Syllabus data

授業科目名
Global Communication Seminar II
学年
1Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
Have work experience
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Hayashi Chiga
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Kioicho Campus
授業の到達目標及びテーマ
ディプロマ・ポリシーに基づき、日本語教育の分野において、体系的知識と研究方法を理解し、日本語教育を軸に、国際的かつ学際的視野に基づく研究方法によって、自ら設定した課題について探究することができるようになる。そして、グローバル社会におけるより良き社会のあり方と発展を考察するとともに、国際社会とその動向に目を向け、自文化と他文化に係る深い理解に基づく視点を持って専門的な知を追究することができ、さらに社会の様々な場面において、高度な異文化理解能力とコミュニケーション能力を発揮し、課題解決に貢献することができるようになることを目指す。
授業の概要
この授業では、研究計画に従い、自分のテーマに関する先行研究を15本以上、まとめ上げる。そして、これまでどのような先行研究があったのか理解し、どのような理論を使い、どのような分析方法を用いたのか、そして、どのような結果をもたらし、日本語教育にどのような示唆を与えたのか、先行研究をまとめあげることを目的としている。毎回の授業ではレジュメを準備し、自分の研究に関係する先行研究の発表をする。この授業のゴールは研究に関する調査概要をまとめ、分析方法について理解し、どのような調査を行うのか、計画を立てることである。

授業計画
1回
研究に関する調査概要と分析方法1:演習Iの期末レポートのフィードバック及び、今学期の研究計画について
[達成目標]:今学期の学習内容について理解できる。
事前学習
{2}演習Iの期末レポートを振り返り、簡潔に発表できるようにしておく。研究計画について考えておく。
事後学習
{2}授業でディスカッションした内容についてまとめておく。研究ノートにフィードバックやコメントをまとめておく。

2回
研究に関する調査概要と分析方法2:先行研究から1本の論文を取り上げ概要をまとめ、発表する。
[達成目標]:取り上げた先行研究について理解できる。
事前学習
{2}授業で発表する先行研究(論文)を探し、レジュメを作成し、発表準備を行う。
事後学習
{2}授業でディスカッションした内容についてまとめておく。研究ノートにフィードバックやコメントをまとめておく。

3回
研究に関する調査概要と分析方法3:先行研究から1本の論文を取り上げ概要をまとめ、発表する(2本目)。授業では取り上げた先行研究から調査方法を概観し、自分の研究とどう関係しているのか、どの箇所が自分の研究に役立つのか、ディスカッションをしながら、検討する。
[達成目標]:取り上げた先行研究について理解できる。
事前学習
{2}授業で発表する先行研究(論文)を探し、レジュメを作成し、発表準備を行う。
事後学習
{2}授業でディスカッションした内容についてまとめておく。研究ノートにフィードバックやコメントをまとめておく。

4回
研究に関する調査概要と分析方法4:先行研究から1本の論文を取り上げ概要をまとめ、発表する(3本目)。授業では取り上げた先行研究から自分の研究方法とどう関係しているのか、どの箇所が自分の研究に役立つのか、ディスカッションをしながら、検討する。また、自分の研究目的のために相応しい調査方法、分析方法などについてどう考えているのか、報告する。研究ノートの提出。
[達成目標]:取り上げた先行研究について理解できる。
事前学習
{2}授業で発表する先行研究(論文)を探し、レジュメを作成し、発表準備を行う。また、自分の研究目的のために相応しい調査方法、分析方法などについて考える。
事後学習
{2}授業でディスカッションした内容についてまとめておく。研究ノートにフィードバックやコメントをまとめておく。

5回
研究に関する調査概要と分析方法5:先行研究から1本の論文を取り上げ概要をまとめ、発表する(4本目)。授業では取り上げた先行研究から自分の研究とどう関係しているのか、どの箇所が自分の研究に役立つのか、ディスカッションをしながら、検討する。また、調査方法や分析方法などについて学んだことを発表する。
[達成目標]:取り上げた先行研究について理解できる。
事前学習
{2}授業で発表する先行研究(論文)を探し、レジュメを作成し、発表準備を行う。
事後学習
{2}授業でディスカッションした内容についてまとめておく。研究ノートにフィードバックやコメントをまとめておく。

6回
研究に関する調査概要と分析方法6:先行研究から1本の論文を取り上げ概要をまとめ、発表する(5本目)。授業では取り上げた先行研究から自分の研究とどう関係しているのか、どの箇所が自分の研究に役立つのか、ディスカッションをしながら、検討する。また、自分の分析方法についてディスカッションする。
[達成目標]:取り上げた分析方法について理解できる。
事前学習
{2}授業で発表する先行研究(論文)を探し、レジュメを作成し、発表準備を行う。
事後学習
{2}授業でディスカッションした内容についてまとめておく。研究ノートにフィードバックやコメントをまとめておく。

7回目
研究に関する調査概要と分析方法7:先行研究から1本の論文を取り上げ概要をまとめ、発表する(6本目)。授業では取り上げた先行研究から自分の研究とどう関係しているのか、どの箇所が自分の研究に役立つのか、ディスカッションをしながら、検討する。また、分析方法について検討し、調査概要と分析方法を決定する。
[達成目標]:取り上げた調査概要と分析方法について理解できる。
事前学習
{2}授業で発表する先行研究(論文)を探し、レジュメを作成し、発表準備を行う。
事後学習
{2}授業でディスカッションした内容についてまとめておく。研究ノートにフィードバックやコメントをまとめておく。

8回
研究に関する調査概要と分析方法8:先行研究から1本の論文を取り上げ概要をまとめ、発表する(7本目)。授業では取り上げた先行研究から自分の研究とどう関係しているのか、どの箇所が自分の研究に役立つのか、ディスカッションをしながら、検討する。また、なぜ、この論文を取り上げたのか、その理由も簡潔に述べる。また、分析方法についてディスカッションする。研究ノートの提出。
[達成目標]:取り上げた先行研究について理解できる。
事前学習
{2}自分の研究と同じ分析方法を用いている先行研究(論文)を探し、レジュメを作成し、発表準備を行う。
事後学習
{2}授業でディスカッションした内容についてまとめておく。これまでの先行研究の参考文献リストを作成し、次回の授業で確認する。研究ノートにフィードバックやコメントをまとめておく。

9回
研究に関する調査概要と分析方法9:先行研究から1本の論文を取り上げ概要をまとめ、発表する(8本目)。授業では取り上げた先行研究から自分の研究とどう関係しているのか、どの箇所が自分の研究に役立つのか、ディスカッションをしながら、検討する。また、なぜ、この論文を取り上げたのか、その理由も簡潔に述べる。分析方法についてパイロットテストの検討をする。
[達成目標]:パイロットテストについて理解できる。
事前学習
{2}自分の研究と同じ分析方法を用いている先行研究(論文)を探し発表準備を行う。
事後学習
{2}授業でディスカッションした内容についてまとめておく。また、先行研究のまとめ方を学び、これまでの先行研究を表に入れていく。研究ノートにフィードバックやコメントをまとめておく。

10回
研究に関する調査概要と分析方法10:先行研究から1本の論文を取り上げ概要をまとめ、発表する(9本目)。授業では取り上げた先行研究から自分の研究とどう関係しているのか、どの箇所が自分の研究に役立つのか、ディスカッションをしながら、検討する。また、なぜ、この論文を取り上げたのか、その理由も簡潔に述べる。分析方法についてパイロットテストについて概要を発表する。
[達成目標]:パイロットテストについて実行できる。
事前学習
{2}自分の研究と同じ分析方法を用いている先行研究(論文)を探し発表準備を行う。分析方法についてパイロットテストについて概要をまとめる。
事後学習
{2}授業でディスカッションした内容についてまとめておく。また、先行研究のまとめ方を学び、これまでの先行研究を表に入れていく。研究ノートにフィードバックやコメントをまとめておく。

11回
研究に関する調査概要と分析方法11:先行研究から1本の論文を取り上げ概要をまとめ、発表する(10本目)。授業では取り上げた先行研究から自分の研究とどう関係しているのか、どの箇所が自分の研究に役立つのか、ディスカッションをしながら、検討する。また、なぜ、この論文を取り上げたのか、その理由も簡潔に述べる。研究方法に関するパイロットテストについて報告する。調査計画を報告する。
[達成目標]:調査計画について理解できる。
事前学習
{2}自分の研究と同じ分析方法を用いている先行研究(論文)を探し発表準備を行う。研究方法に関するパイロットテストを行う。調査計画を立てる。
事後学習
{2}授業でディスカッションした内容についてまとめておく。また、先行研究のまとめ方を学び、これまでの先行研究を表に入れていく。研究ノートにフィードバックやコメントをまとめておく。

12回
研究に関する調査概要と分析方法12:先行研究から1本の論文を取り上げ概要をまとめ、発表する(11本目)。授業では取り上げた先行研究から自分の研究とどう関係しているのか、どの箇所が自分の研究に役立つのか、ディスカッションをしながら、検討する。また、なぜ、この論文を取り上げたのか、その理由も簡潔に述べる。また、クラスメイトの扱う先行研究について意見を述べディスカッションに加わる。研究方法に関するパイロットテストの報告を行う。調査計画を再検討し報告する。研究ノートの提出。
[達成目標]:パイロットテストについて報告できる。
事前学習
{2}自分の研究と同じ分析方法を用いている先行研究(論文)を探し発表準備を行う。研究方法に関するパイロットテストの結果をまとめる。調査計画を再検討する。
事後学習
{2}授業でディスカッションした内容についてまとめておく。また、先行研究のまとめ方を学び、これまでの先行研究を表に入れていく。研究ノートにフィードバックやコメントをまとめておく。

13回
研究に関する調査概要と分析方法13:先行研究から1本の論文を取り上げ概要をまとめ、発表する(12本目)。授業では取り上げた先行研究から自分の研究とどう関係しているのか、どの箇所が自分の研究に役立つのか、ディスカッションをしながら、検討する。また、なぜ、この論文を取り上げたのか、その理由も簡潔に述べる。また、クラスメイトの扱う先行研究について意見を述べディスカッションに加わる。15本の論文の概要を簡潔に説明する。被験者、調査内容、調査方法、分析方法など概要をまとめる。
[達成目標]:調査方法について報告できる。
事前学習
{2}自分の研究と同じ分析方法を用いている先行研究(論文)を探し発表準備を行う。
事後学習
{2}期末レポートのために15本の先行研究をまとめ、カテゴリー別にまとめる。研究ノートにフィードバックやコメントをまとめておく。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
毎回の発表(レジュメ作成も含める):50%
学期末レポート(15本の先行研究のまとめ):40%
研究ノートの提出:10%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
毎回の発表に対するフィードバックは、その都度、入れていく。学習者は担当教員からのフィードバックを受け、次回の発表につなげていく。期末レポートのフィードバックについては、演習IIで行う。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
修士論文作成マニュアル
林千賀
林作成の冊子の配布
参考文献・推薦図書
・『論文 執筆マニアル(手引書)』林千賀 城西国際大学オンデマンド出版 2017年 無料配布
・『新・はじめての日本語教育 基本用語事典 日本語教育能力検定試験対策 増補改訂版』高見澤孟、伊藤博文、ハント陰山裕子、池田悠子、西川寿美、恩村由香子、新山忠和、林千賀 アスク出版 2019年 
・『研究社日本語教育事典』近藤安月子・小森和子 研究者 2012年
研究室
東金キャンパスH棟404号室
オフィスアワー
火曜日3限(紀尾井町キャンパス)
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