Teacher name : Yamaguchi Mariko
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授業科目名
Practical Museology I
学年
3Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Yamaguchi Mariko
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
館園実習の事前学習を兼ねて、学芸員の業務を学び、学芸員として必要とされる知識、技術の基礎・基本を修得することを目標とする。
授業紹介動画:https://youtu.be/wF49c0Wat9w 授業の概要
学芸員の業務(調査研究、収集、展示、保存管理、展覧会企画など)を学び、学芸員として必要とされる知識、技術の基礎・基本を修得する。学内・学外の美術館・博物館施設の見学を行い、施設、保存環境、展覧会運営について学ぶ。 美術品の取り扱い方や展示法、計測と撮影、調査方法について、講義と演習から学び、実践的能力を身につける。
授業計画
1回
博物館施設・環境
博物館の施設や設備、環境(温湿度、照明、環境調査)について学ぶ。 到達目標:展示・保存環境に関する知識を身につける。 事前学習
[2h]春学期と秋学期の前半で開催している水田美術館の展覧会を見学する。
事後学習
[2h]授業で学んだことをふまえ、学外の博物館・美術館で展示ケース・照明などの設備を観察する。
2回
展覧会企画
展覧会の種類、運営の流れについて学ぶ。 到達目標:展覧会運営の知識を得る。 事前学習
[2h]各地で行われている展覧会情報を集める。
事後学習
[2h]授業で見学した展覧会について小レポートを作成する。
3回
4年生による館園実習報告会
到達目標:実習の申請の流れ、実施内容の具体例を知り、自らの申請や実習時の参考とする。 事前学習
[2h]実習実施館の情報を集め、実習希望館を検討する。4年生への質問を考えておく。
事後学習
[2h]実習希望館を再度検討し、実習希望館アンケートを提出する。
4回
資料の取り扱い(1)掛幅
掛幅の種類、形状、取り扱い方を学ぶ。 到達目標:掛幅を取り扱えるようになる。 事前学習
[2h]美術品の種類・形態を調べておく。
事後学習
[2h]ノートにまとめ学びを深める。
5回
資料の取り扱い(2)巻子、和装本
巻子や和装本の種類、形状、取り扱い方を学ぶ。 到達目標:巻子や和装本を取り扱えるようになる。 事前学習
[2h]巻子、和装本について調べておく。
事後学習
[2h]ノートにまとめ学びを深める。
6回
展示(1) 絵画の展示方法
屏風や掛幅、巻子、額などの展示方法を学ぶ。 到達目標:絵画の展示方法を身につける。 事前学習
[2h]「ミュージアムと展示」の授業で学んだことを復習しておく。
事後学習
[2h]展示に関するワークシートをまとめ、提出する。
7回目
資料の取り扱い(3)工芸品
工芸品の種類、形状、取り扱い方を学ぶ。 到達目標:額や工芸品を取り扱えるようになる。 事前学習
[2h]工芸品の種類について調べておく。
事後学習
[2h]ノートにまとめ学びを深める。
8回
展示(2) 工芸品の展示方法
陶磁器の展示方法を学ぶ。 到達目標:テグスによる作品固定技術を身につける。 事前学習
[2h]博物館・美術館で工芸品の展示を観察しておく。
事後学習
[2h]ノートにまとめ学びを深める。
9回
調査研究(1)計測、撮影、調書の作成
日本画の調査・撮影を実践する。 到達目標:調査の書き方、一眼レフカメラの使い方を身につける。 事前学習
[2h]学芸員の業務として資料調査がなぜ必要か考えておく。
事後学習
[2h]ノートにまとめ学びを深める。
10回
調査研究(2)計測、撮影、調書の作成
浮世絵版画の調査を実践する。 到達目標:浮世絵版画の基礎知識を学び、調書を作成する。 事前学習
[2h]浮世絵版画について調べておく。
事後学習
[2h]ノートにまとめ学びを深める。
11回
資料の取り扱い(4)梱包
美術品の保管や輸送時の梱包方法を学ぶ。 到達目標:薄葉紙や布団を用いた梱包方法を身につける。 事前学習
[2h]絵画や工芸品の取り扱い方を復習しておく。
事後学習
[2h]ノートにまとめ学びを深める。
12回
実習申請書の書き方
実習希望館へ提出する申請書や履歴書の書き方を学ぶ。 到達目標:申請書や履歴書の下書きを作成する。 事前学習
[2h]実習希望館の申請方法を調べる。
事後学習
[2h]申請書や履歴書の下書きを作成し提出する。
13回
まとめ、館園実習への心構え
館園実習における学習態度や注意事項を理解する。 到達目標:申請書や履歴書の下書きを修正し、館園実習への準備をする。 事前学習
[2h]1〜12回の授業で学んできたことを復習しておく。
事後学習
[2h]申請書や履歴書の下書きを完成させ提出する。
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
授業への取り組み60%、課題およびレポート40%により成績を評価する。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
次回以降の授業で解説・コメントを入れたレポートを返却する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業時に適宜プリントを配布。
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参考文献・推薦図書
『博物館学シリーズ6 博物館実習』大堀哲監修/樹村房/ISBN:488367035X
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