Syllabus data

授業科目名
Music history
学年
1Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Takiguchi Sachiko
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Online (OnDemand)
授業の到達目標及びテーマ
本授業では、世界の音楽産業に最も影響を与えているポピューラー音楽について、以下の2点を理解することを目標にしている;

1)北アメリカで誕生したポピューラー音楽を対象に、各ジャンルの成立背景を、当時の社会や世相を踏まえて理解し、音楽作品を聞いて音楽的な特徴が説明できるようにする。
2)世界のポピュラー音楽とJ-POPを比較し、J-POPの特徴を掴む。

【授業紹介動画】https://youtu.be/yTbaip30Qc0
授業の概要
ポピュラー音楽の歴史的展開の概説およびジャンルごとに取り上げる作品を鑑賞し、作品の特徴、作品成立の時代について学ぶ。

・授業は週2回(火曜6限/金曜6限)、オンデマンドで実施する。
・オンデマンドの授業動画はPanoptoで共有します。Panoptoを初めて使用する方は、授業開始1週間前にはアクセスし、ログインできるか確認しておいてください。ログインできない場合は情報センターに問い合わせて、授業までに解決してください。

授業計画
1回
商品としての音楽
授業内容:音楽を商品として考える
到達目標:ポピュラー音楽が商品化される仕組みを理解する。
事前学習
[2h] ポピュラー音楽の定義について調べ、まとめる。
事後学習
[2h] 資料を読み、授業で鑑賞した作品を聞いて理解を深め、課題に取り組む。

2回
ブルース
ブルースの成立背景と音楽的特徴
到達目標:ブルースの歴史と音楽について理解する
[事前学習:2h] 南北戦争が起こった背景について調べ、まとめる。
事前学習
[2h] 南北戦争が起こった背景について調べ、まとめる。
事後学習
[2h] 資料を読み、授業で鑑賞した作品を聞いて理解を深め、課題に取り組む。

3回
ゴスペル
授業内容:ゴスペルの成立背景と音楽的特徴
到達目標:ゴスペルの歴史と音楽について理解する。
事前学習
[2h] スピリチュアルズとフィールドハラーについて調べ、特徴をまとめる。
事後学習
[2h] 資料を読み、授業で鑑賞した作品を聞いて理解を深め、課題に取り組む。

4回
ジャズ (1)
授業内容:ニューオリンズジャズとスウィングジャズの成立背景と音楽的特徴
到達目標:ニューオリンズジャズとスウィングジャズの歴史と音楽について理解する。
事前学習
[2h] ルイ・アームストロング(1901- 1971)の経歴を調べ、代表曲をを観賞しておく。
事後学習
[2h] 資料を読み、授業で鑑賞した作品を聞いて理解を深め、課題に取り組む。

5回
ジャズ(2)
授業内容:モダンジャズの成立背景と音楽的特徴
到達目標:モダンジャズの歴史と音楽について理解する。
事前学習
[2h] チャーリー・パーカー(1920-1955)、マイルス・デイヴィス(1926-1991)の生涯を調べ、代表作品を観賞しておく。
事後学習
[2h] 資料を読み、授業で鑑賞した作品を聞いて理解を深め、課題に取り組む。

6回
ジャズ(3)
授業内容:マイルス・デイヴィスの音楽的実験
到達目標:マイルス・デイヴィスが行ったジャズの音楽的実験について理解する。
事前学習
[2h] ジャズの様々な音楽スタイルの違いや、それらが生まれた背景についてまとめる。
事後学習
[2h] 資料を読み、授業で鑑賞した作品を聞いて理解を深め、課題に取り組む。

7回目
カントリー
授業内容:カントリーの成立背景と音楽的特徴
到達目標:カントリーの歴史と音楽について理解する。
事前学習
[2h] カントリーの代表的な楽器を調べ、音色の特徴をまとめる。
事後学習
[2h] 資料を読み、授業で鑑賞した作品を聞いて理解を深め、課題に取り組む。

8回
R&B
授業内容:R&Bの成立背景と音楽的特徴
到達目標:R&Bの歴史と音楽について理解する。
事前学習
[2h] 公民権運動について調べ、まとめる。
事後学習
[2h] 資料を読み、授業で鑑賞した作品を聞いて理解を深め、課題に取り組む。

9回
ロック(1)
授業内容:ロックの成立背景と音楽的特徴
到達目標:ロックの歴史と音楽について理解する。
事前学習
[2h] エルヴィス・プレスリー (1935-1977)の経歴を調べ、代表作品を観賞しておく。
事後学習
[2h] 資料を読み、授業で鑑賞した作品を聞いて理解を深め、課題に取り組む。

10回
ロック(2)
授業内容:ロックのルーツを考える
到達目標: ロック作品からブルース、カントリー、ゴスペルの要素を聞き取る。
事前学習
[2h] 配布資料(ギターリフが有名な作品)の楽曲を観賞して、感想をまとめる。
事後学習
[2h] 資料を読み、授業で鑑賞した作品を聞いて理解を深め、課題に取り組む。

11回
ヒップホップ
授業内容:ヒップホップの成立背景と音楽的特徴
到達目標:ヒップホップの歴史と音楽について理解する。
事前学習
[2h] エミネム(1972- )の経歴を調べ、代表作品を観賞しておく。
事後学習
[2h] 資料を読み、授業で鑑賞した作品を聞いて理解を深め、課題に取り組む。

12回
ワールドミュージュック
授業内容:ラテンアメリカの音楽の成立背景と音楽的特徴
到達目標:ポピュラー音楽との関係性の中で、ラテンアメリカの多様なリズムを理解する。
事前学習
[2h] ラテン・アメリカの音楽の歴史を調べ、まとめる。
事後学習
[2h] 資料を読み、授業で鑑賞した作品を聞いて理解を深め、課題に取り組む。

13回
日本のポピュラー音楽
授業内容:J-POPの成立背景と音楽的特徴
到達目標:J-POPの歴史と音楽について理解する。
事前学習
[2h] 海外の様々なポピュラー音楽を聞いて、J-POPとの違いやJ-POPの特徴を考える。
事後学習
[2h] 資料を読み、授業で鑑賞した作品を聞いて理解を深め、課題に取り組む。ポピュラー音楽を、テクストとコンテクストの関係から理解する。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
課題を実施する。評価配分は以下の通りとする。

・課題1(13回:毎回授業終了後に共有)80%
・課題2(2回:授業内に実施)20%
*課題は JIU Portal に提出する。
*課題1は、13回中9回以上が合格点(60点)以上であること。






課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
・提出された課題とレポートは、10日以内にコメントをつけて返却します。
・訂正・再提出を求められた場合は、再提出してください。再提出レポートにつ いても10日以内に返却します。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
参考文献・推薦図書
『ポピュラー音楽の社会経済学』高増 明、ナカニシヤ、2013、ISBN: 9784779508073.
『文化系のためのヒップホップ入門』長谷川町蔵/大和田俊之、アルテスパブリッシング、2011、ISBN: 9784903951478.
『ブルース・ピープル−白いアメリカ、黒い音楽』リロイ・ジョーンズ(著)/飯野友幸(翻訳)、平凡社、2011、ISBN: 9784582767254.
『アメリカ音楽史 ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで』大和田俊之、講談社、2011、ISBN: 9784062584975.
『創られた「日本の心」神話:「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史』輪島裕介、光文社、2010、ISBN: 9784334035907.
『日本流行歌変遷史—歌謡曲の誕生からJ・ポップの時代へ』菊池清麿、論創社、2008、ISBN: 9784846004644.
『はじめてのアメリカ音楽史』ジェームス・M・バーダマン(著)/里中哲彦(著)、筑摩書房、2005、ISBN: 9784480071934.


研究室
紀尾井町キャンパス4号棟4階4403
オフィスアワー
S1-2 木曜昼休み、金曜2限(他の曜日・時間も相談可能)
F1-2 木曜昼休み、金曜2限(他の曜日・時間も相談可能)
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
○「履修者への連絡及び教員への連絡方法
・履修者全体への連絡はJIU Portalで行います。
・教員から学生の皆さんへ個別の連絡が必要な場合は、JIUメールを利用します。
・教員への連絡はJIU Portal の掲示板を利用すること(個人的な内容を含む場合はJIU メールを利用してください。連絡先メールアド レスは授業時に伝達します)。
○学生等と教員、学生同士の意見交換の方法
・授業内容関する学生の皆さんとの議論はJIU Portalの掲示板を用いて行います。学生相互の議論にもJIU Portalの掲示板を利用してください。
○出席確認方法
・教員がPanoptoの授業動画の視聴完了率を確認して出席をつけます。試聴完了率80%以上で出席とします。なお、授業の取り組みは、JIU Portal に提出する課題の理解度で確認します。