教員名 : 吉永 綾子
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授業科目名
音楽表現基礎演習B
学年
1年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
吉永 綾子
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
紀尾井町キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
片手ずつの指のトレーニングから簡単なコード伴奏まで、キーボード演奏に必要な基礎能力を身につける。
授業説明ビデオ:「サウンド表現Ⅰ」 パスワード: Media2022 録画のリンク: https://jiu.webex.com/jiu/ldr.php?RCID=52fe78108822eb2dbcac3a6d64973e2d 授業の概要
これまでにキーボードに触れたことがない未経験の学生を対象に、キーボードの基本的な演奏や弾き歌い、DTMでの作曲に必要な技術を学んでいく。個々の演奏技術の向上のため、毎週の課題を提出し修得することを前提とし、音感およびリズム感を身につけるトレーニングを行う中で、音楽的感性を育てると共に、批評能力を身につける。
授業計画
1回
*指のトレーニングは毎回行う。
指のトレーニング(1)指の独立、片手ずつ弾く 到達目標:指番号(両手)とメトロノームを使った練習方法を学ぶ。 事前学習
授業説明ビデオの視聴とシラバス内容確認を済ませておく。授業資料を見て、調号と鍵盤の位置関係を耳で理解し、指の独立トレーニングを行う。
事後学習
練習資料を見て、すべての指を独立させるトレーニングを行う。
2回
指のトレーニング(2)両手で弾く、コード演奏
到達目標:指番号を使って両手で弾く。コード演奏を行う際の注意点を学ぶ。 事前学習
指番号に気をつけながら、課題曲1のメロディを止まらずに最後まで弾けるようにする。コードの構成音を確認し、インヴァージョンも練習する。
事後学習
メロディと異なるリズムのトレーニング、様々なコードを押さえる練習をする。
3回
指のトレーニング(3)インヴァージョン含むトライアドとセブンスコードを押さえる
到達目標:テンポキープをしながらメロディを演奏する。トライアドとセブンスコードの構成を復習し、ルート弾き、白玉とアルペジオ奏法について学ぶ。 事前学習
指番号に気をつけながら、課題曲1のメロディを止まらずに最後まで弾けるようにする。課題曲1のコードをインヴァージョンでも弾けるよう練習する。
事後学習
メロディと異なるリズムのトレーニング、課題曲1のメロディとコード伴奏(インヴァージョン含む)を、片手ずつ止まらずに最後まで弾けるようにする。
4回
指のトレーニング(4)独奏または共演
到達目標:テンポキープをしながら二人組でメロディと伴奏に担当を分けて演奏。 事前学習
課題曲1のメロディとコード伴奏(インヴァージョン含む)を、テンポを落として両手で止まらずに最後まで弾けるようにする。
事後学習
メロディと異なるリズム、5音階スケールトレーニングを行う。
5回
グループ実習(1)課題曲2の譜読み
到達目標:運指に注意しながら譜読みを行う。テンポキープをしながら左右の手で異なるリズムトレーニングを行う。 事前学習
課題曲1の復習、課題曲2の音符を見て鍵盤の位置を確認する。
事後学習
メロディと異なるリズムを同時に演奏する、5音階スケール、様々なコードを押さえるトレーニングを行う。
6回
グループ実習(2)課題曲2の演奏解釈
到達目標:メロディに合った強弱を考えて演奏する。コードは白玉とアルペジオで演奏する。 事前学習
課題曲2の演奏を、片手または両手で止まらずに最後まで弾けるようにする。
事後学習
メロディと異なるリズムのトレーニング、5音階スケール様々なコードを押さえるトレーニングを行う。課題曲2の強弱を含んだ練習。
7回目
グループ実習(3)課題曲2の独奏または共演
到達目標:全員の前で発表を行う。なお、両手演奏が難しい場合は、二人組での演奏も可能とする。その場合はメロディとコードを分担すること。 事前学習
課題曲2の演奏を、片手または両手で止まらずに最後まで弾けるようにする。
事後学習
メロディと異なるリズムのトレーニング、5音階スケール、様々なコードを押さえるトレーニングを行う。
8回
グループ実習(4)発表とフィードバック
到達目標:鑑賞のための評価基準を学び、各グループで課題曲2を発表し、相互フィードバックを行う。 事前学習
グループで考えた課題曲2の演奏内容の練習。
事後学習
メロディと異なるリズムのトレーニング、5音階スケール、様々なコードを押さえる練習。
9回
パフォーマンス指導(1)アンケートで事前に募った課題曲3の選曲(歌唱または共演も可)
到達目標:期末試験での演奏曲の情報を把握する(各セクションのサイズ把握、メロディとコードの確認)。 事前学習
課題曲3の譜読みを行い、演奏形式(弾き語り、共演)を考えておく。
事後学習
メロディと異なるリズムのトレーニング、スケール、様々なコードを押さえる練習、課題曲3の譜読み。
10回
パフォーマンス指導(2)課題曲3の譜読み
到達目標:運指やコード展開だけでなく、楽曲の音色やビートなど、メロディ以外の音も含めた演奏を考える 事前学習
課題曲3のメロディとコードを止まらず演奏できるように練習しておく。
事後学習
課題曲3のビートと音色を変えて、止まらずに最後まで弾けるようにする。スケール、様々なコードを押さえる練習
11回
パフォーマンス指導(3)課題曲3のメロディの音色、ビートの変更
到達目標:音色の変更とコード演奏のリズムパターンの種類を知り、実際に変えて演奏することによって得られる効果を体感する。 事前学習
ビート、コードのリズムパターン、フィルの場所や強弱など、課題曲3の演奏プランを立てる。
事後学習
2種類同時のリズムトレーニング、スケール、メロディと異なるリズムで様々なコードを押さえるトレーニングを行う。
12回
パフォーマンス指導(4)イメージに合わせた音楽作り
到達目標:課題曲3のメロディやコードから連想される情景や感情を、リズムや音色で表現する。 事前学習
課題曲3のメロディの音色、伴奏のビート変更の復習を行う。
事後学習
授業内で学んだ内容を演奏に反映させる。スケール、メロディと異なるリズムのトレーニング、様々なコードを押さえる練習
13回
パフォーマンス指導(5)発表とフィードバック
到達目標:各グループで課題曲3を発表、相互フィードバックを行う。 事前学習
演奏作品のアレンジや使いたい楽器の種類を考えて、発表に備えて、テンポキープで演奏できるよう練習しておく。
事後学習
改善点があれば練習して習得する。
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
授業内で実習を行い、発表の機会を設ける。また、評価配分は以下の通りとする。
主体性 30% 課題の提出(期限厳守)30% 試験(発表)40% 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
課題提出後、授業内での解説、またはフィードバックをJIU PortalあるいはJIUメールで行う。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
適宜プリントをデータで配布する
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参考文献・推薦図書
『いちばんやさしいピアノ・コード入門』自由現代社編集部(自由現代社 / 2019 / 1,430円)
研究室
紀尾井町キャンパス4号棟4階
オフィスアワー
金曜昼休み(12:45-13:25)
※事前にJIUメールで予約 【履修者への連絡及び教員への連絡方法について】 ・履修者全体への連絡はJIU Portalで行う。 ・教員から学生の皆さんへ個別の連絡が必要な場合は、JIUメールを利用する。 ・教員への連絡について、全員で共有したい内容の場合はJIU Portalを利用し、個人的な内容を含む場合はJIU メールを利用すること。(メールアドレスは授業時に伝達する) 科目ナンバリング
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