読み直し、研修内容の取りまとめをすること。
事後学習
1h:研修報告書を完成させ、期日までに提出する。
試験及び成績評価
研修中の態度・取り組み(準備状況、積極性や発言、質問など実施態度)50%、研修報告書(レポート)50%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
授業内で総評および個別事項について指摘を行い、質問を受け付ける。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業内でプリント等を適宜配布する
参考文献・推薦図書
授業内で適宜紹介する。
研究室
東金キャンパス・A棟・A317
オフィスアワー
月曜日4時限・水曜日4時限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
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