Teacher name : Someya Yoshiomi
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授業科目名
Seminar A
学年
3Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Someya Yoshiomi
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
テーマ 企業経営と会計・財務(新しい経営者像から見た会計・財務)
授業の到達目標は、公開会社の企業価値評価の基礎的な知識とスキルを修得する。まず公開会社の財務データ、特に財務諸表を読み解くことができる。そして、最終的にExcelを使って基本的な企業価値評価ができるようにする。ゼミナールでディスカッションを通じて、課題発見(気づき・考える)力と問題解決力を養う。 授業の概要
キッコーマン株式会社(以下、キッコーマン)及び株式会社マツモトキヨシグループ(以下、マツキヨ)の10年間の財務データから企業価値評価を行う。授業は毎回課題を提示し、グループ毎に課題を検討しスライド(PPT)で発表してもらう。なお、春第2クォータまでは、上記2社の企業の財務データなどを読み解く技法について学修する。秋第1クォータから第2クォータでは、上記2社のの企業価値を推定する理論や技法を学修し、グループ毎に企業価値を推定しもらう
授業計画
1回
1年間の授業スケジュール及びグループ分けとキッコーマン及びマツキヨの企業情報の入手
授業目標 第1次的な公開情報の入手方法ができる。 事前学習
事前学習2時間 配布資料を事前に読む。
事後学習
事後学習2時間 配布資料を使って公開情報の入手方法を復習する。
2回
キッコーマン及びマツキヨの10年間の公開情報の入手方法と財務情報の基礎的な観方
授業目標 10年間の公開情報の入手方法とデータの保存ができる。 事前学習
事前学習2時間 配布資料を熟読する。
事後学習
事後学習2時間 キッコーマン及びマツキヨの10年間の公開財務データを入手し保存する。
3回
財務諸表の基本的な読み方とExcelの活用の仕方
授業目標 Excelを活用した基礎的な財務データの分析の仕方が理解できる。 事前学習
事前学習2時間 配布資料を熟読すること。
事後学習
事後学習2時間 キッコーマン及びマツキヨの公開財務データで指定された箇所を熟読すること。
4回
連結貸借対照表と連結損益計算書の読み方。
授業目標 連結貸借対照表と連結損益計算書の財務データの意味を理解できる。 事前学習
事前学習2時間 連結貸借対照表と連結損益計算書の意義を調べておくこと。
事後学習
事後学習2時間 キッコーマン及びマツキヨで連結貸借対照表と連結損益計算書の読み方を確認すること。
5回
連結キャッシュフロー計算書の読み方
授業目標 貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書の意義とこれら財務表3表間の関係が理解できる。 事前学習
事前学習2時間 連結キャッシュフロー計算書の意義を調べておくこと。
事後学習
事後学習2時間 キッコーマン及びマツキヨで連結キャッシュフロー計算書の読み方を確認する。
6回
財務比率分析とセグメント情報
授業目標 修正デュポンシステムが理解できる。 事前学習
事前学習2時間 配布資料を熟読し、財務分析上の修正デュポシステムを調べておくこと。
事後学習
事後学習2時間 キッコーマン及びマツキヨで簡単な財務分析を10年間の財務データで行う。
7回目
キッコーマン及びマツキヨの財務諸表から読み取れる経営上の特徴 この回ではキッコーマン及びマツキヨの財務諸表から読み取れる経営上の特徴を簡単なスライドにまとめ発表してもらう。
到達目標 簡単な財務分析を通じて、キッコーマン及びマツキヨの経営上の特徴を読み取ることができる。 事前学習
事前学習2時間 グループごとに提示されたテーマに従って、キッコーマン及びマツキヨの財務諸表から経営上の特徴を調べる。
事後学習
事後学習2時間 第1回目レポート課題の提示。
8回
キッコーマン及びマツキヨの収益性の特徴
到達目標 収益性の分析が具体的かつ実際にできる。 事前学習
事前学習2時間 グループ毎にキッコーマン及びマツキヨの10年間の収益性分析を行い、スライドを準備する。
事後学習
事後学習2時間 キッコーマン及びマツキヨの収益性の特徴を理解する。
9回
キッコーマン及びマツキヨの効率性(資本の有効活用)の特徴
到達目標 効率性の分析が具体的かつ実際にできる。 事前学習
事前学習2時間 グループ毎にキッコーマン及びマツキヨの10年間の効率性分析を行い、スライドを準備する。
事後学習
事後学習2時間 キッコーマン及びマツキヨの効率性の特徴を理解する。
10回
キッコーマン及びマツキヨの安全性と成長性の特徴、なお、生産性の分析に関しても説明。
到達目標 安全性と成長性の分析が具体的かつ実際にできる。 事前学習
事前学習2時間 グループ毎にキッコーマン及びマツキヨの10年間の安全性と成長性分析を行い、スライドを準備する。
事後学習
事後学習2時間 キッコーマン及びマツキヨの安全性と成長性の特徴を理解する。簡単な生産性の分析を実施する。
11回
総合的な財務分析の仕方
到達目標 業界平均等の評価基準を設定し、総合的に企業の財務指標を分析できる。 事前学習
事前学習2時間 配布資料を熟読し、グループ毎にキッコーマン及びマツキヨの収益性・効率性・安全性・成長性・生産性の財務指標を総合的に評価し、スライドを作成し発表の準備をする。
事後学習
事後学習2時間 各財務指標を総合的に判断・評価し、キッコーマン及びマツキヨの財務業績及び財政状態等を総合的に評価する。
第2回レポート課題の提示 12回
ミニストップの歴史
到達目標 キッコーマン及びマツキヨの歴史を調べ、財務分析では理解できない経営上の特徴に気づく。 事前学習
事前学習2時間 配布された資料等からキッコーマン及びマツキヨの歴史を調べる。
事後学習
事後学習2時間 業種の異なる2企業の財務情報の比較を通じて、経営上の異同を理解する。
期末レポート課題の提示 13回
株主資本主義経営とステークホルダー資本主義経営の違い
到達目標 資本主義経済では、企業経営に大別して2つのスタイルがあることを理解する。 事前学習
事前学習2時間 株主資本主義とステークホルダー資本主義について調べ、理解する。
事後学習
事後学習2時間 夏季休業中の課題:各人が卒業論文として研究する株式会社を選定し、どのような会社か、選定した会社の沿革(簡単な歴史)を調べておくこと。
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
授業中の発表内容・レポート課題・期末レポート課題等を実施する。評価配分は以下の通りである。
期末レポート課題50% レポート課題30% 授業中の発表内容20% 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
提出課題等は、提出期日にJIU UNIVERSAL PASSORTRXで解説コメントを掲載する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
適宜プリント・資料を配布する。
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参考文献・推薦図書
『出世したけりゃ会計と財務は一緒に学べ』西山 茂著 光文社新書 2014年 760円+税 ISBN 978-4-334-03782-6
『「儲かる会社の財務諸表 48の実例で身につく経営力・会計力」』山根 節著 光文社新書 2015年 860円+税 ISBN 978-4-334-03881-6 『企業価値向上のための資本コスト経営』 日本証券アナリスト協会 日本経済新聞出版 2020年 2,400円+税 ISBN 978-4-532-35866-2 研究室
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及びS2を除き月曜日3時限、S2は月曜日2時限 科目ナンバリング
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