Syllabus data

授業科目名
Marketing Research
学年
1Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
Have work experience
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Yamazaki Tadashi
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
マーケティングは企業経営において非常に重要な領域である。マーケティングの意思決定を行うに当たり、様々なデータを使用して客観的かつ根拠のあるプロセスが求められる。これらのデータの入手から分析までの一連がマーケティングリサーチの対象領域となる。マーケティングのプロセスにおいて、多様なマーケティングリサーチの手法の中から、適切かつ実行可能な手法を選択し、データの入手を行い、分析を行うことで、意思決定が可能になる。近年のマーケティングはデジタルマーケティングの台頭により、多彩なデータの入手が可能となった。これらのデータを駆使した分析も近年のマーケティングリサーチでは欠かせない。マーケティングリサーチは単なるデータの収集と分析ではなく、市場の動向や新たなニーズを見極めるための創造力が求められる領域でもある。また、分析においても様々なアイディアを用いることにより、新たな発見や効果的なプレゼンテーションが実現できるクリエイティビティの高い領域でもある。本講義では、近代的なマーケティングリサーチの基礎を学ぶ事がテーマである。本講義で得た知識で、今後の研究や実務において、適切なリサーチ方法を選択し使用できる知識とスキルを身に着けることを到達目標とする。

【担当教員の実務経験を活かしてどのような教育を行うか】
本講義の担当教員は以下のようなマーケティングリサーチの実務経験を有している。
実務経験1)二次データを取りまとめた市場環境の整理
実務経験2)一次データとして、独自リサーチの調査票設計、調査実施、分析などの一連の実務
実務経験3)商品開発に係る商品コンセプト開発、コンセプト調査設計、調査実施と分析

以上の実務経験を本講義にも活かしながら、実践的なスキルを習得することを特徴とする。
1)マーケティングリサーチを特定の時点で捉えるのではなく、市場環境の概要掌握から商品企画開発までの一連のプロセスを理解した上で、状況に応じた的確なリサーチ手法について体系的な知識を習得する(実務経験1,2,3)
2)各マーケティングプロセスにおいて、意思決定に必要かつ十分なデータについて、信頼性の高い公開データなどを実際に入手する方法を習得し、実際に講義内で使用する(実務経験1)
3)一次データについては、実務上の意思決定を想定した上で商品コンセプトの調査設計を行い、設問への回答や集計分析の流れを体験することで、調査設計の視点を養う(実務経験2、3)
4)調査分析したデータは、実社会における意思決定の場を想定し、必要となる要素を、簡潔かつ理解しやすい資料に取りまとめ、実践的なプレゼンテーションするスキルを身に着ける(実務経験1,2,3)
授業の概要
マーケティングリサーチには、様々な目的と手法があり、本講義では代表的な手法について体系的に学ぶ。理解を深めるために、新商品の開発から市場導入、プロモーション展開などのマーケティングの一連のプロセスを意識しながら、必要となるマーケティングリサーチについて学んでゆく。例えば、市場環境を調査するための既存データ(二次データ)の入手方法や分析手法、商品開発における生活者に向けた独自のアンケート調査など(一次データ)の、調査計画や実施方法、分析方法などを学ぶ。マーケティングリサーチの知識を得るだけでなく、今後の研究や実務で使用できるスキルとなるよう、講義内や課題では、実際にエクセルを使用した分析などを行うことも予定している。そのため、講義では必須ではないがパソコンの持参を推奨する場合がある。講義資料やデータなどは、適宜、JIUポータルから配布する。

【マーケティングリサーチ_シラバス紹介ビデオ_担当教員_山﨑督】
https://jiu.webex.com/jiu/ldr.php?RCID=91183be021f89427bc12cb6ebdc60ef3
パスワード: UvCtNmT3

授業計画
1回
マーケティングリサーチの定義と目的
到達目標:目的に沿ったマーケティングリサーチの種類など基本的な要素を学び、概要を理解する。
事前学習
シラバスを確認し、学ぶべき領域について確認しておく(2時間)
事後学習
配布された講義資料に目を通しておく(2時間)

2回
マーケティング調査計画
到達目標:マーケティング戦略立案に伴うリサーチ計画について学び、概要を理解する。
事前学習
配布した講義資料の該当領域を予習し疑問点などを整理しておくこと(2時間)
事後学習
講義で不明な点は、とりまとめておくこと(2時間)

3回
市場環境調査(1)二次データへのアクセス
到達目標:既存データ(二次データ)を活用したリサーチ方法と既存データへのアクセスについて理解する。
事前学習
配布した講義資料の該当領域を予習し疑問点などを整理しておくこと(2時間)
事後学習
講義で不明な点は、とりまとめておくこと(2時間)

4回
市場環境調査(2)一次データ
到達目標:既存データや店頭視察などを中心にマーケットシェアや個別企業動向をリサーチする方法を学ぶ、内容を理解する。
事前学習
配布した講義資料の該当領域を予習し疑問点などを整理しておくこと(2時間)
事後学習
講義で不明な点は、とりまとめておくこと(2時間)

5回
一次データ(1)量的データ
到達目標:アンケート調査などの独自調査(一次データ)について、量的データの分析視点から、調査票作成の留意点や分析方法などを学び、内容を理解する。
事前学習
配布した講義資料の該当領域を予習し疑問点などを整理しておくこと(2時間)
事後学習
講義で不明な点は、とりまとめておくこと(2時間)

6回
一次データ(1)質的データ
到達目標:インタビュー調査などの独自調査(一次データ)について質的データの視点から、インタビューの進め方や分析方法などについて学び、内容を理解する。
事前学習
配布した講義資料の該当領域を予習し疑問点などを整理しておくこと(2時間)
事後学習
講義で不明な点は、とりまとめておくこと(2時間)

7回目
商品開発について
到達目標:商品コンセプトテストやパッケージデザイン、価格調査など、商品開発に必要なリサーチの方法を学び、内容を理解する。
事前学習
配布した講義資料の該当領域を予習し疑問点などを整理しておくこと(2時間)
事後学習
講義で不明な点は、とりまとめておくこと(2時間)

8回
消費者行動分析
到達目標:カスタマージャーニーなど消費者行動モデル上のリサーチと評価指標について学び、内容を理解する。
事前学習
配布した講義資料の該当領域を予習し疑問点などを整理しておくこと(2時間)
事後学習
講義で不明な点は、とりまとめておくこと(2時間)

9回
プロモーションの効果測定
到達目標:広告評価についてTVなどのトラディショナルメディアやデジタルメディアについて、データの入手方法を分析方法を学び、内容を理解する。
事前学習
配布した講義資料の該当領域を予習し疑問点などを整理しておくこと(2時間)
事後学習
講義で不明な点は、とりまとめておくこと(2時間)

10回
リサーチの分析方法(1)記述統計
到達目標:エクセルを使用した分析方法で、表作成やグラフ作成などの記述統計や、基本的な回帰分析について学び、内容を理解する。
事前学習
配布した講義資料の該当領域を予習し疑問点などを整理しておくこと(2時間)
事後学習
講義で不明な点は、とりまとめておくこと(2時間)

11回
リサーチの分析方法(2)テキストマイニングなど
到達目標:テキストマイニングやWEBサイト分析などの分析方法を学び、内容を理解する。
事前学習
配布した講義資料の該当領域を予習し疑問点などを整理しておくこと(2時間)
事後学習
講義で不明な点は、とりまとめておくこと(2時間)

12回
顧客満足度調査
到達目標:NPSやCSポートフォリオなどの分析を踏まえ、リサーチデータからの改善計画の策定について学び、内容を理解する。
事前学習
配布した講義資料の該当領域を予習し疑問点などを整理しておくこと(2時間)
事後学習
講義で不明な点は、とりまとめておくこと(2時間)

13回
リサーチの課題について
到達目標:期末レポートの提出課題についてレビューを行い、ここまで学んだマーケティングリサーチの知識と今後の課題について確認する。
事前学習
配布した講義資料の該当領域を予習し疑問点などを整理しておくこと(2時間)
事後学習
講義全体で得た知識から、各自の考え方や課題を整理しておくこと(2時間)

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
講義内での課題、小レポートなど:50%
期末レポート:50%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
課題やレポートの提出、またフィードバックは全てJIUポータルを通して行う。
質問も講義内、またはJIUポータルで回答する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
テキストは適宜適宜、JIUポータルから配布する
参考文献・推薦図書
参考文献、図書は適宜、講義内で紹介する。
研究室
東金キャンパス:F棟311号室
紀尾井町キャンパス:1号棟3F
オフィスアワー
東金キャンパス:木曜日3限
紀尾井町キャンパス:金曜日昼休み、土曜日昼休み
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
マーケティングリサーチのシラバス紹介ビデオは下記リンクからご視聴ください。

【マーケティングリサーチ_シラバス紹介ビデオ_担当教員_山﨑督】
https://jiu.webex.com/jiu/ldr.php?RCID=91183be021f89427bc12cb6ebdc60ef3
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