教員名 : 大浦 克寿
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授業科目名
サウンドデザインII
学年
2年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
大浦 克寿
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
紀尾井町キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
ProToolsの基本原理を理解しながら、HD環境の高度なセットアップから大規模セッションの最終ミックスダウンまで学習する。
デジタルオーディオの知識をさらに深め音楽や映像の録音からソフトウェア・インストロメントのMIDIシーケンシング、楽譜作成などProToolsのスキルを身につけ、サウンドデザイン作品を制作する。 授業の概要
ProToolsシステムを詳細に理解し、インターフェースやコントロールサーフェスの基礎知識、セッションの設定、プラグイン、バーチャルインストロメント、編集、ピッチ/リズム修など高度な技術、録音セッションの管理とMIDI作曲、最終段階である作品のミックスダウンに必要な技術と知識の修得を目指します。
❇︎履修における注意事項 『サウンドデザインI』履修済 授業時は毎回MacBookを持参してください。 ProTools Studio参考価格(アカデミック版)❇︎2023年3月現在 1年毎のサブスクリプション¥11,700- 1ヶ月毎のサブスクリプション¥1,200- 授業計画
1回
オリエンテーション、ProToolsトレーニング
スタジオとセッション構成 到達目標:ハードウェアの設定、セッション設定の理解を深める 事前学習
2h:メディア概論D、基礎実習C、サウンドデザインⅠの復習
事後学習
2h:AVID社や他のDAWシステムの最新情報を学習する
2回
セッションデータとメディアファイルの管理
到達目標:データの検索、インポートやエクスポートの方法がわかる 事前学習
2h: アーカイブドライブ、ワークスペースブラウザーのHD設定
事後学習
2h: HD速度とデジタル録音/編集、RAMの影響
3回
MIDIとオーディオのループ録音
到達目標:ループ録音でテイクが行える 事前学習
2h:ループ録音と再生のルール、キーストロークの復習
事後学習
2h:外部MIDIコントローラーの設定を調べる
4回
バーチュアルインストゥルメント
到達目標:Falcon、Xpand、Kontaktの設定が行える 事前学習
2h:MIDI環境の確認とインストールされている音源の確認
事後学習
2h:MIDIオプションとダイナミックス、表現方法を復習する
5回
ピッチ修正 エラスティックオーディオ
到達目標:ピッチ修正が行える 事前学習
2h:リアルタイムとレンダリングの違い
事後学習
2h:ピッチ修正をどの状況で使用するべきか
6回
エラスティックオーディオとダイアログ編集
到達目標:Melodyneを使用してピッチとリズム修正が行える 事前学習
2h:サウンドデザイン的なピッチ修正を行ったキャラクターの例
事後学習
2h:応急処置と再録音
7回目
オーディオ編集とファイル管理テクニック
到達目標:編集ツールと修飾キーを使用してクリップの移動、コピー、ペースト、調整が行える 事前学習
2h:クリップの移動、編集モードとツールの復習
事後学習
2h:マウスなしで全て行う方法を考える
8回
オートメーション
到達目標:オートメーションのタイプを理解し、各機能をオートメートできる 事前学習
2h:コントローラーとマウスを使用したオートメーションの違いについて調べる
事後学習
2h:オートメーションマーカーの編集の復習
9回
エフェクト
到達目標:エフェクトタイプを理解し細かい設定が行える 事前学習
2h:エフェクト類、タイムベースとダイナミクスエフェクトのタイプを復習
事後学習
2h:リバーブと空間の作成について調べる
10回
トラックグループ、クリップグループ
到達目標:セッション内のトラックの役割を配慮し、グループ作成が行える 事前学習
2h:縦軸、横軸のグループはどのような編集に使えるか
事後学習
2h:グループ作成と編集機能を復習する
11回
ミックス
到達目標:セッションのプリミックスで修正が行える ミックス、トラック、グループ、エフェクトオートメーションが行える 事前学習
2h:SN比、クリップゲインの復習
事後学習
2h:グループフェーダー、VCAマスターの違い
12回
MIDI 実習
到達目標:MIDIでリアルタイム録音、編集、アレンジが行える 事前学習
2h: Xpand,Structure Free, Vacuumの音源やプリセットの確認
事後学習
2h:MIDI音源のトラックフリーズ機能について調べる
13回
ティックベース/タイムベース実験
到達目標:各ベースでリズム修正を行い違いを理解する 事前学習
2h:トラックのエラスティックオーディオによってサンプルベースをティックに扱うメリット
事後学習
2h:ピッチ修正はどの頻度で不自然になるか調べる
14回
エラスティックオーディオでピッチ修正(モノフォニック、ポリフォニック、リズミック)
到達目標:ボーカルトラックのピッチ修正が行える 事前学習
2h:リズム修正にエラスティックオーディオは必要か調べる
事後学習
2h:ピッチ修正プラグインでボーカルの修正した場合との比較
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
評価配分は以下の通りとする
授業への取り組み:40% 授業中に実施する課題:30% 成果(作品):30% 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
次回以降授業内で解説
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業時に適宜プリントを配布する
参考文献・推薦図書
『映像サウンドデザインの基本』:https://amzn.asia/d/bRSHi7K
『サウンドデザイン入門』:https://amzn.asia/d/iycbt4J 『 Pro Tools 110 ProTools Fundamentals 12.8 』Avid Technology 研究室
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