Teacher name : Uozumi Akiyo
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授業科目名
Seminar in Inter-cultural Studies I
学年
3Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
Have work experience
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Uozumi Akiyo
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語の文献を用いて日本語で授業を行う。
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
この国際文化演習では、女性学、ジェンダー研究、家族研究、日欧比較文化等の領域で卒業論文を執筆しようと志している学生に卒論指導を行う(卒業制作を含む)。卒業論文のテーマを決定し、先行研究を十分に読み理解した上で、論文執筆に取りかかれるようにすることが本学期の目標である。また研究倫理についての説明も行う。
授業の概要
演習形式で授業を行う。毎回、履修者が研究テーマおよびその周辺領域に関する先行研究について報告し、履修者相互のディスカッションを通じてテーマを決定し、論文執筆を勧めていく。研究倫理について理解することも本授業の課題となる。授業の課題は、ジェンダー研究、日欧比較研究、家族論などの領域であり、履修した学生の希望に沿って授業を進めていく。
授業計画
1回
オリエンテーション:年間の授業計画を示し、授業の目標や進め方について話す。発表の担当を決め、報告の形式についても説明する。
先輩方の卒業論文の例を踏まえ、執筆計画の立て方について理解する。 事前学習
研究テーマに関わる先行研究を調べて文献リストを作成し、文献レビューの準備を行う。毎回の事前学習は1時間程度行って欲しい。
事後学習
授業の復習をするとともに、自身の研究テーマを明確にする。今後、毎回の事後学習を1時間程度行って欲しい。
2回
履修者の発表を始める。「人口とジェンダー」に関する報告の後で十分なディスカッションを行い、研究テーマを明確にする。論文作成の指導を行う。
事前学習
研究テーマ「人口変動とジェンダー」に関連する文献を集め、読み込んでいく。人口学に関する基礎的知識を踏まえた上で、各自の文献リストを充実させていく。
事後学習
授業内容の要点をまとめてレポートを提出する。
3回
「ケアとジェンダー」に関する履修者の発表を順次行う。報告の後で十分なディスカッションを行い、研究テーマを明確にする。論文作成の指導を行う。
事前学習
研究テーマ「ケアとジェンダー」に関連する文献を集め、読み込んでいく。
事後学習
研究テーマ「ジェンダー役割」に関連する文献を集め、読み込んでいく。各自の文献リストを充実させていく。
4回
「ジェンダー役割と家族」に関する履修者の発表を順次行う。報告の後で十分なディスカッションを行い、研究テーマを明確にする。論文作成の指導を行う。
事前学習
研究テーマに関連する文献を集め、読み込んでいく。各自の文献リストを充実させていく。
事後学習
研究テーマに関連する文献を集め、読み込んでいく。ジェンダー役割に関する先行研究を示すので、それについての課題を書いて提出する。各自の文献リストを充実させていく。
5回
「ドイツの教育制度」についての履修者の発表を順次行う。報告後に十分なディスカッションを行い、日本との相違を明確にしたうえで研究テーマを設定する。論文作成の指導を行う。
事前学習
研究テーマに関連する文献を集め、読み込んでいく。各自の文献リストを充実させていく。
事後学習
教育制度に関するヨーロッパ内の比較研究の文献を収集し、読み込んでいく。各自の文献リストを充実させていく。
6回
履修者の発表「家族と住まい方」を順次行う。多様な住まい方の事例を報告してもらう。報告の後で十分なディスカッションを行い、研究テーマを明確にする。課題作成の指導を行う。
事前学習
研究テーマに関連する文献を集め、読み込んでいく。各自の文献リストを充実させていく。
事後学習
研究テーマに関連する文献を集め、読み込んでいく。各自の文献リストを充実させていく。授業でのディスカッションを踏まえて、研究テーマを明確にする。論文作成に向けた疑問点を明確にする。
7回目
履修者の発表を順次行う。テーマ「女性と身体」に関して、旧「優生保護法」のもたらした弊害について報告を聴きしっかりと理解する。十分なディスカッションを行い、研究テーマを明確にする。論文作成の指導を行う。
事前学習
研究テーマ「女性と身体」に関連する文献を集め、読み込んでいく。各自の文献リストを充実させていく。
事後学習
研究テーマに関連する文献を集め、読み込んでいく。各自の文献リストを充実させていく。授業でのディスカッションを踏まえて、研究テーマを明確にする。論文作成に向けた疑問点を明確にする。
8回
履修者の発表を順次行う。事前学習を元にポピュリズムに関するベルギーやスイスの事例を理解し、報告後に十分なディスカッションを行う。報告者は自身の研究テーマを明確にする。論文作成の指導を行う。
事前学習
研究テーマ「ポピュリズムと西欧社会」に関連する文献を集め、読み込んでいく。各自の文献リストを充実させていく。
事後学習
研究テーマに関連する文献を集め、読み込んでいく。各自の文献リストを充実させていく。授業でのディスカッションを踏まえて、研究テーマを明確にする。論文作成に向けた疑問点を明確にする。
9回
履修者の発表を順次行う。「福祉国家とジェンダー」についての報告の後で十分なディスカッションを行い、研究テーマを明確にする。論文作成の指導を行う。福祉レジーム論についての理解を深める。
事前学習
研究テーマに関連する文献を集め、読み込んでいく。各自の文献リストを充実させていく。
事後学習
研究テーマに関連する文献を集め、読み込んでいく。各自の文献リストを充実させていく。授業でのディスカッションを踏まえて、研究テーマを明確にする。論文作成に向けた疑問点を明確にする。
10回
履修者の発表「韓国の女性と家父長制」を聴き、報告の後で十分なディスカッションを行い、研究テーマを明確にする。論文作成の指導を行う。また超低出生率の背景にあると言われる家父長制の問題についても質疑応答をもとに理解を深めていく。
事前学習
研究テーマに関連する文献を集め、読み込んでいく。各自の文献リストを充実させていく。
事後学習
研究テーマに関連する文献を集め、読み込んでいく。各自の文献リストを充実させていく。
11回
卒業制作を行う履修者のための指導を行う。過去の卒業生の卒業制作を例として示しながら、作成のためのプランを紹介する。論文作成の学生と同様、研究テーマに関連する文献を集め、各自の文献リストを充実させていく。
事前学習
授業でのディスカッションを踏まえて、研究テーマを明確にする。論文作成に向けた疑問点を明確にする。
事後学習
研究テーマに関連する文献を集め、読み込んでいく。各自の文献リストを充実させていく。
12回
履修者による「ワーク・ライフ・バランス」に関する発表を聴いて論点をまとめる。報告の後で十分なディスカッションを行い、研究テーマを明確にする。論文作成の指導を行う。
事前学習
研究テーマに関連する文献を集め、読み込んでいく。各自の文献リストを充実させていく。
事後学習
研究テーマに関連する文献を集め、読み込んでいく。各自の文献リストを充実させていく。
13回
履修者の発表を順次行う。報告の後で十分なディスカッションを行い、論文作成の指導を行う。半年間の成果を評価し、次の学期に向けた課題について話す。半年間の成果をレポートとしてまとめて提出する。
事前学習
研究テーマを明確にする。研究テーマに関連する文献を集め、読み込んでいく。各自の文献リストを充実させていく。
事後学習
研究テーマに関連する文献を集め、読み込んでいく。各自の文献リストを充実させていく。半年間の成果を十分に文章化してレポートにまとめて提出する。このレポートについて、次の学期の最初に発表を行うので準備をしておくこと。
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
成績については、授業への積極的な参加(2割)と授業での発表内容(3割)、学期末のレポート(5割)をもとに総合的に評価を行う。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
毎週の授業の最初にレポートや課題についてフィードバックをする。特に参考文献について、個別に指導を行うので、早々に文献リストを作成し始めて欲しい。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
女のからだ
荻野美穂
岩波書店
9784004314769
新書版
女性のいない民主主義
前田健太郎
岩波書店
9784004317944
新書版
参考文献・推薦図書
参考文献は、履修者の研究テーマに応じて適宜示すこととする。
研究室
H棟505室
オフィスアワー
火曜と水曜の昼休み、火曜日の5限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
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