Syllabus data

授業科目名
Midwifery Diagnosis and Techniques C
学年
3Grade
単位数
1.00Credits
実務経験の有無
Have work experience
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Shimizu Kiyomi
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
産科学の病態生理を踏まえ、産褥期・育児期における対象を総合的に捉え、健康診査に基づいた助産診断や助産過程を展開するための基礎的知識とケア、産褥期の異常について学修する。
授業の概要
1.産褥期における女性の身体的・心理的・社会的状態についてアセスメントができる。
2.育児期の身体的・社会的状態についてアセスメントができる。
3.対象により良い支援するための基本的なケア実践ができる。

授業計画
1回
ミニテスト・解説
オリエンテーション
産褥期の助産診断(10章)(清水)
1)産褥期の助産診断の特徴と診断類型
2)産褥期のフィジカルアセスメント
3)産褥期の心理・社会的変化
産褥への支援(11章) 
1)退行性変化促進の支援
2)産後の生活に関する支援

到達目標:産褥期の心理・社会的特徴の理解し、産後の生活支援についてに結び付けることができる。
キーワード:産褥期の身体的診断・心理社会的診断
事前学習
産褥の生理(9章) 産褥期の助産診断(10章)産褥への支援(11章)を事前に熟読し、ミニテストに備える(2h)
事後学習
授業内で提示する(2h)

2回
14章 乳房管理の基礎
1)母乳管理(正常編)
2)乳房管理の基本
3)母乳育児支援
4)母乳と薬
5 ) 乳房管理の実際

到達目標:産後の乳房の変化を理解し基本的なケアについて実施できる
キーワード:ポジショニングとラッチオン・母乳育児を阻害する因子
事前学習
乳房管理(14章)A母乳育児の推進 B乳房管理のアセスメントとケア を事前に熟読し理解を深めておく(2h)
事後学習
講義内で提示する(2h)

3回
産褥期の異常・偶発疾患(12章)
1)産褥期におこる身体的な問題
2)産褥期におこる精神的な問題
ハイリスク・異常産褥へのアセスメントと支援(13章)
1)ハイリスク・異常因子のアセスメント
2)ハイリスク・異常褥婦への支援

到達目標:産褥期の早期発見・対処ができる。ハイリスク褥婦・支援について理解できる。
キーワード:子宮復古不全・後期分娩後異常出血・産褥熱・尿路感染症・産褥血栓静脈炎・乳腺炎・乳汁分泌異常・マタニティブルーズ・産褥精神病
事前学習
産褥期の異常(12章)ハイリスク・異常褥婦へのアセスメントと支援(13章)を熟読して理解を深めておく
事後学習
講義内で提示する(2h)

4回
帝王切開術前・術中・術後の看護

到達目標:帝王切開を受ける妊産褥婦の身体的・心理的課題を理解し、助産師の役割について理解できる。
キーワード:帝王切開術前・術中・術後の看護
事前学習
帝王切開の看護を事前学習しておく
事後学習
講義内で提示する(2h)

5回
母乳管理(異常編) 
・扁平乳頭と陥没乳頭
・乳房充満と乳房緊満
・母乳分泌促進・母乳分泌過多
・うっ滞性乳頭痛・化膿性乳腺炎
・裂傷・乳口炎(白斑)
断乳時のケア

到達目的:産後の乳房についてアセスメントし、逸脱予防・異常時の対応方法について理解できる。
キーワード:うっ滞性乳頭痛・化膿性乳腺炎・裂傷・乳口炎(白斑)
事前学習
14章 乳房管理 C健康逸脱・異常状態およびハイリスク状態にある褥婦の乳房管理のためのアセスメントとケアを熟読し理解を深めておく
事後学習
講義内で提示する(2h)

6回
多胎のケア 産前・産後のケア

到達目標:多胎ゆえの看護問題を理解し助産師としての役割を理解する
キーワード:母体側の課題・児側の課題
事前学習
多胎支援がガイドライン(https://jamba.or.jp/pdf/guidelines.pdf)を熟読し理解を深めておく
事後学習
講義内で提示する(2h)

7回目
沐浴指導技術試験
事前学習
沐浴指導技術試験に向けて自己学習
事後学習
技術試験後の自己の振り返り

8回
授乳指導技術試験
事前学習
授乳指導試験に向けて自己学習
事後学習
技術試験後の自己の振り返り

9回
妊産婦のメンタルヘルス
1)妊産婦のメンタルヘルスの重要性と基礎知識
2)妊産婦メンタルヘルスを支える仕組み
到達目標:妊産褥婦のメンタルヘルスの特徴を理解しその支援方法を学ぶ
キーワード:妊産褥婦のメンタルヘルス
事前学習
妊産婦メンタルヘルスヘルスケアマニュアルを熟読し理解を深めておく
事後学習
講義内で提示する(2h)

10回
癒しのケア 
精油を用いたハンドケア

到達目標:癒しのケアの一つとしてアロマセラピー・ハンドケアを理解する
キーワード:アロマセラピー・ハンドケア
事前学習
母子の健康科学 助産学講座3(周産期医学bで使用した教科書)母子と補完代替医療(第6章)を熟読して理解を深めておく(2h)
事後学習
その他の産後ケアについて自己学習をする(2h)

11回
1.筆記試験(50分)
2.褥婦の観察とケア・実技テスト1
1)場面(初産婦)
・褥婦の情報収集・アセスメント・行動計画
・デブリーフィング
到達目標:褥婦の課題やニーズに配慮した、助産計画立案・実施・報告ができる
キーワード:産褥婦のケア実践
事前学習
褥婦の観察とケア・実技テストの事前学習をする(2H)
事後学習
自己の振り返り(2H)

12回
2.褥婦の観察とケア・実技テスト2
2)場面(経産婦)
・褥婦の観察・ケア
・デブリーフィング
3)場面(帝王切開術後)
・褥婦の観察・ケア・報告
・デブリーフィング
到達目標:褥婦の課題やニーズに配慮した、助産計画立案・実施・報告ができる
キーワード:産褥婦のケア実践
事前学習
褥婦の観察とケア・実技テストの事前学習をする(2H)
事後学習
自己の振り返り(2H)

13回
妊娠・分娩における骨盤・骨盤底筋群への影響1
妊娠中・産後のケアの実際

到達目標:妊娠出産による骨盤・骨盤底筋群への影響を知り、基本的なけあについて理解できる。
キーワード:骨盤ケア
事前学習
授業内で提示する(2h)
事後学習
講義内で提示する(2h)

14回
妊娠・分娩における骨盤・骨盤底筋群への影響1
妊娠中・産後のケアの実際

到達目標:妊娠出産による骨盤・骨盤底筋群への影響を知り、基本的なけあについて理解できる。
キーワード:骨盤ケア
事前学習
講義内で提示する(2h)
事後学習
講義内で提示する(2h)

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
ミニテスト  10%
産褥期テスト 50%
沐浴指導(案)・口語原稿作成・実施(技術) 15%
授乳指導(案)・口語原稿作成・技術(技術) 15%
最終実技テスト 10%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
試験やレポートに対するフィードバックは講義内で行う
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
助産診断・技術学Ⅱ
我部山キヨ子
医学書院
最新のもの
妊産婦メンタルヘルスケア
日本産婦人科医会
中外医学社
97 8-4-498-16022ー4
参考文献・推薦図書
研究室
オフィスアワー
K棟6階 615研究室(月 4時限・5時限)
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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