Syllabus data

授業科目名
Practical Tourism Media Production B
学年
3Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
開講クォーター
semester not specified
担当教員
NAKAZAWA Shinichiro
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
(到達目標)
 自らの学生生活の描写,身近な周辺環境と地域の魅力の再発見,関心の有る観光資源の掘り起こしなどに着目して,映像製作を試みる。この試行の撮影計画を立案する。撮影機材を運用し,動画作成・編集を行う。課題として,映像作品を提出する。動画編集は PC 教室にて,ソフトウェア/アプリケーションを活用して行う。完成したコンテンツをインターネット上に発信するスキルを身に付ける。
 以上の達成に必要なスキルをシームレスに経験することにより,観光イベント等の魅力あるコンテンツを創造的に開発する能力を引き出し,観光分野の映像クリエーターの素養を身に付けることを目標とする。

(テーマ)
 「東金キャンパスの周辺環境から学生街の生活イメージを醸成する」等をテーマに映像製作を試みる。「地域の魅力の再発見」,「観光資源の掘り起こし」,「心象風景」,「卒業アルバム」等をキーワードとする。グループに分かれて撮影現場で情報収集の活動を進めて,ドキュメンタリー映像等を作成する。併せて,チームマネジメントの方法を身に付ける。

授業紹介動画:https://youtu.be/cv-46ZWuGyg
授業の概要
(授業の概要)
 初回のオリエンテーションにて,下記の項目の意味合いを概説する。

「地域の魅力の再発見,観光資源の掘り起こし」に関する先行事例を調べる。
→ YouTube, TikTok 等の投稿動画のケーススタディを行う。その際にパラメーターを設定し,比較の視座を確認する。
→ MS PowerPoint の録画機能を利用したプレゼンテーションを行う。

「撮影計画の立案」
→ グループごとのディカッションから計画を立案する。テーマの設定・目標・目的・意義・実現可能性・担当割り・時間配分・リーダーシップの発揮。

「現地撮影の実施」
→ テーマに相応しい現地撮影の実施を進める。目標達成に向けたチームワーク力を身に付ける。

「動画作成・編集」
→ テーマに相応しい動画作成・編集を進める。Adobe Premiere Pro, ByteDance CapCut,  等を活用する。Microsoft365 等の活用からデータ管理を運用する。

「インターネット上に発信する」
→ テーマに相応しいインターネット上の発信を試みる。SNSの活用方法を理解する。Google Blogger 等の Vlog(Video Blog),YouTube, TikTok 等の活用を試行する。適切に安全な方法での動画を公開する方法を身に付ける。

履修登録の定員は,15名以内とする。撮影はグループ単位で実施する。なお,撮影時期等については履修人数が確定後,総合的に判断した上で決定する。引き続きコロナ感染の社会状況や自然災害等の突発的な状況を勘案して,適切な変更ができるよう代替案も用意しつつ計画を進めることとする。シラバスで示す「現地撮影の実施」・「動画作成・編集」・「インターネット上に発信する」の授業回数は,履修者の課題制作の進捗状況によって,その按分の回数は弾力的に変更することがある。とりわけ「現地撮影の実施」があり,かつ,共同での作業が多いことから,予め欠席が計画される見込みか高い場合は,履修登録の判断に慎重を要することを付記します。また学外の撮影(現地撮影)等の機会においては,交通費・食費等を自弁しなければならないことを考慮されたい。その他,PC教室で利用可能なソフトウェア以外の活用,データ保存のためのPC周辺機器(HD・SSD等)は自ら用立てる必要が有る。その他,現地撮影の実施の都合上,土日・祝日を利用した時間割以外の時間帯に授業が行われる予定であり,現地集合・解散もしくは東金キャンパス集合・解散等の行程が有り,移動時間を含めて1日の午前・午後の双方を充てがうこととする。その際,当日の授業のコマ数については移動時間・食事・休憩時間を除いて計算されることを勘案された上で,履修登録に進んで欲しい。

授業計画
1回
(オリエンテーション)
授業の方針と概要・シラバスの説明 その1 : 授業の到達目標・テーマ・概要・計画のそれぞれについて,具体的に詳しく説明する。その後,教室で使用する動画編集用の PC のハードウェア一式の構成を説明し,電源投入(ブート)からシャットダウンまでの操作を体感する。PC 起動時の画面,起動後の最初の画面,Windows OS の UI の構成を確認し,ブラウザの立ち上げまでを一区切りとする。その後,ブラウザからユーザ ID とパスワードで Microsoft 365 のログインを行う。複数の Adobe のソフトウェアを紹介する。

到達目標:シラバスの体系的な理解と有機的な繋がりを把握する。Windows OS の UI の構成と Microsoft 365 の UI の構成を理解する。複数の Adobe のソフトウェアを紹介する。暫定的なグループ分けを行った上で,東金キャンパス内の撮影を行う。
事前学習
[2h] シラバスの内容(前半)を読了しておく。
事後学習
[2h] シラバスを振り返り,次回に向けた質問等を用意しておく。

2回
授業の方針と概要・シラバスの説明 その2 : 試験及び成績評価・課題(試験やレポート等)に対するフィードバック・テキスト・参考文献・推薦図書・研究室・オフィスアワー・関連ページのそれぞれについて,具体的に詳しく説明する。その後,動画編集用の PC のハードウェアの筐体内の部品構成と周辺機器の役割について説明する。ログイン・ログアウト,ユーザIDとパスワード,URLの表示等について,体感的な理解を進める。

到達目標:シラバスの体系的な理解と有機的な繋がりを把握する。映像関連のハードウェアとソフトウェアの役割りを概念的に理解することを進める。複数の Adobe のソフトウェアを紹介する。暫定的なグループ分けを行った上で,東金キャンパス内の撮影を行う。

事前学習
[2h] シラバスの内容(後半)を読了しておく。
事後学習
[2h] シラバスを振り返り,次回に向けた質問等を用意しておく。

3回
「地域の魅力の再発見,観光資源の掘り起こし」に関する先行事例を調べる(1)
・先行事例をインターネットで複数検索する。
・先行事例をインターネットで調査し,その映像表現の魅力を確かめる。
・グループ活動:各班ごとに自己紹介と適正判断,アイスブレーキング。キーワードの提示。試験的な撮影を東金キャンパス内で継続して行う。

到達目標:先行事例から映像表現の魅力を創造的に捉える。

事前学習
[2h]先行事例をインターネットで複数検索する。
事後学習
[2h]Adobe 関連の情報をインターネットから理解する。

4回
「地域の魅力の再発見,観光資源の掘り起こし」に関する先行事例を調べる(2)
・先行事例をインターネットで複数検索する。
・先行事例をインターネットで調査し,その映像表現の魅力を確かめる。
・グループ活動:引き続き各班ごとに自己紹介,ブレインストーミング,撮影素材の検討。キーワードの提示。試験的な撮影を東金キャンパス内で継続して行う。

到達目標:先行事例から映像表現の魅力を一段と創造的に捉える。

事前学習
[2h]先行事例をインターネットで複数検索する。
事後学習
[2h]Adobe 関連の情報をインターネットから理解する。

5回
撮影計画の立案(1)
・「東金キャンパスの周辺環境から学生街の生活イメージを醸成する」等をテーマ設定に取り組む。
・多様な撮影機材を活用した動画撮影の計画を立てる。
・グループ活動:各班ごとに撮影現場,撮影シーン,機材担当,スケジュール等を検討する。ディスカッション。試験的な撮影を東金キャンパス内で行う。

到達目標:テーマ設定を豊かに広げていくプロセスに参加する。グループ活動から相互にさらに刺激を受ける。




 
事前学習
[2h]撮影計画の立案の準備を進める。
事後学習
[2h]撮影計画の立案と共同作業の中の自らの立ち位置を確認する。

6回
撮影計画の立案(2)
・「東金キャンパスの周辺環境から学生街の生活イメージを醸成する」等をテーマ設定に取り組む。
・引き続き多様な撮影機材を活用した動画撮影の計画を立てる。
・グループ活動:各班ごとに引き続き,撮影現場,撮影シーン,機材担当,スケジュール等を検討する。ディスカッション。試験的な撮影を東金キャンパス内で行う。


到達目標:テーマ設定を豊かに広げていくプロセスに参加する。テーマ設定を確定する。計画立案の意識合わせと情報共有。グループ活動からディスカッションを展開する。



事前学習
[2h]撮影計画の立案の準備を進める。

事後学習
[2h]撮影計画の立案と共同作業の中の自らの立ち位置を確認する。

7回目
現地撮影の実施(1)
・「東金キャンパスの周辺環境から学生街の生活イメージを醸成する」等をテーマに映像製作を試みる。
・撮影現場に赴き,撮影を行う。撮影された動画を現場で確認し,データの保存を確実にする。
・グループ活動:各班ごとに撮影現場,撮影シーン,機材担当,スケジュール管理等を運用する。
・前回の情報共有をグループごとに行うことから始める。一区切りの機会として,次回の冒頭で整理状況を共有する。

到達目標:各々のテーマに沿って,映像製作を試みる。映像記録の管理方法を理解する。グループ活動から次回の役割を自覚する。











事前学習
[2h]現地撮影の実施の準備を進める。
事後学習
[2h]現地撮影の実施の準備を進める。

8回
現地撮影の実施(2)
・前回の情報共有をグループごとに行うことから始める。一区切りの機会として,次回の冒頭で整理状況を共有する。
・「東金キャンパスの周辺環境から学生街の生活イメージを醸成する」等をテーマに映像製作を試みる。
・撮影現場に赴き,撮影を行う。撮影された動画を現場で確認し,データの保存を確実にする。
・グループ活動:各班ごとに撮影現場,撮影シーン,機材担当,スケジュール管理等を運用する。

到達目標:各々のテーマに沿って,映像製作をさらに試みる。映像記録の管理方法をさらに理解する。グループ活動から次回の役割を自覚する。









事前学習
[2h]現地撮影の実施の準備を進める。
事後学習
[2h]現地撮影の実施の準備を進める。

9回
現地撮影の実施(3)
・前回の情報共有をグループごとに行うことから始める。撮影最終回となる今回の冒頭で整理状況を共有する。
・「東金キャンパスの周辺環境から学生街の生活イメージを醸成する」等をテーマに映像製作を試みる。
・撮影現場に赴き,撮影を行う。撮影された動画を現場で確認し,データの保存を確実にする。
・グループ活動:各班ごとに撮影現場,撮影シーン,機材担当,スケジュール管理等を運用する。

到達目標:各々のテーマに沿って,映像製作をさらに試みる。映像記録の管理方法をさらに理解する。グループ活動から次回の役割を自覚する。データの整理の上,中間提出を行う。









事前学習
[2h]現地撮影の実施の準備を進める。


事後学習
[2h]中間提出の結果から今後の着想と改善点を得る。



10回
動画作成・編集(1)

・中間提出用の映像作品を発表する。
・課題として,映像作品を提出する。

到達目標:中間提出を行う。参加者からコメントを貰い,意見交換を行う。基本操作等の編集能力を高める。



事前学習
[2h]動画作成・編集の準備を進める。
事後学習
[2h]動画作成・編集の微調整を進める。

11回
動画作成・編集(2)

・課題として,映像作品を提出する。

到達目標:基本操作等の編集能力を高める。映像作品の提出の経験から,まとめる力を養う。

事前学習
[2h]動画作成・編集の準備を進める。
事後学習
[2h]動画作成・編集の微調整を進める。

12回
動画作成・編集(3)

・課題として,映像作品を提出する。

到達目標:映像作品の提出の経験から,まとめる力をさらに養う。


事前学習
[2h]動画作成・編集の準備を進める。
事後学習
[2h]動画作成・編集の微調整を進める。

13回
インターネット上に発信する。

・課題として,映像作品等コンテンツを発信する。

到達目標:受発信の方法を掴み,検証環境を構築し運用する。
事前学習
[2h]インターネット上に発信する方法を自ら調べ提案する。

事後学習
[2h]インターネット上のコンテンツを管理・運用するためのスキルを磨く。映像製作の経験を自らのスキルとして活かせるように将来展望を整える。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
成績評価の配分は以下の通りとする。

映像作品の課題提出 : 50%
課題レポートの提出 : 25%
課題制作の取り組み : 25%

(注意) 事前・事後学習を反映させた授業中の発言内容と質疑応答の量と質を Google Classroom 等を用いて評価する。上述の映像作品の課題の最終提出は,全授業回数終了後の特定日時とするが,必ずそれ以前の特定日時以内に中間提出を行なうこと。特定日時は別途,周知する。また,成果物の中間提出ができていない履修者の最終的な映像作品の課題の提出は受け付けないこととがある。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
教室内の他,JIU Portal 及び MS Teams 等を活用して,フィードバックを行う。適宜,課題評価のルーブリックを明示する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業時に適宜指示し,関連資料を電子的に提供する。
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参考文献・推薦図書
授業時に適宜,インターネットを介して資料を配信する。その際,JIU Portal 及び MS Teams 等を活用する。
研究室
研究室 : 東金キャンパスA棟421室
オフィスアワー
オフィスアワー : 水曜日:お昼休み(12:45-13:25)と4時限/金曜日:お昼休み
予約方法 : 講義専用メールアドレス宛に,事前予約を行うこと。講義専用メールアドレスについては,初回の講義に周知しその場で送受信の仕様を検証する。
科目ナンバリング
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