教員名 : 渡邊 拓
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授業科目名
日本文化特別講義(文学と社会)
学年
1年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
渡邊 拓
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
日本の近代文学を題材にしつつ、社会と文学のかかわりについて考察する。文学を伝えるメディアについての分析を手がかりに、社会的に流通する観念、あるいは人間の感性とメディアとの関係、また、メディアの形態と文学作品との関係について考え、社会・メディア・文学がどのようにつながりを持ちつつ人間の観念を形成しているかを分析する。
授業紹介動画:https://youtu.be/8SrSQyeitBQ 授業の概要
まず、メディアが人間の観念・感性とどのような関係にあるかについて考える。そしてメディアと文学作品の関係、メディアと社会通念との関係について考察した後に、具体的な現象として日本の近代文学に現れたメディア及び社会とのかかわりについて、個々の作品を読み解きながら考察する。
授業計画
1回
第1回. オリエンテーション
講義内容、単位取得について説明する。 到達目標:授業内容、単位取得について理解する。 事前学習
[事前学習:2h] 文学と社会との関係について考察し、まとめる。
事後学習
[事後学習:2h] 講義概要の説明をもとに、どんな学習が必要か、よむべき文献は何か、まとめる。
2回
第2回. 文学と社会
文学と社会との関係について考察する。 到達目標:文学作品に働く諸力について理解する。 事前学習
[事前学習:2h] 文学と社会との関係について、具体的な例をもとに考察し、まとめる。
事後学習
[事後学習:2h] 講義で学習した内容についてノートを復習し、自分なりの考察・疑問点をまとめる。
3回
第3回. 近代と前近代:
近代と前近代の人間観の違いについて考察する。 到達目標:人間の感性の変化について理解する。 事前学習
[事前学習:2h] 近代と前近代の際として何がありうるか考察し、まとめる。
事後学習
[事後学習:2h] 講義で学習した内容についてノートを復習し、自分なりの考察・疑問点をまとめる。
4回
第4回. アイデンティティの変化
人間のアイデンティティについての考え方に変化があった可能性について考察する。 到達目標:人間の感性の変化について理解する。 事前学習
[事前学習:2h] アイデンティティとは何か、関連して考え得ることを調査してまとめる。
事後学習
[事後学習:2h] 講義で学習した内容についてノートを復習し、自分なりの考察・疑問点をまとめる。
5回
第5回. 道具の変化(家屋)
人間の感性の変化とのかかわりが考えられる道具について考察する。 到達目標:人間の感性の変化について理解する。 事前学習
[事前学習:2h] 道具と人間のかかわりについて、関連して考え得ることを調査してまとめる。
事後学習
[事後学習:2h] 講義で学習した内容についてノートを復習し、自分なりの考察・疑問点をまとめる。
6回
第6回. 道具の変化(衣服)
人間の感性の変化とのかかわりが考えられる道具について考察する。 到達目標:人間の感性の変化について理解する。 事前学習
[事前学習:2h] 道具と人間のかかわりについて、関連して考え得ることを調査してまとめる。
事後学習
[事後学習:2h] 講義で学習した内容についてノートを復習し、自分なりの考察・疑問点をまとめる。
7回目
第7回. 道具の変化(写真)
人間の感性の変化とのかかわりが考えられる道具について考察する。 到達目標:人間の感性の変化について理解する。 事前学習
[事前学習:2h] 道具と人間のかかわりについて、関連して考え得ることを調査してまとめる。
事後学習
[事後学習:2h] 講義で学習した内容についてノートを復習し、自分なりの考察・疑問点をまとめる。
8回
第8回. 人間の感性と小説
感性の変化と小説について、二葉亭四迷『浮雲』から考える。 到達目標:小説の文体と人間の感性の関係について理解する。 事前学習
[事前学習:2h] 前近代から近代への小説の変化として何があったか調査し、まとめる。
事後学習
[事後学習:2h] 講義で学習した内容についてノートを復習し、自分なりの考察・疑問点をまとめる。
9回
第9回. 言文一致体
言文一致体の発生について概観する。 到達目標:言文一致体について理解する。 事前学習
[事前学習:2h] 言文一致体とは何か調査し、まとめる。
事後学習
[事後学習:2h] 講義で学習した内容についてノートを復習し、自分なりの考察・疑問点をまとめる。
10回
第10回. 小説の表現構造
『浮雲』に見られる表現構造上の特徴について考える。 到達目標:『浮雲』の表現の特徴について理解する。 事前学習
[事前学習:2h] 『浮雲』を読む。
事後学習
[事後学習:2h] 講義で学習した内容についてノートを復習し、自分なりの考察・疑問点をまとめる。
11回
第11回.明治の文語小説
『不如帰』を読み、言文一致体小説との差異を考察する。 到達目標:『不如帰』の文語小説としての特徴を理解する。 事前学習
[事前学習:2h] 『不如帰』を読む。
事後学習
[事後学習:2h] 講義で学習した内容についてノートを復習し、自分なりの考察・疑問点をまとめる。
12回
第12回. 近代小説と前近代の物語
近代小説の特徴を、前近代の物語の細から概説する。 到達目標:近代小説の特徴を理解する。 事前学習
[事前学習:2h] 近代小説の特徴として何が考えられるか、まとめる。
事後学習
[事後学習:2h] 講義で学習した内容についてノートを復習し、自分なりの考察・疑問点をまとめる。
13回
第13回.メディアの状況の変化
メディアの状況の変化と小説の変化について概説する。 到達目標:メディアの重要性について理解する。 事前学習
[事前学習:2h] 小説とメディアの関係として考えられることをまとめる。
事後学習
[事後学習:2h] 講義で学習した内容についてノートを復習し、自分なりの考察・疑問点をまとめる。
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
毎回の課題と期末レポートによって評価する。評価の配分は以下の通りとする。
○毎回の課題:50% ○期末レポート:50% 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
提出物については随時授業内で解説する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業時に適宜資料を配布する
参考文献・推薦図書
『日本近代文学の起源』/柄谷行人/講談社文芸文庫/978-4062900416
『表象空間の近代』/李孝徳/新曜社/978-4788505469 『電子メディア論』/大澤真幸/新曜社/978-4788505216 『映画の論理』/加藤幹郎/みすず書房/978-4622071297 『逝きし世の面影』/渡辺京二/平凡社ライブラリー/978-4582765526 研究室
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