シラバス情報

授業科目名
映像プロデュース
学年
2年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
星野 卓也
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
紀尾井町キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
・「大衆に支持される」という消費行動とはどのように生まれるのかを、日本映像史の中で革新的なヒットとなった作品を通して理解する。
・映画/アニメなどを単純に「内容が面白い/面白くない」だけで判断するのではなく、なぜ、どこに支持されたかというプロデュース視点を養う。
授業の概要
【授業概要】
①映像プロデュース(Video product Produce)
②授業形態:講義
③日本映像史の中で、革新的なヒットとなった映像(アニメから実写)作品について深く掘り下げ、時代背景や作品性、宣伝方法などいくつか角度を変えたアプローチで分析し、なぜヒットしたのかを解明する。
そのうえで、その手法をビジネスモデル化し、どのように応用できるうるのかを検討して、グループで発表し、プロデュースの演習を行う。

授業計画
1回
様々な「映像ビジネス」
到達目標:内容ばかりでなく、映像がビジネスになる様々な形を理解する
事前学習
[事前学習:2h]「映像ビジネス」について下調べしておく
事後学習
[事後学習:2h]学んだ「映像ビジネス」について整理しておく

2回
ヒット作品と興行収益で見る「日本映画史」
到達目標:「日本映画」のヒットを概観する
事前学習
[事前学習:2h] 「日本映画史」について下調べしておく
事後学習
[事後学習:2h] 「日本映画」のヒット作について整理しておく

3回
高視聴率とブームで見る「日本のテレビドラマ史」
到達目標:「日本のテレビドラマ」のヒットを概観する
事前学習
[事前学習:2h] 「日本のテレビドラマ史」について下調べしておく
事後学習
[事後学習:2h] 「日本のテレビドラマ」のヒット作について整理しておく

4回
ヒット作品と興行収益で見る「日本のアニメ映画史」
到達目標:「日本のアニメ映画」のヒットを概観する
事前学習
[事前学習:2h] 「日本のアニメ映画史」について下調べしておく
事後学習
[事後学習:2h] 「日本映画」のヒット作について整理しておく

5回
高視聴率とブームとコスプレで見る「日本のテレビアニメ史」
到達目標:「日本のテレビアニメ」のヒットを概観する
事前学習
[事前学習:2h] 「日本のテレビアニメ史」について下調べしておく
事後学習
[事後学習:2h] 「日本のテレビアニメ」のヒット作について整理しておく

6回
事例①『宇宙戦艦ヤマト』のヒットとプロデューサー西崎義展氏を掘り下げる。
到達目標:70年代にアニメの価値のどこにフォーカスしたのかを理解する。
事前学習
[事前学習:2h] 『宇宙戦艦ヤマト』について下調べしておく
事後学習
[事後学習:2h]ビジネスの視点から『宇宙戦艦ヤマト』を鑑賞する

7回目
事例②『機動戦士ガンダム』のヒットと富野由悠季氏を掘り下げる。
到達目標:アニメテレビシリーズで何を描いたことが大衆の支持を得たのかを理解する
事前学習
[事前学習:2h] 『機動戦士ガンダム』について下調べしておく
事後学習
[事後学習:2h]ビジネスの視点から『機動戦士ガンダム』を鑑賞する

8回
事例③『AKIRA』の製作委員会の採用と「漫画史の中での大友克洋」を掘り下げる。
到達目標:表現と製作委員会が掛け算になる活用の仕方を理解する
事前学習
[事前学習:2h] 『AKIRA』について下調べしておく
事後学習
[事後学習:2h]ビジネスの視点から『AKIRA』を鑑賞する

9回
事例④『新世紀エヴァンゲリオン』のブームと宣伝効果と庵野秀明氏を掘り下げる。
到達目標:メディアミックスによる価値の最大化を理解する
事前学習
[事前学習:2h] 『新世紀エヴァンゲリオン』について下調べしておく
事後学習
[事後学習:2h]ビジネスの視点から『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を鑑賞する

10回
事例⑤『ほしのこえ』の1人クリエイティブと新海誠氏を掘り下げる。
到達目標:1人で俯瞰できることで何か見えるのかを理解する
事前学習
[事前学習:2h] 『ほしのこえ』について下調べしておく
事後学習
[事後学習:2h]ビジネスの視点から『ほしのこえ』を鑑賞する

11回
事例⑤『鬼滅の刃』のマーケティングと黄金法則について掘り下げる。
到達目標:マーケティングと物語構造の定理を理解する
事前学習
[事前学習:2h]『鬼滅の刃』について下調べをしておく
事後学習
[事後学習:2h] ビジネスの視点から『鬼滅の刃』を鑑賞する

12回
事例⑦『えんとつ町のプペル』のDX戦略ついて掘り下げる
到達目標:映像ビジネスでどのようにDXを活用するのかを理解する
事前学習
[事前学習:2h] 『えんとつ町のプペル』ついて下調べしておく
事後学習
[事後学習:2h]ビジネスの視点から『えんとつ町のプペル』を鑑賞する

13回
事例をどのようにビジネスモデル化するのか、それを応用する際のノウハウ
到達目標:事例を抽象化して応用できる力をつける
事前学習
[事前学習:2h] これまでの授業を踏まえて、それぞれの事例を「ビジネスモデル」に整理しておく
事後学習
[事後学習:2h] ヒット現象からのビジネスモデル化を講義を踏まえてブラッシュアップする

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
授業への取り組み・参加の姿勢:50%
授業内レポート課題:50%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
次回授業内で解説します。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
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授業時に適宜プリントを配布する
参考文献・推薦図書
『映画人が語る 日本映画史の舞台裏 [配給興行編]』谷川建司(森話社/2020年)、『日本アニメの革新 歴史の転換点となった変化の構造分析』氷川竜介(角川新書/2023年)、『日本アニメ史-手塚治虫、宮崎駿、庵野秀明、新海誠らの100年』津堅信之(中公新書/2023年)他
研究室
紀尾井町キャンパス4号棟4401
オフィスアワー
木曜日、昼休み時間
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
https://www.jiu.ac.jp/visitors/students/detail/id=1001