Teacher name : Kayoko Yuyama
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授業科目名
Child Health Nursing: Assesment and Skills
学年
2Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
Have work experience
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Shiga Ryota,WATANABE Sayaka,Kayoko Yuyama
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
看護師資格を持ち実務経験のある教員が講義を担当し、経験から次の内容を学生にわかりやすく伝える。
学生が、小児期に出現しやすい健康障害について学び、小児の健康障害が小児とその家族に及ぼす影響について理解する。さらに、小児と家族の健康レベルに応じた看護と、子どもに特有の症状(発熱・脱水・嘔吐・下痢など)の理解と看護について学ぶことを通して、健康を障害された小児とその家族の理解と、救命救急看護等の具体的な援助方法等についての基礎的知識を習得する。 授業の概要
疾病治療学、基礎看護学での学びを事前学習で活用しながら、小児期に出現しやすい健康障害についての理解を深め、健康障害の段階に応じた小児と家族への看護の特徴を理解できるようにする。また、子どもに特有の症状についての理解を深め、症状に応じた看護についても学ぶ。
授業計画
1回
第1回.オリエンテーションおよび病気・障害を持つ子どもと家族の看護/小児看護学①(9月27日)
担当教員:柚山 香世子 <病気・障害を持つ子どもと家族の看護> 到達目標:健康障害をもった子どもの看護の特徴が理解できる 入院中の子どもと家族の特徴及び看護の特徴が理解できる 外来における子どもと家族の看護の特徴を理解する トリアージ、感染対策、予防接種についての看護を理解する 事前学習
[事前学習:2h]教科書(医学書院)小児看護学①の上記の授業の範囲を予習すること
事後学習
【事後学習2h】授業内容の復習および提示された課題を期限までに提出する。
2回
第2回.急性期にある子どもの看護/小児看護学①(10月4日)
担当教員:柚山 香世子 到達目標:急性期の小児の解剖学的生理学的特徴と看護のポイント、疾患の特徴と看護が理解できる 急性期の疾患の事例を通して看護を理解する <取り扱う疾患> 川崎病:小児看護学②/食物アレルギー:小児看護学②/悪性腫瘍(脳腫瘍、神経芽腫):小児看護学② 事前学習
[事前学習:2h]教科書(医学書院)小児看護学①②の上記の授業の範囲を予習すること
事後学習
[事後学習:2h]提示された確認小テストなどの課題を実施し提出すること
3回
第3回.周手術期の子どもと家族の看護/小児看護学①(10月11日)
症状を示す子どもの看護(痛みの看護) 担当教員:志賀 亮太 到達目標:手術を受ける子どもの特徴と看護を理解する 主な疾患の事例を通して看護を理解する <取り扱う疾患> 先天性心疾患:小児看護学②/口唇口蓋裂:小児看護学②/アデノイド(咽頭扁桃)増殖症:小児看護学② 事前学習
[事前学習:2h]教科書(医学書院)小児看護学①②の上記の授業の範囲を予習すること
事後学習
[事後学習:2h]提示された確認小テストなどの課題を実施し提出すること
4回
第4回. 症状を示す子どもの看護(呼吸困難)/小児看護学①(10月18日)
担当教員:志賀 亮太 到達目標:小児の呼吸困難における解剖学的生理学的特徴と看護を理解する 主な疾患の事例を通して看護を理解する <取り扱う疾患> 細気管支炎、肺炎(マイコプラズマ肺炎):小児看護学②/気管支喘息:小児看護学② 事前学習
[事前学習:2h]教科書(医学書院)小児看護学①②の上記の授業の範囲を予習すること
事後学習
[事後学習:2h]提示された確認小テストなどの課題を実施し提出すること
5回
第5回.症状を示す子どもの看護(発熱・発疹・痙攣)/小児看護学①(10月25日)
担当教員:柚山 香世子 到達目標:小児の発熱、痙攣、発疹の症状と看護が理解できる 主な疾患の事例を通して看護を理解する <取り扱う疾患> 感染症と看護:小児看護学②/痙攣(熱性けいれん、てんかん)小児看護学②/感染症(麻疹、風疹、水痘、 流行性耳下腺炎、突発性発疹、咽頭結膜熱、溶血性レンサ球菌感染症):小児看護学② 事前学習
[事前学習:2h]教科書(医学書院)小児看護学①②の上記の授業の範囲を予習すること
事後学習
[事後学習:2h]提示された確認小テストなどの課題を実施し提出すること
6回
第6回. 症状を示す子どもの看護(嘔吐・下痢・脱水・便秘)/小児看護学①(11月1日)
担当教員:志賀 亮太 到達目標:小児の嘔吐、下痢、脱水、便秘のメカニズムと看護を理解する 主な疾患の事例を通して看護を理解する <取り扱う疾患> 胃腸炎:小児看護学②/二分脊椎:小児看護学② 事前学習
[事前学習:2h]教科書(医学書院)小児看護学①②の上記の授業の範囲を予習すること
事後学習
[事後学習:2h]提示された確認小テストなどの課題を実施し提出すること
7回目
第7回.慢性期にある子どもと家族の看護/小児看護学①(11月8日)
担当教員:柚山 香世子 到達目標:慢性期にある子どもとその家族の特徴が理解できる 慢性期の疾患の事例を通して疾患の特徴と看護が理解できる <取り扱う疾患> 1型糖尿病、ネフローゼ症候群、突発性血小板減少性紫斑病、血友病、白血病/小児看護学② 事前学習
[事前学習:2h]教科書(医学書院)小児看護学①②の上記の授業の範囲を予習すること
事後学習
[事後学習:2h]提示された確認小テストなどの課題を実施し提出すること
8回
第8回. 慢性期にある子どもと家族の看護②/終末期にある子どもと家族の看護/小児看護学①(11月20日)
担当教員:柚山 香世子 到達目標:慢性期にある子どもや家族の抱える思いや葛藤について考えることができる 終末期の特徴について理解し、説明できる 子どもの死の概念発達とその特徴について説明できる 終末期にある子どもと家族の看護のポイントを理解し、説明できる 事前学習
[事前学習:2h]教科書(医学書院)小児看護学①②の上記の授業の範囲を予習すること
事後学習
[事後学習:2h]講義および指定された動画を視聴して学びをレポートに記載し提出すること
9回
第9回.障害のある子どもと家族の看護/小児看護学①(11月27日)
担当教員:田中 哲(柚山 香世子) 到達目標:主な疾患と事例を通して、看護を理解する 障害のある子どもと家族の看護のポイントを理解し、説明できる <取り扱う疾患> 染色体異常:小児看護学①②/脳性麻痺:小児看護学②/チック症群:小児看護学② 注意欠如・多動症および自閉症スペクトラム症:小児看護学② 事前学習
[事前学習:2h]教科書(医学書院)小児看護学①②の上記の授業の範囲を予習すること
事後学習
[事後学習:2h]提示された確認小テストなどの課題を実施し提出すること
10回
第10回.子どもの虐待と看護/小児看護学①(12月4日)
担当教員:田中 哲(柚山 香世子) 到達目標:子ども虐待について理解し、その看護のポイントについて説明できる 小児看護学①虐待と看護 事前学習
[事前学習:2h]教科書(医学書院)小児看護学①の上記の授業の範囲を予習すること
事後学習
[事後学習:2h]提示された確認小テストなどの課題を実施し提出すること
11回
第11回.災害時の子どもと家族の看護/小児看護学①(12月11日)
担当教員:柚山 香世子 到達目標:災害時の子どもと家族の看護のポイントを理解し、説明できる 小児看護学①災害時の看護 事前学習
[事前学習:2h]教科書(医学書院)小児看護学①の上記の授業の範囲を予習すること
事後学習
[事後学習:2h]提示された確認小テストなどの課題を実施し提出すること
12回
第12回.周手術期の子どもと家族の看護2/小児看護学②(12月18日)
担当教員:柚山 香世子 到達目標:先天性の形態異常を持つ子どもの疾患及び治療を理解する <取り扱う疾患> 食道閉鎖症:小児看護学②/肥厚性幽門狭窄症:小児看護学② /ヒルシュスプルング症:小児看護学② 鎖肛:小児看護学②/鼠径ヘルニア・陰嚢水腫:小児看護学②/胆道閉鎖症:小児看護学② 事前学習
[事前学習:2h]上記の小児外科疾患について予習すること
事後学習
[事前学習:2h]リフレクションペーパーを提出すること。
13回
第13回.事故・外傷疾患の治療と看護/小児看護学①(1月15日)
担当教員:柚山 香世子 到達目標:小児の事故及び外傷疾患の特徴と治療を理解する 事前学習
[事前学習:2h]事故・外傷の看護について予習すること
事後学習
[事前学習:2h]リフレクションペーパーを提出すること。
14回
試験:1月22日2限
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
【定期試験が対面で実施可能な場合】
・事前・事後課題を含めた授業への取り組み状況・レポート等20% 期末試験 80% 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
※授業についての質問は、下記アドレスのTeams、E-mailを活用して下さい。
柚山:yuyama@jiu.ac.jp 志賀:shiga@jiu.ac.jp 講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
『系統看護学講座 小児看護学[1]小児看護学概論/小児臨床看護総論(第14版)』
奈良間美保他
医学書院
978-4-260-03860-7
『系統看護学講座 小児看護学[2]小児臨床看護各論(第14版)』
奈良間美保他
医学書院
978-4-260-03866-9
参考文献・推薦図書
『ナースとコメディカルのための小児科学(第6版)』白木和夫、高田哲他(日本小児医事出版/2018年/4,180円(本体3,800円+税)
『ナーシンググラフィカ 小児看護学 小児の発達と看護(第6版)』中野綾美他(メディカ出版/2019年/3800円(4180円税込)) 『ナーシンググラフィカ 小児看護学 小児の疾患と看護(第2版)』中野綾美他(メディカ出版/2017年/3200円(3520円税込)) 『臨床病態学−小児編−』北村聖他(ヌーヴェルヒロカワ/2013年/3000円(3240円税込)) 『こどもの病気の地図帳』鴨下重彦(講談社/2002年/4000円(4200円税込)) 研究室
柚山香世子:H棟411、yuyama@jiu.ac.jp
志賀亮太:K棟516、shiga@jiu.ac.jp オフィスアワー
柚山香世子:F1-2 金曜2、3限
志賀亮太:F1-2 金曜2、3限 科目ナンバリング
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