Teacher name : Yamamura Shigeo
|
授業科目名
?
学年
1Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Horie Shunji,Tashima Kimihito,Takeuchi Issei,KOBAYASHI Eriko,Yamamura Shigeo
授業形態
授業で主に使用する言語
主に使用する言語:日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
大学院生が研究遂行にあたって必要となる医療論文の収集方法を習得し、その内容を批判的に吟味する能力を身に着ける。
内容はEBM(Evidence based medicine)の考え方を理解して、実務に応用できるようになることを目標とする。 具体的には、英文の論文を批判的に読むことで論文の構成、統計学的理解、実験デザインを理解してエビデンスを読み解くことを目標とする。 授業の概要
授業形態:セミナー
(必修科目) 講義6時間、ワークショップ形式のセミナー(3時間)を2回、まとめの講義1時間で構成される。 受講者はすべての講義、セミナーに参加し、科目終了後課題を提出することで単位が認定される。 授業計画
1回
講義:EBMの手順とは
事前学習
EBMとは何かを理解してくる
事後学習
EBMに必要な知識、スキルをまとめる。
2回
講義:EBMと実験デザイン
事前学習
症例対象研究、コホート研究、ランダム化比較試験の特徴について予習する。
事後学習
EBMにおける実験デザイン重要性について復習する。
3回
講義:統計学と統計学的因果推論
事前学習
因果推論とは何か調べてくる
事後学習
実験デザインと統計学的因果推論の関係を復習する。
4回
ワークショップ(1−1)PE(I)COの考え方とPE(I)COの設定とClinical Queriesの使い方
事前学習
PubmedのClinical Queriesとは何をするツールか調べてくる
事後学習
PubMedのClinical Queriesの特徴をまとめる
5回
ワークショップ(1−2)PE(I)COから検索語の抽出とPubMED のClinical Queriesの使い方
事前学習
EBMにおける論文検索の重要性を予習する。
事後学習
Clinical Queriesの特徴を復習する。
6回
ワークショップ(1−3)課題に対する論文をClinical Queriesを使って検索する
事前学習
課題のPE(I)COを立ててくる。
事後学習
エビデンスレベルが高い論文検索の重要性をまとめる
7回目
ワークショップ(2−1)論文の批判的吟味
事前学習
批判的吟味とは何か調べてくる。
事後学習
論文の批判的吟味の要点をまとめる
8回
ワークショップ(2−2)論文の批判的吟味(実験デザイン)
事前学習
EBMにおける実験デザインの重要性を予習する
事後学習
EBMにおける実験デザインの重要性をまとめる
9回
ワークショップ(2−3)論文の批判的吟味(統計学的指標の計算)
事前学習
EBMにおける統計学の重要性について予習する
事後学習
EBMで用いられる統計学的指標の特徴について復習する。
10回
ワークショップ(3−1)課題論文を患者に適応するときの問題点を指摘する。
事前学習
論文を患者に適応するときの問題となる可能性のある点を考えてくる。
事後学習
課題論文を患者に適応するときの問題点を復習する。
11回
ワークショップ(3−2)課題論文を患者に適応するときの問題点を指摘する。(因果推論的考察)
事前学習
課題論文を患者に適応するときの問題点の根拠を指摘する。
事後学習
課題論文のEBMとしての因果推論的考え方を復習する
12回
ワークショップ(3−3)課題論文を患者に適応するときにどのように患者に伝えるか。
事前学習
課題論文を患者に適応する際の限界について考えてくる。
事後学習
課題論文から得られた結果を患者に伝えるべき要点を復習する。
13回
講義:まとめ(EBMの実践と患者指導)
事前学習
EBMを実際に行う際の問題点について予習してくる。
事後学習
エビデンスを患者に適応するときの要点をまとめる。
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
討議、口頭試問
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
フィードバックは授業内で行う。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
必要に応じて講義の際にプリントを提供する。
参考文献・推薦図書
適宜講義中に指示する。
研究室
山村(K-302)
竹内:薬品物理化学研究室(K棟3階K301) 小林:社会薬学研究室(K207) 堀江(K-508) 田嶋(K-507) オフィスアワー
山村:月、火、水の4限目、5限目
竹内:水2・3限(S1期)、月2限・3限(S2期)、水2・3限(F1期)、火3・4限(F2期)、連絡先:itakeuchi@jiu.ac.jp 小林:火2限、水2限 連絡先:erikokob@jiu.ac.jp 堀江:金2,3,5限(K508) 連絡先shorie@jiu.ac.jp 田嶋:水3・4限(S1期)、木4・5限(S2期)、火2・3限(F1期)、火3・4限(F2期) 連絡先:ktashima@jiu.ac.jp 科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
|