教員名 : 多田 充
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授業科目名
観光と食農・漁業
学年
2年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
多田 充
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
本講義では、観光と食文化の関わりについて理解を深めることが目標である。観光と食文化は関りを持つことが多い。現在でも農業と観光の融合は、観光業界の重要な柱となっており、漁業でも漁業体験を地域観光に活かす動きが広がっている。講義では、こうした食文化に加え、観光にも関わりのあるバイオテクノロジーや香り・アロマテラピーの視点も取り入れることで、地域特性を活かした観光について理解することを目指す。
説明動画のリンク: https://jiu.webex.com/jiu/ldr.php?RCID=b4e29dcabf3f5b9b1501346fabde93af パスワード: aJuuipp4 授業の概要
食は観光体験の質を大きく左右する要素であり、食そのものに関する知識を学ぶとともに、その食を支える一次産業、加工・流通業の現状についても事例を紹介し、観光のみならず我々の食が今後どのような状況に対応しなければならないのか、考える材料を提供する。また、農山漁村における食や立地環境を活用した観光、地域振興の取り組みを紹介する。
授業計画
1回
オリエンテーション
授業内容を紹介する。 【到達目標 授業概要を理解する】 フードツーリズムとは何か 食べること、おいしいということが人間にどのような影響を与えているのか、また、観光にどう結び付くかを考える。 【到達目標 食が人間行動の大きな動機付けになることを理解する】 事前学習
自分が観光をするとき、食がどのような位置を占めているか考える(120分)
事後学習
授業内容をまとめ、理解を深めること。(120分)
2回
日本と世界の食
和食に代表される日本の伝統的な食と、外来文化として流入してきた洋食について紹介する。 【到達目標 日本食の概要を理解する】 事前学習
和食について調べておくこと(120分)
事後学習
授業内容をまとめ、理解を深めること。(120分)
3回
食と倫理
食における宗教上の禁忌や信念(菜食主義等)、生産上配慮すべき環境や福祉など社会的規範を紹介する。 【到達目標 食が単なる栄養物ではなく、信条などのセンシティブな規範が付随していることを理解する】 事前学習
食における禁忌(タブー)について調べておくこと(120分)
事後学習
授業内容をまとめ、理解を深めること(120分)
4回
フードツーリズムと持続可能性
フートツーリズムには来訪者にとっては食の楽しみ、食文化の保存や発展に貢献し、地域に経済効果をもたらす半面、日々の食料の確保にも困っている人々に対する責任や、食材調達やフードロスなどの環境問題、食べ歩きによる観光公害など地域住民への配慮も必要とされる。食の持続可能性についてフードツーリズムが対応すべき事柄を紹介する。 事前学習
フードツーリズムの基盤となる、持続可能な食を実現するために必要な条件を考えること(120分)
事後学習
授業内容をまとめ、理解を深めること(120分)
5回
食品技術(フードテック)
近年進歩が著しい、食品関連技術を紹介する。 【到達目標 食をとりまく環境の変化や技術の進歩を理解する】 事前学習
食に関する新しい技術開発について調べること(120分)
事後学習
授業内容をまとめ、理解を深めること(120分)
6回
食と情報・メディア
食における顧客訴求力や意思決定が、メディアによってもたらされる情報の影響を強く受けていることを紹介する。 【到達目標 食べたい、欲しいという動機の形成に、メディアが発信する情報や知名度、広告が大きく関わっていることを理解する】 事前学習
TV、雑誌、インターネットなど各種メディア上の食情報について調べること(120分)
事後学習
授業内容をまとめ、理解を深めること(120分)
7回目
特産品開発
農林水産物および加工品(香料や精油等アロマ関連製品を含む)、食品などの特産品開発について紹介する。 【到達目標 食を通じて地域を知ってもらい、観光等の交流人口の増加に結び付ける特産品開発を理解する】 事前学習
出身地の特産品(農林水産物)について調べること(120分)
事後学習
授業内容をまとめ、理解を深めること(120分)
8回
フードツーリズムの事例紹介
地域ブランドグルメやご当地グルメ、レストラントレイン、酒蔵ツーリズムなど、多様なフードツーリズムの事例を食紹介する。 【到達目標 さまざまなフードツーリズムのアプローチを理解する】 事前学習
フードツーリズムの事例について調べること(120分)
事後学習
授業内容をまとめ、理解を深めること(120分)
9回
グリーンツーリズムとはなにか
農村滞在型観光であるグリーンツーリズムの概要、可能性について説明する。 【到達目標 グリーンツーリズムの概要を理解する】 事前学習
グリーンツーリズムについて調べること(120分)
事後学習
授業内容をまとめ、理解を深めること(120分)
10回
グリーンツーリズムの事例紹介
グリーンツーリズムの事例を紹介し、コスト・リスクとベネフィットについて説明する。 【到達目標 グリーンツーリズムの事例から、事業としての可能性とリスクを理解する】 事前学習
グリーンツーリズムの事例(オーライ!ニッポン大賞など)について調べること(120分)
事後学習
授業内容をまとめ、理解を深めること(120分)
11回
ブルーツーリズムとはなにか
漁村を中心とし、海洋環境を利用するブルーツーリズムの概要、可能性について説明する。 【到達目標 ブルーツーリズムの概要を理解する】 事前学習
ブルーツーリズムについて調べること(120分)
事後学習
授業内容をまとめ、理解を深めること(120分)
12回
ブルーツーリズムの事例紹介
ブルーツーリズムの事例を紹介し、固有の課題や可能性について説明する。 【到達目標 ブルーツーリズムの事例から、観光開発の可能性と海ならではの困難さを理解する】 事前学習
ブルーツーリズムの事例について調べること(120分)
事後学習
授業内容をまとめ、理解を深めること(120分)
13回
まとめ
授業のまとめをする。 【到達目標 観光と食農。漁村の関係を俯瞰して理解する】 事前学習
今までの授業内容をまとめておくこと(120分)
事後学習
レポートを作成し、提出すること。(120分)
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
授業中に課題50%、期末レポート50%
※合計出席率が2/3以下および指定された課題レポート、試験の未提出・未受験および不合格いずれかの場合、単位不認定となる。 ※遅刻/欠席/途中入退室は、減点対象とする。 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
課題は次の授業にて講評し、Q&Aセッションを設ける。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
プリント等を適宜配布する
参考文献・推薦図書
授業内にて適宜知らせる。
研究室
東金キャンパスA棟 317
オフィスアワー
月曜日4時限/水曜日4時限(S1)
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
https://www.jiu.ac.jp/visitors/students/detail/id=1001
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