Syllabus data

授業科目名
Seminar in Inter-cultural Studies II
学年
3Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Okada Miyako
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
・各々の研究テーマに関する先行研究を体系的にまとめて、自身の研究の位置づけを明らかにする。
・各々の研究対象に対する分析と考察を進め、論証を組み立てる。
・国語科教員志望者は、専門職として必要な知識と能力を認識し、主体的に高めようとする。
授業の概要
本演習は、2021年度4月生「国際文化演習III」と9月生「国際文化演習II」の合同で実施する。
4月生は、論文執筆に関する基礎的な事項を復習しつつ、それぞれの研究については個別指導を経て、中間発表を行なう。
9月生は、テーマの設定、参考文献探索の方法とリスト作成、先行研究の要約要旨のまとめと批評などについて学ぶ、研究対象に対する理解を深め、問題意識を共有する。
それぞれ進捗が異なるが、相互に学ぶ態度を期待する。

授業計画
1回
オリエンテーション 
これまでの取り組みと今学期の予定の確認(就職活動スケジュールを含む)
卒業研究とは 論文とレポートの違い(復習)
到達目標:卒業研究のあり方、論文とレポートの違いについて理解している。研究の進捗状況を報告し、今後の課題についての指導を理解することができる。
事前学習
[2h]シラバスでS1S2の内容と目標をおさえておくこと。
前学期から現時点までの取り組みを整理しておくこと。
事後学習
[2h]今後の課題を明らかにし、研究の計画を立てておくこと。

2回
テーマの設定の仕方、問いの立て方
4月生 個別指導1名
到達目標:研究テーマを要素に分解して具体化し、適切な問いを立てることができる。
事前学習
[2h]配付資料を読んでおくこと。
事後学習
[2h]各自の研究テーマについて、いくつかの問いを立ててみること。

3回
Web公開データベースの活用
到達目標:文献収集やデータに必要なデータベースとその利用方法について理解する。
事前学習
[2h]配付資料を読んでおくこと。
事後学習
[2h]自身の研究テーマに関して活用すべきデータベースについて具体的な利用方法(利用登録の有無、データ利用の許諾など)を確認しておくこと。

4回
参考文献・先行研究の探索方法とリストの作成
4月生 個別指導1名
到達目標:自身の研究に必要な文献の探索方法を習得し、リストを作成する。
事前学習
[2h]配付資料を読んでおくこと。これまでに読んだ文献の注・文献リストの表記について確認しておくこと。
事後学習
[2h]学習内容をまとめておくこと。自身の情報収集に過不足がないか、内容は適切か確認し、必要に応じて探索、収集を重ねること。

5回
研究対象と問題意識の共有:物語文学におけるジェンダー
到達目標:履修者(4月生)の関心をもとに研究対象に対する知識と問題意識を共有したうえで、当該テーマに関する研究の留意点について理解する。
事前学習
[2h]配付資料を読んでおくこと。
事後学習
[2h]とりあげた内容をまとめておくこと。自身の研究との関連がある場合は、活かし方を考えておくこと。

6回
研究対象と問題意識の共有:現代ミステリー文学とジェンダー
到達目標:履修者(4月生)の関心をもとに研究対象に対する知識と問題意識を共有したうえで、当該テーマに関する研究の留意点について理解する。
事前学習
[2h]配付資料を読んでおくこと。
事後学習
[2h]とりあげた内容をまとめておくこと。自身の研究との関連がある場合は、活かし方を考えておくこと。

7回目
研究対象と問題意識の共有:軍記物語における人物造型
到達目標:履修者(4月生)の関心をもとに研究対象に対する知識と問題意識を共有したうえで、当該テーマに関する研究の留意点について理解する。
事前学習
[2h]配付資料を読んでおくこと。
事後学習
[2h]とりあげた内容をまとめておくこと。自身の研究との関連がある場合は、活かし方を考えておくこと。

8回
研究対象と問題意識の共有:歴史と古典文学
到達目標:履修者(9月生)の関心をもとに研究対象に対する知識と問題意識を共有したうえで、当該テーマに関する研究の留意点について理解する。
事前学習
[2h]配付資料を読んでおくこと。
事後学習
[2h]とりあげた内容をまとめておくこと。自身の研究との関連がある場合は、活かし方を考えておくこと。

9回
研究対象と問題意識の共有:近代文学における女性像
到達目標:履修者(9月生)の関心をもとに研究対象に対する知識と問題意識を共有したうえで、当該テーマに関する研究の留意点について理解する。
事前学習
[2h]配付資料を読んでおくこと。
事後学習
[2h]とりあげた内容をまとめておくこと。自身の研究との関連がある場合は、活かし方を考えておくこと。

10回
研究対象と問題意識の共有:文学における表象
到達目標:履修者(9月生)の関心をもとに研究対象に対する知識と問題意識を共有したうえで、当該テーマに関する研究の留意点について理解する。
事前学習
[2h]配付資料を読んでおくこと。
事後学習
[2h]とりあげた内容をまとめておくこと。自身の研究との関連がある場合は、活かし方を考えておくこと。

11回
4月生卒論中間発表/9月生問いの設定・確認
到達目標:発表者 4月生 問題意識、研究の意義、先行研究をまとめ、分析考察の見通しを持つ。/9月生 問いを精査して適切なものにする。/全員 討議に参加し、適切に批評する。
事前学習
[2h]発表担当者は発表の準備をし、履修者は発表予告を聞いて研究対象について予習しておくこと。
事後学習
[2h]発表者は、指導助言をふまえて研究を進めること。その他の履修者は、発表と討議から自身の研究との関連を見つけておくこと。

12回
4月生卒論中間発表/9月生問いの設定・確認
到達目標:発表者 4月生 問題意識、研究の意義、先行研究をまとめ、分析考察の見通しを持つ。/9月生 問いを精査して適切なものにする。/全員 討議に参加し、適切に批評する。
事前学習
[2h]発表担当者は発表の準備をし、その他の履修者は発表予告を聞いて研究対象について予習しておくこと。
事後学習
[2h]発表者は、指導助言をふまえて研究を進めること。その他の履修者は、発表と討議から自身の研究との関連を見つけておくこと。

13回
4月生卒論中間発表/9月生問いの設定・確認 今学期のまとめと今後の課題の確認
到達目標:発表者 4月生 問題意識、研究の意義、先行研究をまとめ、分析考察の見通しを持つ。/9月生 問いを精査して適切なものにする。/全員 討議に参加し、適切に批評する。
事前学習
[2h]今学期の研究を振り返り、当初の計画と照らし合わせておくこと。
事後学習
[2h]発表者は、指導助言をふまえて研究を進めること。その他の履修者は、発表と討議から自身の研究との関連を見つけておくこと。今学期の研究と指導内容を踏まえて、夏季休業中の課題を整理し、再度、研究計画を立てること。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
平常点(発表、質疑応答などの参加度、発表レジュメ)40%
期末レポート 60%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックについて:
発表内容については資料の事前提出時と発表時に逐一コメントする。
その他の課題も授業内で解説する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業時に適宜資料を配付する
参考文献・推薦図書
それぞれの卒業制作および卒業研究のテーマにそって適宜紹介する。
『新しい古典・言語文化の授業: コーパスを活用した実践と研究』河内昭浩(朝倉書店/2019/\3,300/ 978-4254510614)
『読解力を鍛える古典の「読み」の授業 徒然草・枕草子・平家物語・源氏物語を読み拓く』阿部昇(明治図書出版/2021/\2,860/978-4183824165)
『最新版 大学生のためのレポート・論文術 (講談社現代新書)』小笠原喜康(講談社/2018/\880/978-4065135020)
その他、授業で適宜紹介する。その他、授業で適宜紹介する。
研究室
東金キャンパス H棟5階 H513
オフィスアワー
S1及びS2 月曜2限目・4限目
F1及びF2 木曜2限目・金曜2限目
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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