Syllabus data

授業科目名
Social Security II
学年
2Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Mao Haiyan
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
我が国の社会保障制度の基礎知識を学ぶと共にその制度が置かれている状況を知る。また、諸外国の制度を概観し、我が国の社会保障制度の抱える課題を検討する。
以下の2点を到達目標とする。
1.わが国の社会保障制度の全体像を理解し、年金保険・医療保険・労働保険・介護保険制度、社会扶助、社会福祉制度の具体的な仕組みに関する基礎知識を身につける。
2.社会保険制度の歴史的展開を学び、社会保険及び社会保障の理念・機能を理解する。

授業の概要
少子高齢化がさらに進展していくわが国において、今後の強靭な社会保障の在り方を考える力をやしなうため、現行制度について学び、さらにわが国の社会保障の歴史、諸外国の制度を概観する。この授業では、基本的に講義形式をとるが、適宜レポートの作成を実施し、近年の社会保障を取り巻く状況への理解を深める。
基本的に講義形式の授業を実施する。
社会保障論Ⅰとあわせて履修することで、社会福祉士・精神保健福祉士の指定科目となる。

授業計画
1回
年金制度の仕組み
授業内容:年金制度の意義・特色、制度の概要及び沿革を整理する。
到達目標:年金制度の意義・特色、制度の概要及び沿革を理解する。

事前学習
[事前学習:2.0h]授業配布資料、指定テキスト158〜167頁を読み、不明点・疑問点を書き出す。
事後学習
[事後学習:2.0h]授業内で実施した確認テストの結果を確認し、見直しを実施する。配布された参考資料を閲読し不明点を整理する。

2回
年金の給付(老齢年金・障害年金・遺族年金、基礎年金と厚生年金)
授業内容:年金の給付(老齢年金・障害年金・遺族年金)の基礎年金と厚生年金それぞれの受給要件や給付額を確認する。
到達目標:年金の給付(老齢年金・障害年金・遺族年金)の基礎年金と厚生年金それぞれの受給要件や給付額を理解する。


事前学習
[事前学習:2.0h]授業配布資料、指定テキスト167〜178(上段)頁を読み、不明点・疑問点を書き出す。
事後学習
[事後学習:2.0h]授業内で実施した確認テストの結果を確認し、見直しを実施する。配布された参考資料を閲読し不明点を整理する。

3回
年金財政と企業年金と個人年金
授業内容:年金財政(社会保険方式と税方式)及び公的年金と私的年金の役割分担や企業年金の意義と種類を確認する。
到達目標:年金財政(社会保険方式と税方式)及び公的年金と私的年金の役割分担や企業年金の意義と種類を理解する。

事前学習
[事前学習:2.0h]授業配布資料、指定テキスト178(下段)〜188頁を読み、不明点・疑問点を書き出す。
事後学習
[事後学習:2.0h]授業内で実施した確認テストの結果を確認し、見直しを実施する。配布された参考資料を閲読し不明点を整理する。

4回
年金保険制度をめぐる最近の動向
授業内容:年金制度の改正の経緯と課題を確認する。
到達目標:年金制度の改正の経緯と課題を確認する。




事前学習
[事前学習:2.0h]授業配布資料、指定テキスト188〜194頁を読み、不明点・疑問点を書き出す。
事後学習
[事後学習:2.0h]授業内で実施した確認テストの結果を確認し、見直しを実施する。配布された参考資料を閲読し不明点を整理する。

5回
労働保険制度1 (労働者災害補償制度)
授業内容:労働保険制度(労働者災害補償補制度)の概要として、その目的・沿革・対象・保険給付について学ぶ。
到達目標:労働保険制度(労働者災害補償補制度)の概要として、その目的・沿革・対象・保険給付について理解する。


事前学習
[事前学習:2.0h]授業配布資料、指定テキスト194〜205(上段)頁を読み、不明点・疑問点を書き出す。
事後学習
[事後学習:2.0h]授業内で実施した確認テストの結果を確認し、見直しを実施する。配布された参考資料を閲読し不明点を整理する。

6回
労働保険制度2 (雇用保険制度)
授業内容:労働保険制度(雇用保険制度)の概要として、その目的・沿革・対象・保険給付について学ぶ。
到達目標:労働保険制度(雇用保険制度)の概要として、その目的・沿革・対象・保険給付について理解する。

事前学習
[事前学習:2.0h]授業配布資料、指定テキスト205(下段)〜214頁を読み、不明点・疑問点を書き出す。
事後学習
[事後学習:2.0h]授業内で実施した確認テストの結果を確認し、見直しを実施する。配布された参考資料を閲読し不明点を整理する。

7回目
社会保障の財源と費用1(社会保障を支える財源・社会保障給付費・内訳・動向)
授業内容:社会保障を支える財源と財源調整の仕組みを学ぶ。社会保障費用の規模と動向その内訳について統計資料を用いて整理する。
到達目標:社会保障を支える財源と財源調整の仕組みを学ぶ。社会保障費用の規模と動向その内訳について統計資料を用いて理解する。

事前学習
[事前学習:2.0h]授業配布資料、指定テキスト60〜76頁を読み、不明点・疑問点を書き出す。
事後学習
[事後学習:2.0h]授業内で実施した確認テストの結果を確認し、見直しを実施する。配布された参考資料を閲読し不明点を整理する。

8回
社会保障の財源と費用2(国民負担率・社会保障と経済)
授業内容:国民負担率の定義と水準、社会保障の経済効果について学ぶ。
到達目標:国民負担率の定義と水準、社会保障の経済効果について理解する

事前学習
[事前学習:2.0h]授業配布資料、指定テキスト77〜84頁を読み、不明点・疑問点を書き出す。
事後学習
[事後学習:2.0h]授業内で実施した確認テストの結果を確認し、見直しを実施する。配布された参考資料を閲読し不明点を整理する。

9回
諸外国の社会保障制度
授業内容:スウェーデン・ドイツ・フランス・イギリス・アメリカ・中国・韓国の社会保障制度の特徴を整理する。
到達目標:スウェーデン・ドイツ・フランス・イギリス・アメリカ・中国・韓国の社会保障制度の特徴を理解する。

事前学習
[事前学習:2.0h]授業配布資料、指定テキスト242〜259頁を読み、不明点・疑問点を書き出す。
事後学習
[事後学習:2.0h]授業内で実施した確認テストの結果を確認し、見直しを実施する。配布された参考資料を閲読し不明点を整理する

10回
社会保障の国際比較
授業内容:人口構成の変化・国民負担率・社会支出・社会和尚給付の構成について諸外国と日本を比較する。また社会保障の国際化対応の状況を学ぶ。
到達目標:人口構成の変化・国民負担率・社会支出・社会保障給付の構成について諸外国と日本を比較し状況を理解する。また社会保障の国際化対応の状況を理解する。


事前学習
[事前学習:2.0h]授業配布資料、指定テキスト260〜268頁を読み、不明点・疑問点を書き出す。
事後学習
[事後学習:2.0h]授業内で実施した確認テストの結果を確認し、見直しを実施する。配布された参考資料を閲読し不明点を整理する。

11回
総括1(社会保障が当面する課題)
授業内容 社会保障制度の意義と役割を確認し、持続可能な制度とするために求められることとは何かを検討する。
到達目標 社会保障制度の意義と役割を確認し、持続可能な社会保障制度に求められることとは何かを考察することができる。

事前学習
[事前学習:2.0h]事前に指定する文献を閲読し、不明点・疑問点を書き出す。
事後学習
[事後学習:2.0h]事前学習及び授業内容をふまえて社会保障制度を持続可能な制度とするためになにが必要であるかについてレポートを作成するために必要な資料を収集し閲読する。

12回
総括2(レポートの相互評価及び質疑応答)
授業内容 前回作成したレポートの内容及び、第1回から12回までの内容について質疑応答及び必要であれば意見交換を実施する。
到達目標 社会保障の講義全体をふりかえり、不明点・疑問点を解消する。
事前学習
[事前学習:2.0h]事前学習及び授業内容をふまえて社会保障制度を持続可能な制度とするためになにが必要であるかについてレポートを作成する。
事後学習
[事後学習:2.0h]質疑応答、意見交換の内容を整理し、期末テストの準備を行う。

13回
期末テスト
授業内容:授業内容を問う期末テストを実施する。
到達目標:知識の整理と定着させることができる。


事前学習
[事前学習:2.0h]期末テストの準備を行う。
事後学習
[事後学習:2.0h]システムにて、期末テストの結果を確認し、見直しを実施する。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
[事前学習:2.0h]
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
授業ごとに課題(小テストや課題)と、期末テストを実施する。

評価配分は以下の通りとし、60%以上の評価を取得した場合、単位を取得することができる。
〇授業ごとの課題:45%
〇レポート:15%
〇期末テスト:40%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
システムから提出された課題はシステムにて点数、評価を開示する。その他の課題については授業の冒頭でコメントする。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
最新 社会福祉士養成講座 精神保健福祉士養成講座7 社会保障
一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟編集
中央法規
978-4-8058-8237-5
3,190円(税込)
参考文献・推薦図書
『はじめての社会保障〔第19版〕』椋野 美智子 、田中 耕太郎 (著)( 有斐閣/2022年3月/1980円(税込))
その他適宜授業内にて紹介する。
研究室
A棟5階515研究室
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   水曜・2限
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