シラバス情報

授業科目名
メディア基礎演習B
学年
1年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
五島 一浩、菅沼 緯馳郎、辻 智彦、竹藤 佳世
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
紀尾井町キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
この授業では、演習の中で企画・演出・制作・撮影・録音・編集などの工程を経ながら番組制作を行うことで、それぞれの工程が相互に関わり、各パートが協力し合いながら映像が完成に完成に到ることを、実際の作業を経験することにより学んでいく。座学の授業で学んできた考え方や技術、表現方法を実際の現場で実践し、実感する授業となる。映像制作に関心のある学生は、専門分野に関わらず誰でも受けることができる、初心者向けの集団制作の授業であるが、今後映像分野、特に番組制作、ライブ映像制作、ドキュメンタリー制作などに関心のある学生には、これからの映像実習の基礎になるので、履修することを推奨する。映像の基礎的な知識を必要とするため、事前に「メディア概論B(映像)」を受講しておくことが望ましい。
 
授業の概要
これまでの講義の中で学んだ映像の各分野の基本的な考え方、技術、表現方法を、実際の番組制作を経験することで、より具体化させる。学生は数名で班を編成し、テーマに基づいた短いインタビュー番組を制作する。準備から仕上げに至る制作工程を経験することで、今後の映像制作での自らの課題を明確にする。テーマに対するアプローチ、構成・演出から機動的な機材での撮影・録音といった技術的な面まで、イメージを形にする具体的なプロセスを身に付け、映像で何をどう伝えるかを実践的に学んでいく。

メディア基礎演習B(映像・番組)授業紹介  https://jiu.webex.com/jiu/ldr.php?RCID=2cfc0cf5b1957ba2b4244e30d7d3ee22
パスワード: Kioi2023

授業計画
1回
企画案作成:竹藤・五島
到達目標:5W1Hといった企画に必要な項目を理解する
事前学習
(事前学習2h)テキストの「企画」部分を読んでくる。
事後学習
課題にそった形に企画を修正する。(2時間)

2回
企画のプレゼンテーション及び講評:竹藤・五島
到達目標:企画の趣旨をどうやったら伝えるられるか学ぶ
事前学習
(事前学習2h)プレゼン用データの作成。
事後学習
プレゼンの結果を受けて企画を修正する。(2時間)

3回
ロケハン   :竹藤・五島
到達目標:撮影に必要な場所を見つけ、画像や映像で記録する
事前学習
(事前学習2h)撮影場所の候補をリストアップする。
事後学習
ロケ場所の決定、許可取り(2時間)

4回
構成台本作成:竹藤・五島
到達目標:決定稿を作成し、撮影の準備に入る
事前学習
箱書きをしてくる。(2時間)
事後学習
台本の修正をする。(2時間)

5回
撮影機材レクチャ:竹藤・菅沼・辻
到達目標:撮影機材の名前や役割を覚える
事前学習
映像制作ハンドブックの「撮影」を熟読しておく。(2時間)
事後学習
機材マニュアルの復習。(2時間)

6回
録音機材レクチャ:竹藤・菅沼・辻
到達目標:録音機材の名前や役割を覚える
事前学習
映像制作ハンドブックの「録音」を熟読しておく。(2時間)
事後学習
機材マニュアルの復習。(2時間)

7回目
カット割・カメラポジション表作成:竹藤
到達目標:台本をカット割しカメラポジションを決める
事前学習
撮影カットのサイズ、アングルを考えてくる。(2時間)
事後学習
撮影場所、日程の検討。(2時間) 

8回
リハーサルの実施:竹藤・五島
到達目標:立ち位置、カメラ位置の確認。
事前学習
撮影に必要な機材や小物を用意する。(2時間)
事後学習
テスト撮影した素材のコピー、取り込み。(2時間)

9回
撮影1:メインストーリーの撮影:竹藤・五島
到達目標:台本を通して撮影する
事前学習
香盤表の作成、機材準備(2時間)
事後学習
撮影済み素材のコピー、プレビューを行う。(2時間)

10回
撮影2:インサート撮影:竹藤・五島
到達目標:リテイクやインサートを撮影する
事前学習
香盤表の作成(2時間)
事後学習
撮影済み素材のコピー、プレビューを行う。(2時間)

11回
荒編集・ラッシュプレビュー:竹藤・五島
到達目標:編集ラッシュを作成しプレビューする
事前学習
OK,NGカットの確認。(2時間)
事後学習
編集見直し、データバックアップ。(2時間)

12回
テロップ・タイトル作成:竹藤・五島
到達目標:タイトルや人名、地名など必要な文字データを作る
事前学習
テキストや画像素材を用意する。(2時間)
事後学習
レンダリング作業(2時間)

13回
プレビュー・講評:竹藤・五島
到達目標:完成した映像を確認し、改善点を考える
事前学習
再生音量チェック(2時間)
事後学習
実習を通じて学んだ点、反省点まとめ。(2時間)

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
授業内で行う作品制作への貢献度:40%
授業への取り組み・積極的関与:40% 
作品提出、授業中及び終了後のレポート:20%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
企画や構成、作品などの講評は授業内で行う。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
新版 映像制作ハンドブック
グラスバレー
玄光社MOOK
978-4-7683-0538-6
「新版」を購入すること
参考文献・推薦図書
「ドキュメンタリー撮影問答  対話から見えてくる映像制作の深層」辻 智彦 (著) 玄光社    ISBN:978-4-7683-1479-1
研究室
竹藤:紀尾井町キャンパス3号棟3410研究室
オフィスアワー
木曜と金曜の昼休み
事前にメールにてtakefuji@jiu.ac.jpまで連絡下さい。その他の時間を希望する場合もメールでお願いします。
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
メディア概論B(映像)、映像コンテンツプランニング、スタジオ番組A、スタジオ番組B