シラバス情報

授業科目名
福祉社会演習
学年
1年
単位数
6.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
広瀬 美和
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
心理学や保育・幼児教育学の手法を用いて、自身で設定したテーマについて調査研究を行い、研究論文を完成させる。社会に向け意義のある提案ができるなど、福祉・教育現場で研究した成果を還元できる研究を目指してほしい。他のメンバーの研究テーマについても建設的な意見交換ができるようになることを期待する。

授業の概要
本演習では、保育所や幼稚園または認定子ども園などでの保育・教育、あるいは家庭や地域での子育てなど、特に子どもにかかわる現場で起こっている様々な問題に対し、自分なりの解決策を提案するべく調査研究を行い論文として完成させることを目指して議論を進めていくことを主な内容とする。 演習の過程では、乳幼児や乳幼児にかかわる人々の発達についての知見を自ら学び情報収集しながら、自身の研究計画を複数回検討し修正しながら研究を進めていくこと。

授業計画
1回
研究とは 研究論文とは(オリエンテーション)
事前学習
自身の研究テーマを構想する(0.5h)
事後学習
自身の研究テーマを構想する(0.5h)

2回
研究テーマの設定について議論する
事前学習
自身の研究テーマについて構想し、資料にまとめる(0.5h)
事後学習
議論したことを整理しまとめる(0.5h)

3回
子どもの研究方法(観察法)〈観察法の概略が理解でき、適したテーマと対照できる〉
事前学習
観察法に関する資料に目を通す(0.5h)
事後学習
観察法の留意点についてメモをまとめる(0.5h)

4回
子どもの研究方法(面接法)〈面接法の概略が理解でき、適したテーマと対照できる〉
事前学習
面接法に関する資料に目を通す(0.5h)
事後学習
面接法の留意点についてまとめる(0.5h)

5回
子どもの研究方法(質問紙法)〈質問紙法の概略が理解でき、適したテーマと対照できる〉

事前学習
質問紙法に関する資料に目を通す(0.5h)
事後学習
質問紙法の留意点についてまとめる(0.5h)

6回
子どもの研究方法(実験法)〈実験法の概略が理解でき、適したテーマと対照できる〉
事前学習
実験法に関する資料に目を通す(0.5h)
事後学習
実験法の留意点についてまとめる(0.5h)

7回目
自身のテーマについて報告し議論する
事前学習
自身のテーマに関する先行研究を収集し整理する(0.5h)
事後学習
議論したことをまとめ、研究計画を構想する(0.5h)

8回
研究テーマの設定:自身の研究の構想中間発表
事前学習
前回の議論をまとめ発表資料を作成する(0.5h)
事後学習
発表会での指摘事項を整理する(0.5h)

9回
研究計画調査計画の立案
事前学習

指摘事項を整理して研究計画の原案を立案する(0.5h)

事後学習
調査方法を再考する(0.5h)

10回
先行研究調査
事前学習
先行研究の情報を追加収集する(0.5h)
事後学習
先行研究をまとめる(0.5h)

11回
予備調査の計画を検討する
事前学習
予備調査の計画を立てる(0.5h)


事後学習
予備調査の計画を立案する(0.5h)

12回
研究倫理について議論する
事前学習
予備調査準備:研究倫理について検討する(0.5h)
事後学習
研究倫理について議論したことを整理する(0.5h)

13回
研究倫理申請を行う
事前学習
研究倫理申請の準備をする(0.5h)

事後学習
研究計画を整理修正する(0.5h)

14回
本調査準備:調査協力者への依頼等、調査の遂行に問題がないか議論し検討する


事前学習
質問紙の作成または実験・観察用具の整備、調査協力者への依頼等を行う(0.5h)
事後学習
本調査を進める(0.5h)

15回
本調査の進行(データの収集)に問題がないかを確認する
事前学習
本調査を進める(0.5h)
事後学習
本調査データ整理を始める(0.5h)

16回
調査結果のまとめ−結果の可視化〈分析結果をグラフ化,文章化など、内容に適した形で可視化し提示ができる〉
事前学習
調査結果のまとめ方について調べておく(0.5h)
事後学習
議論を踏まえ、データの分析の方向を修正する(0.5h)

17回
研究の途中経過について研究会で発表し議論する
事前学習
中間発表の準備を進める(0.5h)
事後学習
研究の途中経過を整理する(0.5h)

18回
研究発表の準備 -分析結果に対する考察〈分析結果をもとに考察できる〉
事前学習
分析結果の読み取り方を理解しておく(0.5h)
事後学習
自己のデータ分析の結果を考察にまとめる(0.5h)

19回
執筆計画を検討する〈自己の研究を論文にまとめることができる〉
事前学習
論文執筆の計画を立てる。論文の形式を調べておく(0.5h)
事後学習
適切な形式で論文執筆を進める(0.5h)

20回
論文作成の方法 -先行研究のまとめ方〈先行研究を適切な方法でまとめ、表現することが出来る〉
事前学習
自身のテーマにかかわる先行研究について情報収集する(0.5h)
事後学習
議論した内容のポイントを整理し、まとめておく(0.5h)

21回
データ分析から得られた成果に基づき論文の主張や構成についての再検討ができる。


事前学習
分析の途中経過を報告できるように資料を準備しておく(0.5h)
事後学習
授業で扱った分析内容のポイントを整理し、まとめておく(0.5h)

22回
研究発表会
事前学習
研究発表会の資料を準備する(研究の構成を可視化する)
事後学習
発表会での指摘事項をまとめる

23回目
論文の構成を再検討する〈自分の研究の構成と調査成果を比較し足りない部分を抽出することができる〉
事前学習
論文の構成を再検討する
事後学習
議論を踏まえ、論文の構成を検討し修正する(0.5h)

24回
付属部分を議論し、補充調査の計画立案を行う〈研究の進行状況や分析の積雪差を客観的にとらえ補充調査の計画(方法、対象、時期)が立案でき。〉
事前学習
議論を踏まえ、論文の構成を検討し修正する(0.5h)
事後学習
議論の内容を整理し、補充調査計画に反映させる(0.5h)

25回
補充調査成果のデータ化〈補充調査の成果を内容に適した形で可視化し提示ができる〉
事前学習
補充の調査を実施し、経過を報告する準備をする(0.5h)
事後学習
議論した内容のポイントを整理し、まとめておく(0.5h)

26回
論文の内容、執筆状況のチェック〈修士論文の初稿を執筆し、状況を適切に捉えることができる〉
事前学習
論文執筆を進める(0.5h)
事後学習
論文の執筆、修正を進める(0.5h)

27回目
結果・考察部分の検討〈データ提示部分、考察部分、序論、参考文献について整合性が取れているか検討することができる〉
事前学習
論文の執筆、修正を進める(0.5h)
事後学習
議論をもとに論文を修正する(0.5h)

28回目
論文第1稿提出:担当教員によるチェック〈担当教員による指導を受け、必要に応じ修正を行うことができる〉
事前学習
論文の執筆を進める
事後学習
指摘事項を踏まえ、論文を修正する(0.5h)

29回目
完成に向けて修正を進める(指摘事項を理解し適切な論文の執筆、修正ができる〉
事前学習
指導内容を踏まえ論文を修正する(0.5h)
事後学習
指摘事項を踏まえ、論文を修正する(0.5h)

30回目
論文修正、完成に向けての指導〈全体の要旨をまとめることができる〉
事前学習
全体の構成を確認し、報告の準備をする(0.5h)
事後学習
指摘事項を踏まえ、論文を修正する(0.5h)

31回目
研究発表会
事前学習
研究発表会準備
事後学習
発表会での指摘を受けて論文の修正点をまとめる

32回目
完成に向けての指導:調査協力者の権利擁護、研究倫理等の確認〈研究の進め方、発表の仕方に問題がないか再度確認し適切な対応が取れる〉
事前学習
修正作業の進捗状況について報告ができるよう準備する(0.5h)
事後学習
指摘事項を踏まえ、論文を修正する(0.5h)

33回目
修士論文提出〈担当教員による指導を受け、必要に応じ修正を行うことができる〉
事前学習
論文を完成させ、提出できるよう体裁を整える(0.5h)
事後学習
授業での指摘事項を踏まえ、論文を修正する

34回目
口頭試問リハーサル
事前学習
口頭試問の準備
事後学習
口頭試問資料の修正等

35回目
口頭試問
事前学習
口頭試問準備
事後学習
口頭試問を受けての修正

36回目
調査報告先への報告
事前学習
調査協力先への報告準備
事後学習
研究のまとめ

37回目
修士論文 総括〈自身の研究を要約する〉
事前学習
自身の研究を振り返り資料にまとめる(0.5h)
事後学習
要約資料にまとめる(0.5h)

38回目
発表内容を検討する
事前学習
修士論文の内容を学会・研究会で発表できる形にまとめる(0.5h)
事後学習
議論の内容を整理する

39回目
研究発表する
事前学習
議論を受けて発表資料を修正する
事後学習
発表での議論を整理する

40回目
事前学習
事後学習

41回目
事前学習
事後学習

42回目
事前学習
事後学習

43回目
事前学習
事後学習

44回目
事前学習
事後学習

45回目
事前学習
事後学習

46回目
事前学習
事後学習

47回目
事前学習
事後学習

48回目
事前学習
事後学習

49回目
事前学習
事後学習

50回目
事前学習
事後学習

51回目
事前学習
事後学習

52回目
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
演習への参加態度40%、修士論文60%で評価する。
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