教員名 : 中村 直人
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授業科目名
メディアテクノロジーIB
学年
2年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
中村 直人
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
本授業では、メディアコンテンツ/アートの作成を目的とする。とくにインタラクティブなコンテンツを作成するために、プログラミングなどによる手続きによる解決の仕方を理解し、実践できることを目的とする。
具体的には、リアルタイムコーディング可能な画像処理言語Touchdesignerを使う方法を学びます。 実際に皆さんがインタラクティブなメディアコンテンツを作成する時に必要となる技術・知識を身に付けることが、この授業のテーマです。 VJなどでのパフォーマンスもできることも目指します。 授業紹介動画:https://youtu.be/sXzemtuR8Lg 授業の概要
この講義は毎回2コマ連続で開講します。説明に基づき演習を行ないます。毎週、ネットワーク環境、アカウント設定が完了している、自身のノートパソコン(MacBook)を用意することが必要です。
なお、デジタルメディアIIで行った画像処理、図形処理、音楽作成を復習しておいてください。 授業計画
1回
【インタラクティブアート】
インタラクティブアートの作品例などを通して、制作方法や関連する技術について解説する。とくにプログラミングの必要性と方法について議論する 事前学習
[1h] インタラクティブの意味を調べておく
事後学習
[3h] 紹介したコンテンツの事例を詳しく見て、使われている技術を調べる
2回
【Tach designerのインストールと使い方】
Tach designer をインストールして、UIの使い方を解説し、簡単なプログラムを作成する 事前学習
[1h] Tach designerのダウンロードをしておく
事後学習
[3h] 講義中に作成したプログラムを改良してみる
3回
【画像処理と画像合成】
画素ごとの変換、空間を用いた変換、幾何学変換などの画像処理の理論を解説し、Touch DesignerのTOPを用いたプログラムでシミュレーションする 事前学習
[1h] Tach designerのプロジェクトの作り方を復習しておく
事後学習
[3h] 講義中のプログラムを改良してみる
4回
【Tach designer(1)TOPの利用】
さまざまなTOPを用いて階調変換や幾何学変換などの基本的な画像処理のプログラミングを学習する 事前学習
[1h] Tach designerの使い方を復習しておく
事後学習
[3h]画像合成の作品を制作し、提出する
5回
【Tach designer(2)TOPでエフェクト】
背景差分やフィードバックループなど画像にエフェクト(フィルター)をつける方法を学習する 事前学習
[1h]合成や空間フィルターについて復習しておく
事後学習
[3h]画像合成の作品を制作し、提出する
6回
【CGの基礎】
3DCGにおけるモデリング、テクスチャー、アニメーションの基本的な理論について学習する 事前学習
[1h]3DCGについて調べておく
事後学習
[3h]3DCG作成のワークフローと使われる技術を復習しておく
7回目
【Tach designer(3)SOPで3DCG】
SOPでプリミティブなオブジェクトの表示方法を学習する ノイズSOP、文字などの様々なSOPについて使ってみる 事前学習
[1h]3DCGについて復習しておく
事後学習
[3h] 講義中のプログラムを改良してみる
8回
【簡単なビジュアル作品制作】
時間に応じて変化するビジュアルを作成する。まず絵コンテを作成し、必要なTOPやSOPの作成、タイムラインにより変化する作品を仕上げる 事前学習
[1h]TOP、SOPを復習しておく
事後学習
[3h] 作品を完成し、提出する
9回
【Touch designer の関数】
CHOPと言われる数式や関数を使った数式処理について学習する 音のフーリエ変換について学習する 事前学習
[1h]オブジェクト指向プログラミングについて調べておく
事後学習
[3h] 講義中のプログラムを改良してみる
10回
【Tach designer(4)音に反応するグラフィックス】
音に応じて反応するグラフィックスを作成する 事前学習
[1h]TOP、SOP、CHOPを復習しておく
事後学習
[3h] 作品を完成し、提出する
11回
【Tach designer(5)パーティクルなど表現】
パーティクルなどの様々なグラフィック表現を学びオーディオビジュアルなコンテンツの作成を学ぶ 事前学習
[1h] SOPについて復習しておく
事後学習
[3h] 講義中のプログラムを改良してみる
12回
【Tach designer の応用プログラム】
他のデバイスとの接続やDATの利用など様々なプログラミングについて学習する 事前学習
[1h] TOP、SOP、CHOPを復習しておく
事後学習
[3h] 講義中のプログラムを改良してみる
13回
【リレクションと課題作成】
これまで学習した内容を用いたグラフィックス作品を設計し、絵コンテを作成する 事前学習
[1h] TOP、SOP、CHOPを復習しておく
事後学習
[3h] 課題作成のコンセプト、使用する技術をまとめる
14回
【演習:課題制作(1) Touch designer】
Touch designer を用いて作品を制作する 事前学習
[1h] TOP、SOP、CHOPを復習しておく
事後学習
[3h] 課題を制作し、レポートを仕上げる
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
課題(作品)提出により評価する。評価配分は以下の通り。
○Touch designer 授業課題:40% ○Touch designer 最終作品:50% 〇最終作品レポート:10% 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
ポータルでの提出後、そこにコメントとして返却します
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業時に適宜プリントを配布する
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参考文献・推薦図書
(1) 松山周平ほか,"Visual Thinking with TouchDesigner プロが選ぶリアルタイムレンダリング&プロトタイピングの極意[改訂第2版]", ビー・エヌ・エヌ
(2) 川村 健一ほか,"ビジュアルクリエイターのためのTOUCHDESIGNERバイブル: 映像と音楽を駆使したビジュアルアートの創り方をトップクリエイターの作例から解説", 誠文堂新光社 研究室
オフィスアワー
【学生の皆さんへの連絡】
・履修者全体への連絡はポータルで行う。 ・教員から学生個別の連絡が必要な場合は、JIU メールを利用する。 【学生の皆さんからの連絡、質問など】 ・メール( a000889@jiu.ac.jp) に送ってください。 ・急用の場合の電話連絡先は、最初の講義のときに伝える。 科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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