Syllabus data

授業科目名
Seminar in Inter-cultural Studies I
学年
3Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Endo Keiko
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
近現代日本における社会や政治、ジェンダーにかんする研究動向を把握するため、クリティカルな態度をもって文献精読を行う。その報告と討論を重ねて、研究方法を身につける。各自の研究テーマに適切な文献や統計を収集し、それをもとに、自らの見解を形成する力を養う。
授業の概要
ⅰ)ゼミ生の研究関心に基づいて、共通の文献を分担して精読報告を行ない、討論する。ⅱ)研究対象・テーマを考えて、関連する重要文献を探し、適宜、精読と発表を行う。ⅲ)テーマ設定、参考資料・文献の探索・収集・検討、調査等の仕方について学ぶ。

授業計画
1回
第1回 オリエンテーション
本演習のガイダンス、自己紹介をおこなう。また、3年、4年の計画を考える。
事前学習
[2h]社会事象、ジェンダーについて各自の研究関心、また将来の進路等について自己紹介ができるように準備する。
事後学習
[2h]オリエンテーションをふまえて、各自の研究関心、将来の進路についての考えを深める。

2回
第2回 各自の研究関心、将来などについての報告(1)
各自の研究関心、将来の進路について報告するとともに、同じ演習仲間の報告を聞いて、さらに考える。
事前学習
[2h]各自の研究関心、将来の進路について報告をできるよう準備する。
事後学習
[2h]各自の研究関心、将来の進路についての計画を立て始める。

3回
第3回 各自の研究関心、将来などについての報告(2)
各自の研究関心、将来の進路について報告するとともに、同じ演習仲間の報告を聞いて、さらに考える。
事前学習
[2h]各自の研究関心、将来の進路についての報告をできるよう準備する。
事後学習
[2h]各自の研究関心、将来の進路についての計画を立て始める。

4回
第4回 文献報告とディスカッション(1回目)
共通文献を精読し、報告を受けて質問や意見交換を行う。
事前学習
[3h]文献を精読し、分からない言葉等を調べる。報告担当者は前日午前までに報告を準備し、みなに配信する。
事後学習
[1h]報告、ディスカッションを受けて、気になることを文献などで調べる。

5回
第5回 文献報告とディスカッション(2回目)
共通文献を精読し、報告を受けて質問や意見交換を行う。
事前学習
[3h]文献を精読し、分からない言葉等を調べる。報告担当者は前日午前までに報告を準備し、みなに配信する。
事後学習
[1h]報告、ディスカッションを受けて、気になることを文献などで調べる。

6回
第6回 文献報告とディスカッション(3回目)
共通文献を精読し、報告を受けて質問や意見交換を行う。
事前学習
[3h]文献を精読し、分からない言葉等を調べる。報告担当者は前日午前までに報告を準備し、みなに配信する。
事後学習
[1h]報告、ディスカッションを受けて、気になることを文献などで調べる。

7回目
第7回 将来に向けて:インターンシップ・エントリーの活動報告
各自で調べたインターンシップ・エントリーの予定を報告するとともに、他の人の報告を聞いて、再検討すること。
事前学習
[2h]各自のインターンシップ・エントリー取り組み状況を報告できるように準備しておくこと。
事後学習
[2h]インターンシップ・エントリーの計画を再検討し、受付開始のところから申し込むこと。

8回
第8回 個別面談
各自の学業状況、今後の進路についての活動状況を教員と確認して、具体的な方向性を確認すること。
事前学習
[2h]各自の学業状況、今後の計画について話ができるように、用意しておくこと。
事後学習
[2h]各自の学習計画、就職活動計画をよりよいものにつくりなおすこと。

9回
第9回 文献報告とディスカッション(4回目)
共通文献を精読し、報告を受けて質問や意見交換を行う。
事前学習
[3h]文献を精読し、分からない言葉等を調べる。報告担当者は前日午前までに報告を準備し、みなに配信する。
事後学習
[1h]報告、ディスカッションを受けて、気になることを文献などで調べる。

10回
第10回 文献報告とディスカッション(5回目)
共通文献を精読し、報告を受けて質問や意見交換を行う。
事前学習
[3h]文献を精読し、分からない言葉等を調べる。報告担当者は前日午前までに報告を準備し、みなに配信する。
事後学習
[1h]報告、ディスカッションを受けて、気になることを文献などで調べる。

11回
第11回 文献報告とディスカッション(6回目)
共通文献を精読し、報告を受けて質問や意見交換を行う。
事前学習
[3h]文献を精読し、分からない言葉等を調べる。報告担当者は前日午前までに報告を準備し、みなに配信する。
事後学習
[1h]報告、ディスカッションを受けて、気になることを文献などで調べる。

12回
第12回 今後の計画の報告と検討(1)
夏休みの計画(卒業研究テーマの棚卸、インターンシップなど)を報告し合う。必要に応じ、意見交換を行う。
事前学習
[3h]今後の研究計画を各自2〜3個、考えて、報告できるように準備する。併せて、夏休みのインターンシップの予定についても報告できるよう準備する。
事後学習
[1h]意見交換で出た意見などを参考に、計画を練り直す。

13回
第13回 今後の計画の報告と検討(2)
夏休みの計画(卒業研究テーマの棚卸、インターンシップなど)を報告し合う。必要に応じ、意見交換を行う。
事前学習
[3h]今後の研究計画を各自2〜3個、考えて、報告できるように準備する。併せて、夏休みのインターンシップの予定についても報告できるよう準備する。
事後学習
[1h]意見交換で出た意見などを参考に、計画を練り直す。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
各自が担当した報告内容60%、学期末の研究計画レポート20%、授業の積極的参加の度合い20%で評価する。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
授業あるいは個別指導の際に解説します。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
初回授業内で検討する。
参考文献・推薦図書
授業内で適宜指示する。
さしあたり思いつくままに、分野別の参考文献を列挙する。

1.日本史
『論点 日本史学』岩城卓二、上島亨、河西秀哉、塩出浩之、谷川譲、告井幸男編(ミネルヴァ書房/2022年)
『岩波講座 日本通史』(全22巻)大津透ほか編(岩波書店/Ⅱ013-2016年)
(少し読みやすいシリーズ本)
『日本の近代』(全16巻)伊藤隆/猪木武徳/北岡伸一/御厨貴 編集委員(中央公論新社/1999-2001年)
『ニューヒストリー近代日本』全20巻中(吉川弘文館)、
 第1巻『客分と国民のあいだ:近代民衆の政治意識』牧原憲夫(吉川弘文館/1999年)
 第3巻『磐梯山噴火:災異から災害の科学へ』北原糸子(吉川弘文館/1999年)
『日本の歴史』(全26巻)(講談社/2000-2003年)→(講談社学術文庫)

2.社会学
『社会学 新版』長谷川公一、浜日出夫、藤村正之、町村敬志(有斐閣/2019年/3850円)
『社会学』アンソニー・ギデンズ(而立書房/最新版).
『副田義也社会学作品集』(現在13巻刊行)副田義也(東信堂/2017年-現在)
『戦後日本の社会意識論:ある社会学的想像力の系譜』奥村隆編(有斐閣/2023年/3600円+税)

3.政治思想
『戦後「社会科学」の思想:丸山眞男から新保守主義まで』森政稔(NHK BOOKS/2020年/1600円+税)

4.ジェンダー論
『はじめてのジェンダー論』加藤秀一(有斐閣/2017年/1800円+税)
『ジェンダーについて大学生が真剣に考えてみた:あなたがあなたらしくいられるための29問』佐藤文香監修(明石書店/2019年/1500円+税)
『ジェンダーで学ぶメディア論』林香里、田中東子編(世界思想社/2019年/2100円+税)
『ガールズ・アーバン・スタディーズ:「女子」たちの遊ぶ・つながる・生き抜く』大貫恵佳ほか編(法律文化社/2023年/3000円+税)

5.家族
『21世紀家族へ:家族の戦後体制の見かた・超えかた[第4版]』落合恵美子(有斐閣選書/2019年/1900円+税)
『変貌する恋愛と結婚:データで読む平成』小林盾、川端健嗣編(新曜社/2019年/2500円+税)
『格差の連鎖と若者 第2巻 出会いと結婚』石田浩監修 佐藤博樹。石田浩編(勁草書房/2019年/2800円+税)
『日本の少子化対策はなぜ失敗したのか?:結婚・出産が回避される本当の原因』山田昌弘(光文社新書/2020年/780円+税)

6.装い(化粧やファッション)
『装いの心理学:整え飾るこころと行動』鈴木公啓編(北大路書房/2020年)
『化粧と人間:規格化された身体からの脱出』石田かおり(法政大学出版局/2009年)
『コスメの時代:「私遊び」の現代文化論』米澤泉(勁草書房/2008年)
『美容整形と化粧の社会学:プラスティックな身体』谷本奈穂(新曜社/2008年/2800円+税)
『ファッションで社会学する』藤田結子、成実弘至、辻泉編(有斐閣/2017年/2300円+税)
『ファッションの文化社会学』(新装版)ジョアン・フィンケルシュタイン/成実弘至訳(せりか書房/2007年)

また、論文執筆ルール等の参考文献としては、以下を挙げる。
『超図解 レポート・論文術』石井一成監修(日本文芸社/2022年/1400円+税)
『最新版 論文の教室:レポートから卒論まで』戸田山和久(NHK出版/2022年/1400円+税)
『最新版 大学生のためのレポート・論文術』小笠原喜康(講談社現代新書/2018年/800円+税)
『論文の技法』ハワード・S・ベッカー/佐野敏行訳(講談社学術文庫/1996年)
『論文の書き方』清水幾太郎(岩波新書/1959年)
以上
研究室
東金キャンパスH504
オフィスアワー
水曜5限、木曜5限
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