Syllabus data

授業科目名
American History
学年
1Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Mishima Takenosuke
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
現代アメリカを理解する上で必要なアメリカ史の知識を習得するために、(社会経済的な)格差が政治問題化する1870年代からリベラル・コンセンサスが崩壊していく1960年代までの歴史を学び、政治が格差にどう対処してきたのか(あるいは、してこなかったのか)を学ぶ。受講者に、戦後日本のモデルであり続けるアメリカが、歴史の浅い国ではなく、実はとても古い国であることを知ってもらえれば幸いである。

【授業紹介動画】
Webex ミーティングの録画: 100170001 アメリカの歴史 授業紹介動画
パスワード: Cf2RVUGq
録画のリンク: https://jiu.webex.com/jiu/ldr.php?RCID=cb2be7c90da8a4c765a777c5f3fb7a37
★上掲の動画のうち、「授業計画」以後の説明は、履修登録された方のみご視聴ください。
授業の概要
第一に、南北戦争からニューディールに至るまでのアメリカ合衆国の政治経済史をたどる。第二に、リベラル・コンセンサスの形成と崩壊を通じて、今日のアメリカ政治の混迷の歴史的淵源を探る。但し、受講生の理解度に応じて、授業計画の項目を精選する。また、シラバスにはないが、時事問題について解説する場合もある。

授業計画
1回
内戦の時代:南北戦争と国家の統一
【到達目標】史上最大の内戦の原因を理解し、奴隷解放宣言の意義を説明できるようになること。
事前学習
[2h]シラバスに目を通し、配布PDFファイルで紹介しているURLを開いて、リンク先の史資料を読み込むこと。
事後学習
[2h]授業内容をよく復習し、事後課題テストに回答すること。回答後は各設問の解説を読み、期末試験に備えること。

2回
再建の時代:アメリカ経済のグローバル化
【到達目標】大陸横断鉄道の経済的効果を理解し、国際金融資本の台頭の過程を説明できるようになること。
事前学習
[2h]配布PDFファイルに目を通し、その中で紹介しているURLを開いて、リンク先の史資料を読み込むこと。
事後学習
[2h]授業内容をよく復習し、事後課題テストに回答すること。回答後は各設問の解説を読み、期末試験に備えること。

3回
ポピュリズムの時代:農民同盟と自由銀運動
【到達目標】国際金融資本に反対する勢力の政策要求の背景を理解し、説明できるようになること。
事前学習
[2h]配布PDFファイルに目を通し、その中で紹介しているURLを開いて、リンク先の史資料を読み込むこと。
事後学習
[2h]授業内容をよく復習し、事後課題テストに回答すること。回答後は各設問の解説を読み、期末試験に備えること。

4回
動乱の90年代:金本位制と帝国主義
【到達目標】アメリカの通貨制度と世界的な金融恐慌のつながりを理解し、説明できるようになること。
事前学習
[2h]配布PDFファイルに目を通し、その中で紹介しているURLを開いて、リンク先の史資料を読み込むこと。
事後学習
[2h]授業内容をよく復習し、事後課題テストに回答すること。回答後は各設問の解説を読み、期末試験に備えること。

5回
世紀転換期(1):格差の拡大と労働運動の台頭
【到達目標】トラストの形成に伴う富の独占状況を理解し、労働運動が組織化されていく過程を説明できるようになること。
事前学習
[2h]配布PDFファイルに目を通し、その中で紹介しているURLを開いて、リンク先の史資料を読み込むこと。
事後学習
[2h]授業内容をよく復習し、事後課題テストに回答すること。回答後は各設問の解説を読み、期末試験に備えること。

6回
世紀転換期(2):移民問題の起源
【到達目標】旧移民と新移民の違いを理解し、労働運動が旧移民を歓迎した理由を説明できるようになること。
事前学習
[2h]テキストの該当箇所を読むこと。
事後学習
[2h]授業内容をよく復習し、事後課題テストに回答すること。回答後は各設問の解説を読み、期末試験に備えること。

7回目
革新主義の時代(1):セオドア・ローズヴェルト
【到達目標】革新主義運動の諸改革の流れを理解し、それがアメリカ政治にもたらした影響を説明できるようになること。
事前学習
[2h]テキストの該当箇所を読むこと。
事後学習
[2h]授業内容をよく復習し、事後課題テストに回答すること。回答後は各設問の解説を読み、期末試験に備えること。

8回
革新主義の時代(2):1912年大統領選挙から第一次大戦まで
【到達目標】革新主義運動が、第一次大戦を境として後景に退いた背景を理解し、説明できるようになること。
事前学習
[2h]テキストの該当箇所を読むこと。
事後学習
[2h]授業内容をよく復習し、事後課題テストに回答すること。回答後は各設問の解説を読み、期末試験に備えること。

9回
狂騒の20年代(1):アメリカ的生活様式と不寛容な社会
【到達目標】大量消費社会の物質的な豊かさと宗教・エスニシティをめぐる不寛容さとの対照を理解し、説明できるようになること。
事前学習
[2h]テキストの該当箇所を読むこと。
事後学習
[2h]授業内容をよく復習し、事後課題テストに回答すること。回答後は各設問の解説を読み、期末試験に備えること。

10回
狂騒の20年代(2):禁酒法から大恐慌まで
【到達目標】大恐慌によって、政治的優位が保守からリベラルに再び移行することを理解し、説明できるようになること。
事前学習
[2h]テキストの該当箇所を読むこと。
事後学習
[2h]授業内容をよく復習し、事後課題テストに回答すること。回答後は各設問の解説を読み、期末試験に備えること。

11回
ニュー・ディール期:フランクリン・ローズヴェルト
【到達目標】ニュー・ディール政策の概要を理解し、ニュー・ディール連合の成立について説明できるようになること。
事前学習
[2h]テキストの該当箇所を読むこと。
事後学習
[2h]授業内容をよく復習し、事後課題テストに回答すること。回答後は各設問の解説を読み、期末試験に備えること。

12回
「リベラル・コンセンサス」の時代:ニュー・ディール政策の終わりから偉大な社会まで
【到達目標】第二次大戦がアメリカ政治に与えた影響を理解し、公民権運動の隆盛とそれに対する政治の対応を説明できるようになること。
事前学習
[2h]テキストの該当箇所を読むこと。
事後学習
[2h]授業内容をよく復習し、事後課題テストに回答すること。回答後は各設問の解説を読み、期末試験に備えること。

13回
「保守」と「リベラル」の対立の時代:ニュー・ディール連合の崩壊から文化戦争まで
【到達目標】公民権運動後のニュー・ディール連合の崩壊の原因を理解し、保守の再台頭について説明できるようになること。
事前学習
[2h]テキストの該当箇所を読むこと。
事後学習
[2h]授業内容をよく復習し、事後課題テストに回答すること。回答後は各設問の解説を読み、期末試験に備えること。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
1)期末試験:オンデマンドにて筆記試験を実施する(40%)

2)授業および課題への取組:毎回の授業後にMicrosoft Teams上で実施する事後課題テストの平均点(未提出分は0点として算入する)などを評価する(60%)

【期末試験、事後課題テストの表示および提出の方法】日本マイクロソフト「はじめてのTeams5_3 課題_生徒画面」YouTube、2021年6月2日、 https://youtu.be/xDa5LFpeHkMを参照すること。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
【履修者への連絡方法】受講者への一斉連絡は、原則としてMicrosoft Teamsのクラスチームにて行うが、特に重要な連絡についてはUNIVERSAL PASSPORT RXにおいても行う。Teamsからの連絡は、未読の状態が続けば、Outlook(JIU Mail)にリマインダーが入るので、Outlook(JIU Mail)も時々確認すること。

【教員への連絡方法】対面授業以外で受講者が教員に連絡したいときは、教員のJIUメールアドレス(授業の配布資料に掲載)に、自分自身のJIUメールアドレスから連絡すること。その際は、件名に用件を明記し、本文に学生証番号および氏名を記入すること。

【受講者と教員との意見交換の方法】対面授業以外での受講者と教員との意見交換は、原則としてMicrosoft Teams上で実施する事後課題テストの質問欄を用いて行うが、やむを得ない場合はUNIVERSAL PASSPORT RXの授業Q&A登録を用いてもよい。

【事後課題テストの解説】Microsoft Teams上で実施する事後課題テストの各設問には解説が施してある。回答を送信完了した直後に結果を表示させれば、解説を読むことができる。また、教員の指示通りに回答を完了すれば、Outlook(JIU Mail)に回答の確認メールが入るので、その本文中のリンクから回答結果を確認し、解説を読むこともできる。

【期末試験、事後課題テストの表示および提出の方法】日本マイクロソフト「はじめてのTeams5_3 課題_生徒画面」YouTube、2021年6月2日、 https://youtu.be/xDa5LFpeHkMを参照すること。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
TeamsにてPDFを配付する
参考文献・推薦図書
『アメリカ合衆国の形成と政治文化—建国から第一次世界大戦まで』常松洋ほか編著(昭和堂、2010)ISBN-13: 978-4812210369
『20世紀アメリカの夢—世紀転換期から1970年代』中野 耕太郎(岩波新書、2019)ISBN-13: 978-4004317722
『現代アメリカの政治文化と世界—20世紀初頭から現代まで』肥後本 芳男ほか編著(昭和堂、2010) ISBN-13: 978-4812210376
『グローバル時代のアメリカ—冷戦時代から21世紀へ』古矢旬(岩波新書、2020)ISBN-13: 978-4004317739
『大学で学ぶアメリカ史』和田光弘編著(ミネルヴァ書房、2014)ISBN-13: 978-4623067169
研究室
東金キャンパス・H412(H棟4階12号室)
オフィスアワー
S1・S2・F1:火曜2限・木曜2限
F2:火曜1限・水曜1限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
1)授業形態を問わず、Microsoft Teamsを利用する。
2)授業で使用する全てのデジタルデバイスに、「Microsoft Teams をダウンロード」Microsoft <https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/microsoft-teams/download-app>から、Microsoft Teamsのアプリをインストールされたい。サインインの際のメールアドレスとパスワードは、必ずJIU Mailと同じものを入力すること。
3)Teamsを開き、マイアカウントのメールアドレスがJIU Mailアドレス(...@jiu.ac.jp)に設定されていることを確認されたい。もし他のアドレスに設定した場合はいったんサインアウトし、JIU Mailアドレス(...@jiu.ac.jp)でサインインし直すこと。
4)担当教員については、「三島 武之介」城西国際大学国際人文学部国際交流学科ホームページ、<https://www.jiu.ac.jp/intl-exchange/faculty/detail/id=14227> を参照されたい。
5)本科目に関連する DP、SDGs、ナンバリングについては、https://www.jiu.ac.jp/visitors/students/detail/id=1001を参照されたい。