Teacher name : Ishii Shinichi
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授業科目名
Marketing Strategy
学年
1Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
Have work experience
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Ishii Shinichi
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Kioicho Campus
授業の到達目標及びテーマ
本講義は、マーケティングの基礎、分析手法を学び、その応用であるマーケティングマネジメントについて実践的訓練をすることを目的とする。また、マーケティングの理論を学んだ後、実践的なマーケティング手法とその効果について議論し、その理解を深めていく。
授業の概要
「大学4年間のマーケティングが10時間でざっと学べる」を教材として、マーケティングの理論と実践を学ぶ。この本は大学生に対してマーケティングを学ぶことを想定して書かれてはいるが、その内容は大学院でも十分に使いうる高度な内容を含んでいる。なお、授業は実践で使われているマーケティング戦略は、実際の企業の事例をケーススタディとして取り上げて、解説し、議論していく。
授業計画
1回
第1回 イントロダクション
事前学習
シラバスに目を通しておくこと(2h)
事後学習
授業の復習(2h)
2回
第2回 01 マーケティングへの招待
マーケティングとは何か、なぜ学習するのか、その目的としていることは何か、実社会でそのように「マーケティング」という言葉が使われているのか?を学びます。 事前学習
テキストp14−25に目を通しておくこと(2h)
事後学習
授業の復習(2h)
3回
第3回 02 ビジネス・チャンスの発見
ビジネス・チャンスとは(企業にとっての)事業機会であり、市場創造でもある。では事業や市場とはいったい何なのか、それはどのようにして見つけていくものなのか。実際に企業のマーケティング部門での活動などを引き合いに出しながら、理論と実践を学びます。 事前学習
テキストp26-35に目を通しておくこと(2h)
事後学習
授業の復習(2h)
4回
第4回 03 消費者行動
消費者行動は、欲しいと思う財やサービスを認知し、吟味し、そして購買するという意思決定に至るプロセスである。では、このような行動を起こす要因は何か、なぜ人は購買行動を起こすのか、そのメカニズムや要因を考察し、売れるモノやサービスがどのように生まれてきたかを学習します。 事前学習
テキストp36-45に目を通しておくこと(2h)
事後学習
授業の復習(2h)
5回
第5回 05 マーケティングリサーチ
マーケティングに関して、科学的アプローチをとるためには、データが必要である。できるだけ客観的なデータが必要であり、政府の発表する統計から個別の財・サービスに対するアンケート調査まで、さまざまなデータを駆使し、マーケティング理論を実践的なデータで裏付け、意思決定を助ける方法を学びます。 事前学習
テキストp56-65に目を通しておくこと(2h)
事後学習
授業の復習(2h)
6回
第6回 06 マーケティング戦略(1)
マーケティングというツールを使い、市場をどう攻めるか、顧客に対してどのように価値を認知してもらうか、そもそも価値あるものをどうのように生み出すか?戦略の組み立て方を学びます。また、失敗からも学ぶことが多いため、戦略論のうち、失敗の論理についても合わせて学びます。 事前学習
テキストp66-79に目を通しておくこと(2h)
事後学習
授業の復習(2h)
7回目
第7回 06 マーケティング戦略(2)
戦略を実行に移すために必要となる、明確なターゲティング、そして人材や組織、資金(財務)、その投入時期(スケジュール)についてケーススタディを通して、学びます。受講生の皆さんにも、課題を出し、その戦略プランを作成してもらいます。 事前学習
授業中に指示する(2h)
事後学習
授業の復習(2h)
8回
第8回 中間まとめと中間発表
事前学習
授業中に指示する(2h)
事後学習
授業の復習(2h)
9回
第9回 07 製品
売れるモノはどのようにして生まれるのか。そしてどのように市場に定着し、その後、長く愛され、購入し続けられるために、どのような努力が必要となるのか。その実例と理論について学びます。 事前学習
テキストP80-89を読んでおくこと(2h)
事後学習
授業の復習(2h)
10回
第10回 09 価格設定(1)
価格戦略は企業の根幹を成します。なぜなら、価格×(財・サービスの)単価が売上になり、売り上げは企業活動に必要となるすべてのコストをカバーする必要があるからです。 ではいくらにしたらよいか、ここでは、PSM理論(Price Sensitivity Measurement 価格感度測定 もしくはPrice Sensitivity Meter 価格感度メーター)の理論を学びます。 事前学習
「事前学習」テキストP98-111を読んでおくこと(2h)
事後学習
授業の復習(2h)
11回
第11回 09 価格設定(2)
企業の価格設定の実際について学びます。授業の閑散度合いに応じて使われるダイナミックプライシングというのは今やサービス業では当たり前になってきました。その他、期限付き割引や抱き合わせ販売などいろいろな戦略があります。実際に販売の現場で起こっているいろいろな販促のための価格戦略について皆さんと一緒に学び、なぜそのような価格戦略をとったのか、そしてそれは本当に成功しているのかどうかについて考察します。 事前学習
テキストP98-111を読んでおくこと(2h)
事後学習
授業の復習(2h)
12回
第12回 10 プロモーション、18 ブランド
購買意欲を高めるために必要となるプロモーションから、基本的な価値を理解してもらうプロモーションまで、アウエアネスという概念をもとに、本当に商品や製品の価値を理解してもらう、理解するにはどうしたらよいか、顧客と企業のコミュニケーションの方法についても学びます。 事前学習
テキスト「P112-121」と「P190-201」を読んでおくこと(2h)
事後学習
授業の復習(2h)
13回
第13回 11 流通と営業 と授業全体のまとめ
事前学習
テキストP132-143を読んでおくこと(2h)
事後学習
授業全体のレビュー(2h)
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
小テスト(授業内)とレポート
授業の理解度(授業中の小テスト) 50% S 積極的に授業に臨み、小テストの成績は90%以上の正解 A 積極的に授業に臨み、小テストの成績は80%以上の正解 B 積極的に授業に臨み、小テストの成績は70%以上の正解 C 積極的に授業に臨み、小テストの成績は60%以上の正解 F 授業に出席しても積極性はなく(質問しても反応がない)、小テストの成績は60%未満 中間・期末のレポート 50% S 以下の1~5ですべてにおいて優れている A 以下の1~5ですべてにおいて、4点は優れている B 以下の1~5ですべてにおいて、3点は優れている C 以下の1~5ですべてにおいて、2点は優れている F 以下の1~5ですべてにおいて、1点以下しか優れていない 1.テーマタイトル選定の適切性 2.論点が整理できているか(レポートの課題設定が適切か) 3.論理的な構成が適切か 4.結論の理由が明確に述べられているか 5.考察が適切か 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
次回授業で行う
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
大学4年間のマーケティングが10時間でざっと学べる
阿部誠
KADOKAWA
978-4046020154
本体1,500円+税
参考文献・推薦図書
日経X TRENDのニュースレター等最新の情報を適宜授業中に配布する。
研究室
4501
オフィスアワー
後日提示
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
https://www.jiu.ac.jp/visitors/students/detail/id=1001
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