Syllabus data

授業科目名
Seminar in International ExchangeII
学年
3Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
開講クォーター
semester not specified
担当教員
LI YINGQING
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語、中国語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
中国語と日本語について言語学的な視点から比較する方法を学ぶ。また、言語行動から中国人の普遍的な考えを読み解き、さらに、日本人との比較を通して、日本文化や日本人の思考様式を再認識する。
到達目標:自ら見出した課題について、適切な方法で情報収集・検討・考察し、その結果や自己の見解を、効果的な形で発表・活用することができる。(DP5)
授業の概要
演習Ⅰの続きである。中国人言語行動に関連する資料を読んで、対照言語学の分析法や言語行動の調査・分析方法を学ぶ。習得した方法論を活用し、自分の関心領域について自ら資料を調べ考察したものを授業で発表し全員で討論する。

授業計画
1回
ガイダンス 授業内容や進め方の説明
秋学期の授業内容と授業の進め方について説明する。
到達目標:授業の内容や進め方を理解する。
事前学習
[事前学習:2h] 事前にシラバスを読んでテキストを購入しておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] 次回の内容を予習しておくこと。

2回
文献講読(1)中国人の言語行動—反応・応答の表現
文献を読んで中国人の反応・応答の表現を通して、中国人の行動様式を理解する。
到達目標:資料の内容を理解し、要約することができる。
事前学習
[事前学習:2h] 資料を読んで疑問点を取り上げておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] 授業での討論に基づいてノートをまとめ直し、理解を深めること。


3回
文献講読(2)中国人の言語行動—挨拶語と挨拶行動
文献を読んで中国人の挨拶行動・挨拶語を通して、中国人の行動様式を理解する。
到達目標:資料の内容を理解し、要約することができる。
事前学習
[事前学習:2h]  資料を読んで疑問点を取り上げておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] 授業での討論に基づいてノートをまとめ直し、理解を深めること。

4回
文献講読(3)中国語の伝達機能受信感覚
文献を読んで中国語の伝達機能受信感覚を通して、中国語語彙の語用論的意味を理解する。
到達目標:資料の内容を理解し、要約することができる。
事前学習
[事前学習:2h]  資料を読んで疑問点を取り上げておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] 授業での討論に基づいてノートをまとめ直し、理解を深めること。

5回
文献講読(4)中国人の価値観
文献を読んで中国のプレゼント文化などを通して、中国人の価値観を理解する。
到達目標:資料の内容を理解し、要約することができる。
事前学習
[事前学習:2h] 資料を読んで疑問点を取り上げておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] 授業での討論に基づいてノートをまとめ直し、理解を深めること。

6回
文献講読(5)言語システムに侵食する思考と感覚
資料を読んで中国語の言語文化を通して、言語と文化の関係性を考える。
到達目標:資料の内容を理解し、要約することができる。
事前学習
[事前学習:2h] 資料を読んで疑問点を取り上げておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] 授業での討論に基づいてノートをまとめ直し、理解を深めること。

7回目
文献講読(6)「内」と「外」に対する認識
資料を読んで、中国人の「内」と「外」に対する認識を理解した上で、日本人と比較してみる。
到達目標:日本人と中国人が「内」と「外」に対する認識の違いが理解できる
事前学習
[事前学習:2h] 資料を読んで疑問点を取り上げておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] 授業での討論に基づいてノートをまとめ直し、理解を深めること。

8回
文献講読(7)感謝・謝罪
文献を読んで中国人の感謝・謝罪の言語行動を理解した上で、日本人と比較してみる。
到達目標:日本人と中国人の感謝・謝罪の言語行動の違いが理解できる。
事前学習
[事前学習:2h] 資料を読んで疑問点を取り上げておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] 授業での討論に基づいてノートをまとめ直し、理解を深めること。

9回
文献講読(8)依頼
文献を読んで中国人の依頼言語行動を理解した上で、日本人と比較してみる。
到達目標:日本人と中国人の依頼の言語行動の違いが理解できる。
事前学習
[事前学習:2h] 資料を読んで疑問点を取り上げておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] 授業での討論に基づいてノートをまとめ直し、理解を深めること。

10回
グループ発表(1)
文献講読の内容より、関心を持ったテーマを取り上げ、それについて資料を調べ考察して発表する。
到達目標:日本人と中国人の言語行動を理解し、円滑にコミュニケーションすることができる。


事前学習
[事前学習:2h] レジュメやPPTを作り、発表の準備をすること。
事後学習
[事後学習:2h] 授業での討論に基づいて内容を修正すること。

11回
グループ発表(2)発表者交代
文献講読の内容より、関心を持ったテーマを取り上げ、それについて資料を調べ考察して発表する。
到達目標:日本人と中国人の言語行動を理解し、円滑にコミュニケーションすることができる。
事前学習
[事前学習:2h] レジュメやPPTを作り、発表の準備をすること。
事後学習
[事後学習:2h] 授業での討論に基づいて内容を修正すること。

12回
グループ発表(3)発表者交代
文献講読の内容より、関心を持ったテーマを取り上げ、それについて資料を調べ考察して発表する。
到達目標:日本人と中国人の言語行動を理解し、円滑にコミュニケーションすることができる。
事前学習
[事前学習:2h] レジュメやPPTを作り、発表の準備をすること。
事後学習
[事後学習:2h] 授業での討論に基づいて内容を修正すること。

13回
まとめ
秋学期の内容を振り返り、今後の計画を立てる。
到達目標:秋学期授業の内容への理解を深めることができる。
事前学習
[事前学習:2h] 秋学期の内容を振り返り、要点と疑問点をまとめておくこと。
事後学習
[事後学習:2h] 期末レポートをまとめ、提出すること。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
期末レポートを提出する。評価配分は以下の通りとする。
○期末レポート:40%
○授業への取り組み・発表:60%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
次回授業内での解説、または解説コメントを配布する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
中国人のこころ「ことば」からみる思考と感覚
小野秀樹
集英社
978-4087210583
参考文献・推薦図書
『相席で黙っていられるか—日中言語行動比較論』井上優 岩波書店 ISBN:978-4000286251
『漢語から見える世界と世間—日本語と中国語はどこでずれるか』中川正之 岩波書店 ISBN:978-4006002947
ほかは内容に応じて授業で紹介する。
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東金キャンパス・H棟・H407
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