Syllabus data

授業科目名
Mental Health and Psychiatric Nursing:Assesment and Skills
学年
2Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
Have work experience
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Satoko Iga,shimamura ryuji,Ota Yukio
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
1.代表的な精神疾患について、病態像、症状、経過や治療の特徴、看護の概要について説明できる。  
2.精神の健康問題を抱える人とその家族に対する看護について説明できる。
3.精神科医療・看護の歴史を理解し、関連する法律や制度について説明できる。
4.地域社会で生活している精神障害の当事者の視点をもって看護を考えることができる。            
5.安心、安全を意識した看護の視点、援助について説明できる。                   
6.精神医療保健福祉における看護師の役割について説明できる。
授業の概要
①科目名:精神看護方法論(Mental Health and Psychiatric Nursing:Assesment and Skills)
②授業形態:講義
③内容:
精神科における代表的な精神疾患の基礎知識と精神疾患をもつ人や家族に対する看護について学修する
ことで精神疾患を抱える人とその家族の健康問題を理解し、必要な看護について考える力を養う。

5年間の精神科病院での臨床経験を授業内容及び方法に反映させて、臨床現場で有効活用できる知識と技術をわかりやすく伝授する。

授業計画
1回
1回.オリエンテーション、精神保健医療の歴史について
 担当教員:太田幸雄
【到達目標】
・精神保健医療の歴史について知り、歴史を知ることの意味について考えることができる
事前学習
2h  事前にテキスト2の148頁〜167頁を読んでおくこと。
事後学習
2h  講義資料を復習し、理解を深めること。

2回
2回.精神保健医療の法律と制度について
 担当教員:太田幸雄
【到達目標】
・精神保健医療福祉に関する法律や制度について理解しその内容と変遷について説明できる。
事前学習
2h 事前にテキスト2の134頁〜143頁及び170頁〜186頁、テキスト1の212頁〜221頁を読んでおくこと。
事後学習
2h  講義資料を復習し、理解を深めること。

3回
3回.精神の機能と精神症状、精神状態のアセスメントについて
 担当教員:太田幸雄
【到達目標】
・精神症状の内容について説明できる。
・精神症状の査定とは何かがわかる。
事前学習
2h 事前にテキスト1の20頁〜29頁及びテキスト3の10頁〜23頁を読んでおくこと。
事後学習
2h  講義資料を復習し、理解を深めること。

4回
4回.対象の理解と看護1:統合失調症(急性期)と看護について
 担当教員:伊賀聡子
【到達目標】
・急性期の統合失調症の病態と特徴、看護について理解し説明できる
事前学習
2h 事前にテキスト1の39頁〜44頁及び302頁〜306頁を読んでおくこと。
事後学習
2h  講義資料を復習し、理解を深めること。

5回
5回.対象の理解と看護2:統合失調症(慢性期)と看護について
 担当教員:伊賀聡子
【到達目標】
・慢性期の統合失調症の病態と特徴、看護について理解し説明できる

事前学習
2h 事前にテキスト1の39頁〜44頁、274頁〜283頁及び306頁〜309頁を読んでおくこと。
事後学習
2h  講義資料を復習し、理解を深めること。

6回
6回.対象の理解と看護3:抑うつ障害、双極性障害と看護について
 担当教員:太田幸雄
【到達目標】 
・抑うつ障害、双極性障害の病態と特徴、看護について理解し説明できる
事前学習
2h 事前にテキスト1の45頁〜54頁、292頁〜296頁及び316頁〜320頁を読んでおくこと。
事後学習
2h  講義資料を復習し、理解を深めること。

7回目
7回.対象の理解と看護5:神経症性障害(不安障害・強迫性障害)、ストレス関連障害と看護について
 担当教員:太田幸雄
【到達目標】
・神経症性障害(不安障害・強迫性障害)、ストレス関連障害の病態と特徴、看護について理解し説明できる。
事前学習
2h 事前にテキスト1の54頁〜67頁及び320頁〜325頁を読んでおくこと。
事後学習
2h  講義資料を復習し、理解を深めること。

8回
8回.対象の理解と看護6:摂食障害、パーソナリティ障害と看護について
 担当教員:伊賀聡子
【到達目標】
・摂食障害、パーソナリティ障害の病態と特徴、看護について理解し説明できる。

事前学習
2h 事前にテキスト1の77頁〜82頁、105頁〜108頁、311頁〜316頁及び325頁〜331頁を読んでおくこと。
事後学習
2h  講義資料を復習し、理解を深めること。

9回
9回.対象の理解と看護7:物質関連障害(アルコール依存症と薬物依存症)と看護について
 担当教員:伊賀聡子
【到達目標】
・物質関連障害(アルコール依存症と薬物依存症)の病態と特徴、看護について理解し説明できる。
事前学習
2h 事前にテキスト1の89頁〜96頁及び296頁〜302頁を読んでおくこと。また、テキスト2の124頁〜134頁も合わせて読んでおくこと。
事後学習
2h  講義資料を復習し、理解を深めること。

10回
10回.精神科リハビリテーションと地域精神保健活動について
 担当教員:土屋徹先生
【到達目標】
・精神科リハビリテーションについて理解し説明できる
・地域精神保健活動の内容、種類等について理解し説明できる
事前学習
2h 事前にテキスト1の232頁〜285頁を読んでおくこと。
事後学習
2h  講義資料を復習し、理解を深めること。

11回
11回.精神科治療における身体合併症と看護について
 担当教員:太田幸雄
【到達目標】
・精神科で気をつけたい身体合併症とその看護について理解し説明できる。
事前学習
2h 事前にテキスト1の137頁〜150頁及び200頁〜212頁を読んでおくこと。
事後学習
2h  講義資料を復習し、理解を深めること。

12回
12回.リエゾン精神看護と看護師のメンタルヘルスについて
 担当教員:外部講師を予定
【到達目標】
・リエゾン精神看護の意味、内容と役割について理解し説明できる。
・看護師のメンタルヘルスを保持する方法について理解し説明できる
事前学習
2h 事前にテキスト2の190頁〜203頁、テキスト1の132頁〜137頁を読んでおくこと。
事後学習
2h  講義資料を復習し、理解を深めること

13回
13回.精神看護におけるセルフケア理論について
 担当教員:太田幸雄
【到達目標】
・オレム・アンダーウッドのセルフケア理論の内容について理解する

事前学習
2h 事前にテキスト1の164頁〜172頁及びテキスト3の39頁〜50頁を読んでおくこと。
事後学習
2h  講義資料を復習し、理解を深めること

14回
期末試験
事前学習
第1回から第13回までの授業資料を復習しておくこと
事後学習
期末試験問題を自己採点して、不正解であったところを中心に復習すること

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
課題レポート・期末試験を実施する。評価配分は以下の通り。
①試験の成績…60%
②講義前後の課題レポート…40% 
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
JIUポータルでレポート提出後、解説コメントを掲載します。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
1)精神障害と看護の実践 ナーシンググラフィカ精神看護学② 第5版
出口禎子他
メディカ出版
978-4-8404-7542-6
2022年/定価3520円
参考文献・推薦図書
1)『系統看護学講座 専門分野Ⅱ 精神看護の展開 精神看護学〔2〕 第6版』 武井麻子ほか編著 (医学書院)  ISBN 978-4-260-04214-7 2021年/定価2530円 
2)『系統看護学講座 専門分野Ⅱ 精神看護の基礎 精神看護学〔1〕 第6版』 武井麻子ほか編著 (医学書院)  ISBN 978-4-260-04213-0    2021年/定価2530円)   
3)『看護のための精神医学 第2版』 中井久夫他著 (医学書院)  ISBN  978-4-260-33325-2    2004年/定価3080円
4)  『精神看護学 : 学生-患者のストーリーで綴る実習展開』 田中美恵子他  第2版(医歯薬出版)ISBN 978-4-263-23673-4 2015年/定価2860円
5)『情緒発達と精神看護の基本,ナーシンググラフィカ精神看護学① 第4版』 出口禎子他編集 (メディカ出版/2021年/定価2860円)
研究室
太田幸雄:東金キャンパス・H棟・H203号室
島村龍治:東金キャンパス・K棟・K517号室
伊賀聡子:東金キャンパス・K棟・K616号室
オフィスアワー
月曜日5時限・水曜日5時限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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