Syllabus data

授業科目名
Techniques of Interpreting I (Japanese to Chinese)
学年
2Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
Have work experience
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Wang Yan
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語、中国語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
航空会社の渉外部門において、トップレベルの交渉や会見の通訳者として実務に携わった教員が、実務経験にもとづき、中級以上レベルの中国語学習者(中検3級)と日本語学習者(N2以上)を対象に、基礎的な逐次通訳スキルを習得出来るよう指導するとともに、実際の通訳現場での対応力、実践力の向上を目指した通訳演習や、教員が実務で経験した通訳事例を参考にディスカッションを行い、異文化コミュニケーションの理解と合わせて、文化的な違いを考慮した通訳方法の習得を図る。

【授業紹介動画:https://youtu.be/1wEJkKESzO8】
授業の概要
様々なビジネスシーンにおける日中・中日通訳の実践的な通訳トレーニングを行う。予習としてキーワードとキーフレーズのインプットを求め、授業では、シャドウイング、リプロダクション、リテンション、サイト・トランスレーションなどの通訳訓練法を用いて、逐次通訳演習を行う。

履修者が教員への連絡、授業内容についての議論などはJIUportalを利用する。教員から学生への個別連絡が必要な場合は、JIUメールを利用する。

授業計画
1回
第1回 オリエンテーション、通訳の基礎
到達目標:通訳の種類、翻訳と通訳との違い、通訳のプロセスなど通訳の基礎が理解できる。
 
事前学習
通訳とは何か、通訳と翻訳の違いについて考える。
事後学習
授業内容を振り返り、要点をまとめる。

2回
第2回 通訳訓練の方法に関する説明と通訳トレーニング
到達目標:シャドウイング、リプロダクション、リテンション、サイト・トランスレーションなどの通訳訓練の方法と効果を身につける。
事前学習
通訳訓練の方法について調べる。
事後学習
授業内容を振り返り、要点をまとめる。

3回
第3回 逐次通訳演習①L1北京案内(中訳日)
到達目標:観光通訳に必要とされる通訳のスキルを理解し、観光分野に頻出する慣用句や四字熟語の日本語訳を身につける。

  
事前学習
キーワード・キーフレーズ・関連単語を予習しておくこと。
事後学習
音声教材をシャドウイング・リプロダクションし、逐次通訳演習を行う。

4回
第4回 逐次通訳演習②L2東京案内(日訳中)
到達目標:観光通訳に必要とされる通訳のスキルを理解し、頻出する外来語と新語の中国語訳を身につける。

  
事前学習
キーワード・キーフレーズ・関連単語を予習しておくこと。
事後学習
音声教材をシャドウイング・リプロダクションし、逐次通訳演習を行う。

5回
第5回 逐次通訳演習③ L3企業内通訳
到達目標:ビスネス通訳に必要とされる通訳のスキルを理解し、ビジネス通訳に関連する敬語表現、役職名や肩書の訳を身につける。

 
事前学習
キーワード・キーフレーズ・関連単語を予習しておくこと。
事後学習
音声教材をシャドウイング・リプロダクションし、逐次通訳演習を行う。

6回
第6回 ディスカッション①ビジネス通訳の実例をテーマにするディスカッション
到達目標:異文化コミニュケーションを理解し、ビジネスシーンにおける摩擦を回避するための通訳方法、通訳者の役割を理解する。
 
事前学習
ビジネスシーンにおける摩擦を回避するための通訳方法について文献を調べる。
事後学習
ビジネスシーンにおける摩擦を回避するための通訳の方法をまとめる。

7回目
第7回 ディスカッション②ビジネス通訳の実例をテーマにするディスカッション
到達目標:異文化コミュニケーションを理解し、ビジネスシーンにおける摩擦を回避するための通訳方法、通訳者の役割を理解する。
事前学習
ビジネス通訳者の役割について文献を調べる。
事後学習
ビジネス通訳における通訳者の役割についてまとめる。

8回
第8回 逐次通訳演習④ L4宴会挨拶(日訳中)
到達目標:レセプションなどフォーマルな場面での通訳方法を理解し、挨拶の決まり文句を習得する。


 
事前学習
キーワード・キーフレーズ・関連単語を予習しておくこと。
事後学習
音声教材をシャドウイング・リプロダクションし、逐次通訳演習を行う。

9回
第9回 逐次通訳演習⑥ 宴会挨拶(中訳日)
到達目標:レセプションなどフォーマルな場面での通訳方法を理解し、挨拶の決まり文句を習得する。 
事前学習
キーワード・キーフレーズ・関連単語を予習しておくこと。
事後学習
音声教材をシャドウイング・リプロダクションし、逐次通訳演習を行う。

10回
第10回 ディスカッション 開会式挨拶の通訳実例をテーマにするディスカッション
到達目標:フォーマルの場面における挨拶の通訳の方法を理解し、挨拶の定型表現を習得する。
事前学習
キーワード・キーフレーズ・関連単語を予習しておくこと。
事後学習
フォーマルの場面における挨拶の定型表現をまとめる。

11回
第11回 逐次通訳演習⑦ L12 中国のIT市場(中訳日)
到達目標:会議通訳に必要な通訳スキルを理解し、講演などの定型表現を習得する。  
事前学習
キーワード・キーフレーズ・関連単語を予習しておくこと。
事後学習
音声教材をシャドウイング・リプロダクションし、逐次通訳演習を行う。

12回
第12回 逐次通訳演習⑦ L14環境問題
到達目標:会議通訳に必要な通訳スキルを理解し、司会進行の定型表現を習得する。
事前学習
キーワード・キーフレーズ・関連単語を予習しておくこと。
事後学習
音声教材をシャドウイング・リプロダクションし、逐次通訳演習を行う。

13回
第13回 通訳実務のシミュレーション、フィードバック
到達目標:通訳実務の流れのシミュケーションを行い、職業としての会議通訳について理解する。
事前学習
授業の内容を復習し、要点をまとめる。
事後学習
授業の内容を復習し、通訳の実務の流れに関する要点をまとめる。

14回
期末口述試験を実施する。
事前学習
授業の内容を振り返って、復習する。
事後学習
期末試験を振り返って、問題点をまとめる。

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
小テスト、課題、期末試験を実施する。評価配分は以下の通りとする。
○期末試験:40%
○小テスト及び課題:40%
○授業への取り組み:20%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
次回の授業で解説、または解説コメントを配布する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
『日中・中日通訳トレーニングブック』
高田裕子・毛燕
大修館書店
4469232467
2008年 2,100円+税
参考文献・推薦図書
新版『中国語通訳への道』塚本慶一著 大修館書店 ISBN978−4−469−23270−7
『通訳の技術』 小松達也著 研究社 ISBN4−327−45191−6
研究室
東金キャンパス H棟 502
オフィスアワー
月曜日2限、水曜日2限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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