Teacher name : Kensuke Sakai
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授業科目名
Practical Communication Theory
学年
1Grade
単位数
1.00Credits
実務経験の有無
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Nishiguchi Yoshikazu,Kensuke Sakai
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
コミュニケ—ションスキルは広く一般社会で要求されるスキルの一つであり、薬剤師を含めた医療者にとって対人支援をする上で欠かすことのできない要素である。本演習を通じて、相手の心理状態を意識し、立場や習慣の異なる他者に自分の考えを伝え、相手の考えを受容することができるようになる。
【関連するDP】2(PC2015〜2021)、4(PC2024) 【関連するSDGs】3 授業の概要
(独自科目)
① 必修科目 ② 授業科目名(英語名):コミュニケーション論演習(Communication Practice) ③ コアカリキュラム:A(3)、薬学準備教育ガイドライン(3)(9)(〜PC2021) B-1-8、B-1-10、B-2-1、B-2-3(PC2024〜) ④ 授業形態:演習 ⑤ 内容:コミュニケーションスキルの上達を目指すものであり、主として講義およびSGDを通じてクリティカルシンキングを理解するとともに、適切な聴き方、質問を通じて相手の考えや感情を引き出す力、相手を尊重した自己主張、論理的に自分の考えや感情を伝える力を磨く。 授業計画
1回
1回 コミュニケーションを考える
担当教員:(主)酒井 / 西口 コミュニケーションの必要性およびコミュニケーション論演習を通して学ぶことについて概説する。コミュニケーションが上手な人の構成要素をマインドマップ方式で考えるともに、自らの日常を振り返り得手不得手を含めた自己分析を行うことで、コミュニケーションの在り方について考える。 到達目標:コミュニケーションの必要性について自らの考えを述べることができる。 コミュニケーションが上手な人をイメージし、コミュニケーションおける自らの特徴を理解する。 該当SBOs:A04100、A04200、A04300、A04400、A04500、A04501、A04502、A04503、A04504、A04600、A04700、A04800、A04801、A04900、H15601(〜PC2021) 該当学修事項;B-1-8、B-1-10(PC2024〜) 事前学習
配布資料に目を通しておくこと。また、必要とされるコミュニケーション能力(概念)について考えておくこと。(2時間)
事後学習
配布資料により演習のポイントを振り返ること。(2時間)
2回
2回 構成要素と共通性を考える
担当教員:(主)酒井 / 西口 情報発信者、受信者、背景(コンテクスト)、内容、媒体などコミュニケ—ションを構成する要素について理解するとともに、上手なコミュニケーションの在り方について考える。またコミュニケーションの成立における共通性について考える。共通性が法、倫理、道徳、常識といった規範や意識に基づき成立していることを確認する。 到達目標:意思や情報の伝達に必要な要素について理解する。また、自分の心理状態を意識して他者と接することができる。 該当SBOs:A04100、A04600(〜PC2021) 該当学修事項;B-1-8、B-1-10(PC2024〜) 事前学習
配布資料に目を通しておくこと。(2時間)
事後学習
配布資料により演習のポイントを振り返ること。(2時間)
3回
3回 他者に伝わるコミュニケーション
担当教員:(主)酒井 / 西口 コミュニケーションに必要な論理的考え方を学ぶ。他者に「伝わる」情報発信について考える(面接の実施にけるPREPや複雑図形の形を他者に正確に伝えるための工夫)。 到達目標:PREPを理解し、実際のコミュにケーションで活用できる 該当SBOs:A04100、A04800、A04801、H15601(〜PC2021) 該当学修事項;B-1-8、B-1-10(PC2024〜) 事前学習
配布資料に目を通しておくこと。(2時間)
事後学習
配布資料により演習のポイントを振り返ること。(2時間)
4回
4回 言語コミュニケーションと非言語コミュニケーション
担当教員:(主)酒井 / 西口 適切な言葉遣いや身だしなみ、表情やジェスチャーなど言語と非言語がコミュニケーションに及ぼす影響について学ぶ。 到達目標:言語的及び非言語的コミュニケーションについて説明できる。 該当SBOs:A04100、A04200、A04300、A04400、A04500、A04503、A04504、A04600、A04700、A04800(〜PC2021) 該当学修事項;B-1-8、B-1-10(PC2024〜) 事前学習
配布資料に目を通しておくこと。(2時間)
事後学習
配布資料により演習のポイントを振り返ること。(2時間)
5回
5回 ブレインストーミング・スモールグループディスカッションは
担当教員:(主)酒井 / 西口 ブレインストーミングやスモールグループディスカッション(SGD)の目的や方法、メンバーの役割について概説する。また実際のテーマでブレインストーミングやSGDを実施する。 到達目標:ブレインストーミングやSGDの進め方を理解する。 ブレインストーミングやSGDに積極的に参加する。 該当SBOs:A04100、A04200、A04300、A04400、A04500、A04503、A04504、A04600、A04700、A04800(〜PC2021) 該当学修事項;B-1-8、B-1-10、B-2-1、B-2-2、B-2-3(PC2024〜) 事前学習
配布資料に目を通しておくこと。(2時間)
事後学習
配布資料により演習のポイントを振り返ること。(2時間)
6回
6回 聴く力と発する力
担当教員:(主)酒井 / 西口 傾聴・受容・共感について学ぶとともにDESCを意識したアサーティブな発信について学ぶ。 到達目標:傾聴・受容・共感の違いを理解する。 聴くことと、発することそれぞれの重要性を理解する。 該当SBOs:A04100、A04200、A04300、A04400、A04500、A04503、A04504、A04600、A04700、A04800(〜PC2021) 該当学修事項;B-1-8、B-1-10、B-2-1、B-2-2、B-2-3(PC2024〜) 事前学習
配布資料に目を通しておくこと。(2時間)
事後学習
配布資料により演習のポイントを振り返ること。(2時間)
7回目
7回 スモールグループディスカッションの実践①
担当教員:(主)西口 / 酒井 「地球温暖化における日本のとるべき行動」(仮)をテーマにSGDを実践する。最初にSGDに臨むための必要情報の集約方法について学ぶ。 到達目標:適切な情報を適切な方法で入手することができる。 該当SBOs::A04100、A04200、A04300、A04400、A04500、A04503、A04504、A04600、A04700、A04800、A04801、H15601(〜PC2021) 該当学修事項;B-1-8、B-1-10、B-2-1、B-2-2、B-2-3(PC2024〜) 事前学習
配布資料に目を通しておくこと。(2時間)
事後学習
配布資料により演習のポイントを振り返ること。(2時間)
8回
8回 スモールグループディスカッションの実践②
担当教員:(主)西口 / 酒井 「地球温暖化における日本のとるべき行動」(仮)をテーマにSGDを実践する。前回集約した情報に基づきSGDを実践するとともに、プレゼンテーション用のスライドを作成する。 到達目標:自分の意見を発言する。周囲の意見に耳を傾ける。合意形成のために協働の姿勢を示す。 該当SBOs::A04100、A04200、A04300、A04400、A04500、A04503、A04504、A04600、A04700、A04800、A04801、H15601(〜PC2021) 該当学修事項;B-1-8、B-1-10、B-2-1、B-2-2、B-2-3(PC2024〜) 事前学習
配布資料に目を通しておくこと。(2時間)
事後学習
配布資料により演習のポイントを振り返ること。(2時間)
9回
9回 スモールグループディスカッションの実践③
担当教員:(主)西口 / 酒井 前回実践したSGDの成果を発表する。他のグループの発表に対しても批判的に考え、必要に応じて自分の意見を述べることができる。 到達目標:仲間と協働してプレゼンテーションが実施できる。 該当SBOs::A04100、A04200、A04300、A04400、A04500、A04503、A04504、A04600、A04700、A04800、A04801、H15601(〜PC2021) 該当学修事項;B-1-8、B-1-10、B-2-1、B-2-2、B-2-3(PC2024〜) 事前学習
配布資料に目を通しておくこと。(2時間)
事後学習
配布資料により演習のポイントを振り返ること。(2時間)
10回
10回 行動科学の理論と応用(1):「行動科学への理解」
担当教員:(主)酒井 / 西口 行動科学のモデルや理論の応用は、保健分野において他者の行動の変容に効果的な手法となる。人の行動を制御する要因について考える。あわせてヘルスリテラシーについて理解する。 到達目標:対人関係に影響を及ぼす(社会的・心理的・環境的)要因について概説できる。 該当SBOs:A04400、A04500(〜PC2021) 該当学修事項;B-1-8、B-1-10、B-2-1、B-2-2、B-2-3(PC2024〜) 事前学習
配布資料に目を通しておくこと。(2時間)
事後学習
配布資料により演習のポイントを振り返ること。課題レポートの実施。(2時間)
11回
11回 行動科学の理論と応用(2):「行動を制御する要因について考える」
担当教員:(主)酒井 / 西口 行動科学の代表的なモデルや理論、それぞれの構成要素(概念)の概略を理解し、行動科学技法を用いたコミュニケーションの在り方について演習を行う。 到達目標:対人関係に影響を及ぼす(社会的・心理的・環境的)要因について概説できる。 また、相手の心理状態とその変化に配慮し、対応する。 該当SBOs:A04400、A04500 該当学修事項;B-1-8、B-1-10、B-2-1、B-2-2、B-2-3(PC2024〜) 事前学習
配布資料に目を通しておくこと。(2時間)
事後学習
配布資料により演習のポイントを振り返ること。課題レポートの実施。(2時間)
12回
12回 行動科学の理論と応用(3):「遂行行動・目標行動を考える」
担当教員:(主)酒井 / 西口 自らの過去の経験や今後遂行したい行動などについて、行動科学技法をどのように応用可能なのかについて考える。 到達目標:対人関係に影響を及ぼす(社会的・心理的・環境的)要因を意識したコミュニケーションの実践に努める。 該当SBOs:A04400、A04500(〜PC2021) 該当学修事項;B-1-8、B-1-10、B-2-1、B-2-2、B-2-3(PC2024〜) 事前学習
配布資料に目を通しておくこと。(2時間)
事後学習
配布資料により演習のポイントを振り返ること。(2時間)
13回
13回 パフォーマンス評価およびフィードバック
担当教員:(主)酒井 / 西口 これまでの授業を振り返り、その成長をパフォーマンスとして評価する。グループディスカッションを通じて自分の考えを相手に伝え、相手の考えを受容することができるようになる。 到達目標:自分の考えを相手に伝え、相手の考えを受容することができるようになる。 該当SBOs::A04100、A04200、A04300、A04400、A04500、A04503、A04504、A04600、A04700、A04800、A04801、H15601(〜PC2021) 該当学修事項;B-1-8、B-1-10、B-2-1、B-2-2、B-2-3(PC2024〜) 事前学習
コミュニケーション論演習で作成したレポートの振り返り(2時間)
事後学習
これからの大学生活でのコミュニケーションの重要性を継続的に考える(2時間)
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
毎回の授業態度およびレポート60%、パフォーマンス試験40%
追試験:毎回の授業態度およびレポート60%、パフォーマンス試験40% 再試験 :パフォーマンス試験100% 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
LMSやメールにて個々に受け付ける(対面でも可)
担当者: 酒井 健介 研究室: K棟4階 K404 メールアドレス: ksakai@jiu.ac.jp オフィスアワー: 月曜1限・木曜2限 担当者: 西口 慶一 研究室: K棟5階 K502 メールアドレス: nishiguchi@jiu.ac.jp オフィスアワー: 火曜4限・木曜4限 講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
ー授業時に適宜プリントを配布する
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参考文献・推薦図書
コミュニケーション技法 電子開発学園出版局
大学生・社会人のための言語技術トレーニング 三森ゆりか 大修館書店 健康行動理論(基礎・実践) 松本千明 医歯薬出版株式会社 Health behavior and health education Karen Glanz et al. JOSSEY-BASS Health communication Renata Sciavo. JOSSEY-BASS 研究室
酒井 健介
研究室:K棟4階 K404 西口 慶一 研究室:K棟5階 K502 オフィスアワー
酒井 健介
メールアドレス:ksakai@jiu.ac.jp オフィスアワー:月曜1限・木曜2限 西口 慶一 メールアドレス:nishiguchi@jiu.ac.jp オフィスアワー:火曜4限・木曜4限 科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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