Syllabus data

授業科目名
Tourism Seminar B
学年
3Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
Have work experience
開講クォーター
semester not specified
担当教員
HASEGAWA Masato
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
観光ゼミナールではテーマに沿って、学生自らが研究やプロジェクトなどを進めていく。
「観光ゼミナールB」は、「観光ゼミナールA」で履修選択したゼミを継続して履修する。
「観光ゼミナールB」では、「観光ゼミナールA」で検討した研究の方向性やプロジェクトに取り組み、ゼミでの研究活動を進めていく。
併せて、卒業論文を執筆するかを担当教員とともに検討する。
授業の概要
本ゼミナールのテーマは「エアラインによる地域事業」である。
コロナ禍を経て、エアライン各社は業績向上や経営安定化のため、航空事業以外の領域へとビジネスを拡大しつつある。
中でも日本の大手エアラインが力を入れているのが地域事業であることから、本ゼミナールでは、エアラインによる、エアラインの強みを活かした地域事業について、実践事例を踏まえて研究するとともに課題を把握し、考察・議論を経て課題解決に結びつく提言を関係者に対して行うことをゴールとする。

観光ゼミナールA、観光ゼミナールBを通した今年度の具体的な取り組みとして、以下を予定している。
・フィールドワーク①:エアラインによる農業経営(「JAL AGRIPORT」見学)
・大学祭:地域の特産品の探索、販売と観光客の誘致(「マルシェ」出店)
・フィールドワーク②:成田地域の人流、物流の拡大(「成田市場」見学)
フィールドワークを通じてエアラインによる地域事業に実際に触れ、それを踏まえて、ゼミ生が主体となって調査、分析と提言の作成、発表を実施する。
なお、ゼミナールの進捗状況やスケジュール調整などにより、授業計画が変更となる場合がある。

《昨年度のフィールドワーク報告》
https://www.jiu.ac.jp/tourism/news/detail/id=14801
https://www.jiu.ac.jp/tourism/news/detail/id=15946

授業計画
1回
ゼミナールAの期末レポートのプレゼンテーションと質疑応答
マルシェ(11月9日・10日の東金大学祭への出店)の準備③
(到達目標)
・ゼミナールAの期末レポートをゼミ生全員が共有する。
・マルシェに向けた準備の流れとタイムスケジュール、役割分担を決める。
・各自の準備の進捗状況(商品選定など)を報告し合う。
事前学習
ゼミナールAで提出した期末レポートについて、プレゼンテーションの準備を行う。(2時間)
事後学習
自分が選定した商品に関するチラシを作成する。(2時間)

2回
成田市場
マルシェ(11月9日・10日の東金大学祭への出店)の準備④
(到達目標)
・成田市場の設置目的や概要について理解する。
・マルシェに向けた準備(商品のチラシ作成など)の進捗を確認する。
事前学習
成田市場について調べてくる。(2時間)
事後学習
自分が選定した商品に関するチラシを改善する。(2時間)

3回
【9月28日(土)に実施する】
成田市場でのフィールドワーク実施(青果棟、水産棟、高機能物流棟を見学)
(到達目標)
・航空輸送による物流についての知識を得る。
・成田市場が果たす機能を実地で見て、理解する。
・成田市場の疑問点をクリアにする。
事前学習
成田市場に関する疑問点をまとめておく。(2時間)
事後学習
フィールドワークを振り返り、成田市場が果たす役割や今後の展開について考察する。(2時間)

4回
成田市場でのフィールドワークの振り返り
(到達目標)
・成田市場でのフィールドワークで得られた知見を、ゼミ生全員で共有する。
・成田市場を利用した成田地域への観光客誘致に関する課題の抽出と、具体的な方策を検討する。
事前学習
成田市場を利用した成田地域の観光客誘致への可能性について、具体的に考えておく。(2時間)
事後学習
ゼミを振り返り、課題と解決策について、自 分なりにあらためて考察する。(2時間)

5回
マルシェ(11月9日・10日の東金大学祭への出店)の準備⑤
提言書(エアライン×農業による、成田地域におけるグリーンツーリズム促進)の作成①
(到達目標)
・マルシェに向けた準備の進捗を確認するとともに、必要な準備を進める。
・商品のチラシを完成させる。
・ポスターの作成に着手する。
・提言書のテーマ、目的を確認する。
事前学習
自分が選定した商品に関するチラシの最終案を作成する。(2時間)
事後学習
自分が選定した商品に関するチラシを完成させる。(2時間)

6回
マルシェ(11月9日・10日の東金大学祭への出店)の準備⑥
提言書(エアライン×農業による、成田地域におけるグリーンツーリズム促進)の作成②
(到達目標)
・マルシェに向けた準備の進捗を確認するとともに、必要な準備を進める。
・ポスターを完成させる。
・商品の仕入数、納品日時、納品方法を取り纏め、必要な保管場所を確保する。
・店舗の装飾を決める。
・その他、店舗運営に必要な物品を確認する(品目、数量、価格、調達方法など)。
・提言書の構成や盛り込むべき項目について検討する。
事前学習
ポスターのデザインや店舗の装飾を考案する。(2時間)
事後学習
ゼミを振り返り、マルシェに関する自分の役割を果たす。(2時間)

7回目
マルシェ(11月9日・10日の東金大学祭への出店)の準備⑦
提言書(エアライン×農業による、成田地域におけるグリーンツーリズム促進)の作成③
(到達目標)
・マルシェに向けた準備の進捗を確認するとともに、必要な準備を進める。
・総費用を試算する。
・損失が出ないよう、各商品の価格を決める。
・POP,釣り銭など店舗運営に必要なものを準備する。
・提言書の構成と役割分担を決める。
事前学習
店舗に必要な物品や費用について再確認する。(2時間)
事後学習
ゼミを振り返り、マルシェや提言書に関する自分の役割を果たす。(2時間)

8回
マルシェ(11月9日・10日の東金大学祭への出店)の準備⑧
提言書(エアライン×農業による、成田地域におけるグリーンツーリズム促進)の作成④
(到達目標)
・マルシェに向けた準備を完遂するとともに、商品や物品に関する最終的な確認を行う。
・当日のスケジュール、役割分担、シフトを決める。
・役割分担にしたがって、提言書の内容を検討する。
事前学習
店舗運営に関して抜けがないか、再点検する。(2時間)
事後学習
ゼミを振り返り、マルシェの当日の準備や運営について、自分の役割を再確認する。(2時間)

9回
マルシェ(11月9日・10日の東金大学祭への出店)の振り返り
提言書(エアライン×農業による、成田地域におけるグリーンツーリズム促進)の作成⑤
(到達目標)
・マルシェを振り返り、得たものや反省すべきことなどをゼミ生全員で共有する。
・決算、精算を行う。
・来年度へ引き継ぐべき事項を整理する。
・「JAL AGRIPORT」「成田市場」「マルシェ」など、これまでの学びを踏まえた具体的な提言の作成を進める。
事前学習
マルシェを通じて得られた経験を今後どのように活かすか考察する。(2時間)
事後学習
提言書の内容について、役割分担にしたがって検討する。(2時間)

10回
提言書(エアライン×農業による、成田地域におけるグリーンツーリズム促進)の作成⑥
(到達目標)
・「JAL AGRIPORT」「成田市場」「マルシェ」など、これまでの学びを踏まえた具体的な提言の作成を進める。
・役割分担にしたがって作成された各班の内容を共有し、全員で議論する。
事前学習
自分が分担する提言書のパートについて、全員と共有しておく。(2時間)
事後学習
提言書の内容について、役割分担にしたがってさらに検討する。(2時間)

11回
提言書(エアライン×農業による、成田地域におけるグリーンツーリズム促進)の作成⑦
(到達目標)
・「JAL AGRIPORT」「成田市場」「マルシェ」など、これまでの学びを踏まえた具体的な提言を完成させる。
・次回のプレゼンテーションに向けて、発表の練習をしておく。
事前学習
自分が分担する提言書のパートについて、修正版を全員と共有しておく。(2時間)
事後学習
完成させた提言書の内容をあらためて確認し、学外の関係者に説明できるレベルまで深く理解する。(2時間)

12回
提言書(エアライン×農業による、成田地域におけるグリーンツーリズム促進)のプレゼンテーション
(到達目標)
・提言書について、日本航空㈱ソリューション営業本部、JAL AGRIPORT㈱など、関係者に対してプレゼンテーションと質疑応答を行う。
事前学習
プレゼンテーションの練習を十分にしておく。(2時間)
事後学習
今後、プレゼンテーションのスキルを高めるために自分に必要なことは何か、考察する。(2時間)

13回
提言書(エアライン×農業による、成田地域におけるグリーンツーリズム促進)の最終化
(到達目標)
・プレゼンテーションの振り返りを行う。
・プレゼンテーションでのコメントや質疑応答を踏まえて、提言書を最終化する。
事前学習
プレゼンテーションと質疑応答を経て、修正すべき点について考えてくる。(2時間)
事後学習
ゼミ活動を振り返り、成長した点、次年度に向けて改善すべき点について考察する。(2時間)

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
期末試験は実施しない。
評価配分は以下のとおり。
・ゼミナールへの取り組み姿勢および提言書策定への貢献度 60%
・期末レポート 40%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
提出された期末レポートに対する講評を個別にフィードバックする。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
ゼミにて適宜提示する。
参考文献・推薦図書
エアライン・マネジメント -戦略と実践-/日本航空株式会社/インプレス/ISBN978-4-295-01505-5
 ※参考図書として強く推薦する。特に航空業界への就職を考えているゼミ生は必読!
研究室
東金キャンパス A棟4階 408
オフィスアワー
S1学期/火曜日4時限・木曜日4時限
S2学期/火曜日4時限・木曜日4時限
F1学期/水曜日2時限・水曜日3時限
F2学期/木曜日3時限・木曜日4時限
科目ナンバリング
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