Syllabus data

授業科目名
Project Research B
学年
1Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Takiguchi Sachiko
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Kioicho Campus
授業の到達目標及びテーマ
・フィールド録音や音楽ライブの実習を通して、サウンドや音楽パフォーマンスの知識を実践に活かすスキルを身につける。
・ゲストレクチャーの作曲のワークショップを通して、ジャンルや用途に応じた作曲技術を身につけ、制作した楽曲の個性と改善点を明らかにする。
授業の概要
・フィールド録音:フィールドに出て、特性の異なるマイクを用いて様々な音を録音する。
・音楽ライブ:学内で企画制作、演者、PA、録音に分かれて音楽ライブを実施する。
・ゲストレクチャーによる作曲のワークショップ:ゲーム作品の音楽、歌もの作品の音楽に関する講義と学生のオリジナル曲の批評を行う。

*第1回から第2回は、半日にまとめて行う。
*第3回から第7回は、1日にまとめて行う。フィールド録音をする場所を録音する対象は、S1-2に行うプロジェクト研究Aの第13回「フィールドでの実践計画」の中で決定する。
*第8回から第12回は、第8・9回、第10・11回、第12・13回をペアとして、それぞれ半日にまとめて行う。


授業形態:講義/演習/実習形式

授業計画
1回
録音機材の確認(1)録音
授業内容:フィールドで使用するマイクとレコーダーで録音してみる。
到達目標:録音機材の使用方法を修得する。
事前学習
[2h] 使用機材の説明書を読んでおく。
事後学習
[2h] 授業内容を復習する。

2回
録音機材の確認(2)音の比較
授業内容:録音した音質と波形の比較を行う。
到達目標:マイクの特性を理解する。
事前学習
[2h] 使用する機材のリストを作成する。
事後学習
[2h] 授業内容を復習する。

3回
フィールド録音(1)音Aの録音
授業内容:特性の異なるマイクを用いてフィールドで音Aを録音する。
到達目標:録音内容・目的に合わせてマイクを選択できるようにする。
事前学習
[2h] 使用するマイクの特性とレコーダーの説明書の内容を覚える。
事後学習
[2h] 録音した音源を整理する。

4回
フィールド録音(2)音Bの録音
授業内容:特性の異なるマイクを用いてフィールドで音Bを録音する。
到達目標:録音内容・目的に合わせてマイクを選択できるようにする。
事前学習
[2h] 使用するマイクの特性とレコーダーの説明書の内容を覚える。
事後学習
[2h] 録音した音源を整理する。

5回
フィールド録音(3)音Cの録音
授業内容:特性の異なるマイクを用いてフィールドで音Cを録音する。
到達目標:録音内容・目的に合わせてマイクを選択できるようにする。
事前学習
[2h] 使用するマイクの特性とレコーダーの説明書の内容を覚える。
事後学習
[2h] 録音した音源を整理する。

6回
フィールド録音(1)音Dの録音
授業内容:特性の異なるマイクを用いてフィールドで音Dを録音する。
到達目標:録音内容・目的に合わせてマイクを選択できるようにする。
事前学習
[2h] 使用するマイクの特性とレコーダーの説明書の内容を覚える。
事後学習
[2h] 録音した音源を整理する。

7回目
ライブ実習(1)事前準備
授業内容:パフォーマンス内容の確認。
到達目標:音響シートと使用機材の確認、配線図の作成。
事前学習
[2h] 演者は演目を決定し、音響シートを作成する。
事後学習
[2h] 授業の内容を復習する。

8回
ライブ実習(2)仕込みの練習
授業内容:PAと録音のセッティング。
到達目標:本番と同じ内容でPAと録音のセッティングを行う。
事前学習
[2h] 担当パートの動きを覚えてくる。
事後学習
[2h] 授業の内容を復習する。

9回
ライブ実習(3)音作りの練習①
授業内容:ヴォーカルメインのパフォーマンスのサウンドチェックを行う。
到達目標:サウンドチェックによる音作り、外音と中音の音作りを行う。
事前学習
[2h] 担当パートの動きを覚えてくる。
事後学習
[2h] 授業の内容を復習する。

10回
ライブ実習(3)音作りの練習②
授業内容:楽器メインのパフォーマンスサウンドチェックを行う。
事前学習
[2h] 担当パートの動きを覚えてくる。
事後学習
[2h] 授業の内容を復習する。

11回
ライブ実習(4)サウンドチェックとリハーサル
授業内容:演者のサウンドチェックとリハーサルを行う。
到達目標:サウンドチェックとリハーサルの流れを理解し、本番の準備を整える。
事前学習
[2h] 全体のスケジュールと担当パートの動きを覚えてくる。
事後学習
[2h] 授業の内容を復習する。

12回
ライブ実習(5)本番
授業内容:ライブの本番を行う。
到達目標:各々の担当パートに責任持って取り組み、ライブを成功させる。
事前学習
[2h] サウンドチェックとリハーサルで見つかった問題点を改善する。
事後学習
[2h] ライブの批評を行う問題に対する改善点をまとめる。

13回
ゲストレクチャーによる講演(2)
授業内容:鈴木 克崇氏(作曲家)による講演。
テーマ「ゲーム作品の音楽、歌もの作品の音楽について」
到達目標:ジャンル・用途に応じた作曲技術を身につける。
事前学習
[2h] レクチャーを受けるオリジナル曲を準備する。
事後学習
講演の感想をまとめ就活に活かす材料にする。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
授業内での取り組み方(録音、パフォーマンス、PAなど)と課題評価をつける。
評価配分は以下の通りとする。

・授業内での取り組み方 70%
・課題 30%

*課題は Teamsのゼミグループに提出してください。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
・提出された課題は、1週間以内にコメントをつけて 添削・返却します。
・訂正・再提出を求められた場合は、再提出してください。再提出物につ いても1週間以内に添削・返却します。
・実践的な授業では個別に指導します。

講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
参考文献・推薦図書
『レコーディング内沼映二が語るレコーディング・エンジニア史 スタジオと録音技術の進化50年史』内沼映二、DU BOOKS、2019、ISBN: 9784866470924.
『歌は録音でキマる! 音の魔術師が明かすボーカル・レコーディングの秘密』伊藤圭一、リットーミュージック、2019、ISBN: 9784845633722.
『Sound Design 映画を響かせる「音」のつくり方』デイヴィッド・ゾンネンシャイン (著) シカ・マッケンジー (翻訳)、フィルムアート社、2015、ISBN: 9784845915651.
『ゲームサウンド制作ガイド —インタラクティブな音楽のための作曲技法』デイヴィッド・ゾンネンシャイン (著) シカ・マッケンジー (翻訳)、オライリージャパン、2015、ISBN: 9784873117294.
『サウンドエフェクトの作り方』小川哲弘、工学社、2015、ISBN: 9784777519255.
研究室
紀尾井町キャンパス4号棟4階4403
オフィスアワー
S1-2 木曜昼休み、金曜2限(他の曜日・時間も相談可能)
F1-2 木曜昼休み、金曜2限(他の曜日・時間も相談可能)
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
○「履修者への連絡及び教員への連絡方法
・履修者全体への連絡はTeamsのゼミグループで行います。
・教員から学生の皆さんへ個別の連絡が必要な場合は、JIUメールあるいはFacebookメッセンジャーを利用します。
・教員への連絡はTeamsのゼミグループを利用すること(個人的な内容を含む場合はJIU メールあるいはFacebookメッセンジャーを利用してください。連絡先は授業時に伝達します)。
○学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法
・授業内容について、学生の皆さんとの議論はTeamsのゼミグループを用いて行行ってください。学生相互の議論にも利用してください。
○出席確認方法
・授業冒頭に出席を取ります。また、授業の取り組みは、成果物(録音データ、ライブ本番のパフォーマンスなど)で確認します。