Syllabus data

授業科目名
慢性疾患看護方法論
学年
2Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
Have work experience
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Akemi Shinmei,Matsuo Naomi,Wano Chieko
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
1.慢性病による健康障害を持つひととその家族の特徴を述べることができる。
2.慢性疾患による健康障害と折り合いをつけながら生活する対象を理解するための理論を説明できる。
3.セルフマネジメントを支える諸理論を説明できる。
4.主要な慢性疾患について診断と検査、治療、看護を述べることができる。
5.対象者のセルフマネジメントを支援する方法について述べることができる。
*主要な慢性疾患の看護を中心に学修します。その時限に学修する臓器の解剖・生理を復習して出席してください。
授業の概要
慢性病ををもつひとその家族を理解し、対象者が主体的に病いを管理するための支援方法を学ぶ。支援に有用な諸理論を学び、対象者個々に合わせた支援方法を考えるための基礎的知識を学修する。

授業計画
1回
1. セルフマネジメントとは
セルフマネジメントモデルについて
病みの軌跡、本人と病気の位置関係モデル、健康信念モデルについて
到達目標:セルフマネジメント支援のために必要な構成要素について述べることができる。
     各理論・概念を理解し看護への活用を述べることができる。
担当教員:神明 朱美
事前学習
テキストp.15〜48を読む。(2時間)
事後学習
配布資料とテキストを復習する。(2時間)

2回
慢性期看護で用いられる理論2 
 担当教員:神明 朱美  
コンプライアンスとアドヒアランス、エンパワメントモデル、コミュニケーション理論
到達目標:各理論・概念を理解し看護への活用を述べることができる。
 
事前学習
テキストp.49〜109を読む。(2時間)
事後学習
配布資料とテキストを復習する。(2時間)

3回
慢性心不全とともに生きるセルフマネジメント支援
担当教員:松尾 尚美
慢性心不全のセルフマネジメントについて
到達目標:慢性心不全のセルフマネジメント支援を説明できる。
事前学習
テキストp.197〜214を読む。
心臓の解剖、肺循環と体循環、心刺激伝導系は、説明できるまで復習して出席して下さい。 
(2時間)   
事後学習
配布資料とテキストを復習する。(2時間)

4回
慢性呼吸不全とともに生きるセルフマネジメント支援
担当教員:松尾 尚美
慢性呼吸不全のセルフマネジメントについて
到達目標:慢性呼吸不全のセルフマネジメント支援を説明できる。


事前学習
テキストp.145〜162を読む。
肺の解剖とガス交換の仕組みを復習する。
(2時間)     
事後学習
配布資料とテキストを復習する。(2時間)

5回
糖尿病とともに生きるセルフマネジメント支援
 担当教員:和野 千枝子
糖尿病のセルフマネジメントについて
到達目標:糖尿病のセルフマネジメント支援について説明できる。




事前学習
テキストp.111〜124を読む。
糖尿病治療ガイドを読む。(授業に持参すること)
3大栄養素の消化と代謝について復習する。
(2時間)
事後学習
配布資料とテキストを復習する。(2時間)

6回
肝硬変とともに生きるセルフマネジメント支援
 担当教員:和野 千枝子
肝硬変のセルフマネジメントについて
到達目標:肝硬変のセルフマネジメント支援について述べることができる。


 
事前学習
テキストp.163〜178を読む。
肝臓の構造と機能を復習する。
(2時間)


事後学習
配布資料とテキストを復習する。(2時間)

7回目
腎不全とともに生きるセルフマネジメント支援
 担当教員:和野 千枝子
腎不全のセルフマネジメントについて
到達目標:腎不全のセルフマネジメント支援について述べることができる。




事前学習
テキストp.125〜144を読む。
成人看護術の関連ページを読む。(授業に持参する)
腎臓の解剖・生理を復習する。(構造・機能)
(2時間)

事後学習
配布資料とテキストを復習する。(2時間)

8回
中間テスト
難病とともに生きるセルフマネジメント支援
 担当教員:和野 千枝子
到達目標:難病の概要とALSの看護について説明できる。



事前学習
中間試験は、事前に示した内容についてよく復習しておくこと。
テキストp.231〜245を読む。(2時間)

事後学習
配布資料とテキストを復習する。(2時間)

9回
セルフケア再獲得が必要なひとの支援1
担当教員:和野 千枝子
  リハビリテーション看護について
  関節リウマチとともに生きるセルフケア支援について
到達目標:リハビリテーション看護を説明できる。
     ICFと看護を説明できる。
     関節関節リウマチのセルフマネジメント支援を述べることができる。
事前学習
授業時に指示する。(2時間)
事後学習
配布資料とテキストを復習する。(2時間)

10回
セルフケア再獲得が必要なひとの支援2
担当教員:神明 明美
 脳血管障害の後遺症とともに生きるセルフケア支援について
到達目標:脳血管障害を持つ人の看護を述べることができる。
事前学習
脳の解剖(大脳〜延髄まで絵に書いて説明できるように)と栄養血管を復習する。
(2時間)

事後学習
配布資料とテキストを復習する。(2時間)

11回
摂食嚥下障害がある人の看護
担当教員:和野 千枝子

到達目標:摂食嚥下の5期モデルを説明できる。
     基本的な摂食嚥下の評価ができる。
     誤嚥を予防法(ポジショニング、口腔ケアなど)を説明できる。
     
事前学習
授業で指示する。(2時間)
事後学習
配布資料とテキストを復習する。(2時間)

12回
エイズとともに生きるセルフマネジメント支援
担当教員:外部招へい講師/神明朱美
HIV/AIDSの看護の実際について
到達目標:過去に感染症の患者等に対するいわれのない差別や偏見が存在したという事実を知る。
HIV/AIDSの治療と看護について説明できる。
HIV患者のセルフマネジメント支援を述べることができる。
レッドリボンについて説明できる。

事前学習
テキストp.215〜229を読む。(2時間)
HIV陽性者ハンドブック「たんぽぽ」を読んでおくと理解し易い。tanpopo_20200204_01_12.pdf (chiba.lg.jp)
事後学習
テキスト、配布資料を復習する。(2時間)

13回
検査を受けるひとの看護
担当教員:和野 千枝子

到達目標:主要な検査の原理と検査前・中・後の看護を述べることができる。
 

事前学習
成人看護技術、検査ポイントブックを予習する。
(項目は、授業で指示する)
事後学習
配布資料とテキストを復習する。(2時間)

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
中間試験(30点)、期末試験(64点)、課題(6点)の合計点で60点以上を合格とする。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
ポータルでフィードバックする。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
ナーシング・グラフィカ 成人看護学③ セルフマネジメント
安酸 史子
メディカ出版
978-4-8404-7529-7
糖尿病治療ガイド2024-2025
日本糖尿病学会
文光堂
成人看護技術
野崎真奈美
南江堂
9784524229543
アセスメント・ケアにつながる 検査ポイントブック
窓岩清治
照林社
9784796525206
参考文献・推薦図書
授業で紹介する。
研究室
<東金キャンパス>
和野:H棟4階
神明:K棟2階
松尾:K棟6階
オフィスアワー
和野:月曜日3限、木曜日3限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
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