Syllabus data

授業科目名
Perfumery and Cosmetics Theory
学年
4Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
Have work experience
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Takeshi Oshizaka,Kakegawa Tomohito
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
化粧品及び薬用化粧品(医薬部外品)は、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律および関係法規により、品質、有効性及び安全性等が規制されている。最近の化粧品および医薬部外品は、従前より高度な品質、有効性及び安全性に関する知識が必要であり、その開発及び販売に薬剤師が積極的に関わることが求められている。またセルフケアの観点からも、化粧品および医薬部外品の重要性が増して来た。以上の背景から、化粧品や医薬部外品に関して関係法規を含む基礎知識を身につけ、化粧品と医薬部外品の調製法、開発、規制等について、医薬品との相違を対比的に理解する。 さらに化粧品や薬用化粧品を用いたセルフケアの実践、消費者の目線に関する考え方など、薬剤師として求められる知識を習得する。また、入院患者や重度の疾患を抱えたた患者は、落ち込んでいることが多い。そのため、医療現場における化粧品の意義、化粧によって患者の心境がどう変わるか理解する。
(D09201〜D10701(独自), H03800, H04100, H04200)
【関連するDP】1 (PC2015-2021)
【関連するSDGs】3
授業の概要
独自科目
①選択
②科目名(英語名):Perfumery and Cosmetics Theory
③コアカリキュラムD1(5)薬学準備教育ガイドライン(3)
④授業形態:講義
⑤授業の概要:香粧品(化粧品および薬用化粧品等)に関する法的規制、化粧品及び薬用化粧品の違いと目的、皮膚・毛髪・爪・歯の構造と機能、皮膚の老化等について講義を行う。実際の香粧品に関して講義すると共に、香粧品原料から香粧品(製品)の作成等に関する演習も行う。また、化粧品及び医薬部外品と医薬品の販売や使用について想定される問題点を、シナリオに基づきプロダクトを作成・発表し、提案をグループ間で相互評価する。

授業計画
1回
第1回:皮膚の構造とトラブル(担当教員;押坂)
香粧品を適用する皮膚の機能形態を概説できるようになる。代表的なスキントラブルについて概説できる。(D09201〜D09901(独自))
事前学習
皮膚の構造と特徴についてテキスト等を用いて調べる。(2h)
事後学習
事前学習でまとめた内容および講義の内容をまとめ、理解を深める。(2h)

2回
第2回:香粧品とは(担当教員;押坂)
化粧品及び薬用化粧品(以下、「香粧品等」)の種類・分類および香粧品等の有用性について概説できるようになる。(D09201〜D09901(独自))
事前学習
香粧品等の種類・分類には何が含まれるのか、またその有用性についてテキスト等を用いて調べる。(2h)
事後学習
事前学習でまとめた内容および講義の内容をまとめ、理解を深める。(2h)

3回
第3回:香粧品に関連する法規・香粧品等の品質(担当教員;懸川)
化粧品及び薬用化粧品(以下、「香粧品等」)の種類・分類および香粧品等の有用性について概説できるようになる。香粧品等に関連する法規(医薬品医療機器等法、化粧品基準)および香粧品等の品質について概説できるようになる。(D09201〜D09901(独自))
事前学習
香粧品の法規、香粧品等の品質についてテキスト等を用いて調べる。(2h)
事後学習
事前学習でまとめた内容および講義の内容をまとめ、理解を深める。(2h)

4回
第4回:香粧品の原料と調製(担当教員;押坂)
香粧品に使用されている、油剤、界面活性剤、保湿剤、香料等について概説できる。(D09201〜D09901(独自))
事前学習
香粧品に使用されている、油剤、界面活性剤、保湿剤、香料等についてテキスト等を用いて調べる。(2h)
事後学習
事前学習でまとめた内容および講義の内容をまとめ、理解を深める。(2h)

5回
第5回:香粧品を作ってみる1(担当教員;押坂)
香粧品を作製する上で必要な器具を列挙できる。(D09201〜D09901(独自))
事前学習
テキスト等を使用して、香粧品に使用する器具を調べ、その機器の特徴を調べる。(2h)
事後学習
機器の特徴と何故その機器を使用するのかまとめる。(2h)

6回
第6回:香粧品を作ってみる2(担当教員;押坂)
「軟膏剤」の作り方をまねて練香水の調製法を学ぶ。「マヨネーズ」の作り方をまねてクリームの調製法を学ぶ。親水クリームの調製法を学ぶ。また、半固形化粧品について概説できるようになる。(D09201〜D09901(独自))
事前学習
軟膏剤の作り方を調べ、半固形化粧品にはどのような種類・用途があるか調べる。(2h)
事後学習
事前学習でまとめた内容および講義の内容をまとめ、理解を深める。(2h)

7回目
第7回:有効性と安全性(担当教員;懸川)
有効性及び安全性、香粧品等の開発および香粧品等と医薬品の相違点について概説できるようになる。(D09201〜D09901(独自))
事前学習
香粧品の有効性・安全性について、また、医薬品との違いについてテキスト等を用いて調べる。(2h)
事後学習
事前学習でまとめた内容および講義の内容をまとめ、理解を深める。(2h)

8回
第8回:香粧品の開発と規制(担当教員;懸川)
国内外の香粧品の開発と規制の動向について概説できるようになる。(D10001〜D10401(独自))
事前学習
香粧品の開発規制についてテキスト等を用いて調べる。(2h)
事後学習
事前学習でまとめた内容および講義の内容をまとめ、理解を深める。(2h)

9回
第9回:香粧品の効果的な使用法(演習)(担当教員;押坂)
香粧品の効果的な使用方法について学び、演習する。(D10001〜D10401(独自))
事前学習
香粧品の使用方法についてテキスト等を用いて調べる。(2h)
事後学習
事前学習でまとめた内容および講義の内容をまとめ、理解を深める。(2h)

10回
第10回:皮膚の構造と老化(担当教員;押坂)
皮膚の老化および皮膚の構造と香粧品成分の作用との関係について概説できるようになる。(D10001〜D10401(独自))
事前学習
皮膚の構造と老化についてテキスト等を用いて調べる。(2h)
事後学習
事前学習でまとめた内容および講義の内容をまとめ、理解を深める。(2h)

11回
第11回:毛髪・爪・歯と香粧品(担当教員;押坂)
毛髪・爪・歯の構造と香粧品成分の作用との関係について概説できるようになる。(D10001〜D10401(独自))
事前学習
毛髪・爪・歯の構造と香粧品成分の作用との関係についてテキスト等を用いて調べる。(2h)
事後学習
事前学習でまとめた内容および講義の内容をまとめ、理解を深める。(2h)

12回
第12回:香粧品よもやま話1(香粧品の歴史といま)(担当教員;押坂)
古代からの化粧(赤の化粧から白の化粧への変遷)から現代の化粧品について概説できるようになる。香粧品の歴史について学び、現在の化粧品に至るまでどのように変化し、時代によって何が求められるかを推察できるようになる。(D09201〜D10701(独自))
事前学習
化粧品の歴史に関してテキスト等を使用して調べる。(2h)
事後学習
事前学習でまとめた内容および講義の内容をまとめ、理解を深める。また、次世代の香粧品には何が求められるか推察する。(2h)

13回
第13回:香粧品よもやま話2(シャンプー新時代のきっかけ)(担当教員;押坂)
シャンプーの歴史について学び、現在のシャンプーに至るまでどのように変化したか概説できるようになる。近年の製品開発の考え方について概説できるようにし、消費者が何を求めているかを推察できるようになる。(D09201〜D10701(独自))
事前学習
シャンプーの歴史に関してテキスト等を使用して調べる。(2h)
事後学習
事前学習でまとめた内容および講義の内容をまとめ、理解を深める。また、消費者がどのような香粧品を求めているか推察する。(2h)

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
本試験は、講義中に提示するレポート(100%)によって評価する。
追試験、再試験については、本試験後に提示するレポート(100%)によって評価する。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
形成的評価及びフィードバック並びに質問への回答は講義の中及びオフィスアワーを利用して行う。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業時に適宜資料を配布する。
参考文献・推薦図書
『化粧品成分検定公式テキスト』化粧品成分検定協会(実業之日本社)1,800円
『日本化粧品検定1級対策テキスト』日本化粧品検定協会(主婦の友社)1,800円
図解薬剤学 南山堂
研究室
懸川友人 K棟2階 K202
押坂勇志 K棟3階 K307
オフィスアワー
懸川 月曜日及び木曜日の昼休み及びIII限、またはメール(tomohito@jiu.ac.jp)による予約に対応する。
押坂 月曜日I限, 水曜日I限、またはメール(oshizaka@jiu.ac.jp)による予約に対応する。
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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