Syllabus data

授業科目名
Anthropology of Tourism
学年
2Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Uchiyama Tatsuya
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
本講義は、文化人類学という学問的方法論の視点から、観光によって生じる伝統的文化と新しい文化に現れる影響などの理解を深めることが目標である。人間の移動は新たな文化との接触を生み出す。観光による接触は「文化変容」や「ホストとゲストの関係」、「観光によって作られた文化が伝統的文化の再生や維持につながる点」など様々な課題が発生する。そのような課題を把握し、具体的な事例を用いて観光における「他者と伝統的文化との関係」について学修する。

シラバス紹介動画
https://youtu.be/Q67ecyuPUbw
授業の概要
観光がもたらす影響は、経済的側面だけではなく、社会的、文化的、政治的側面など、多岐にわたっている。観光者である「ゲスト」と、それを受け入れる社会である「ホスト」の関係は、権力関係を含む異文化接触の複雑な側面が生まれることも多い。本講義では、観光人類学で扱われる基本的なテーマである「ゲストとホストの関係性」を様々な観光の場面を通して考えていく。

授業計画
1回
文化人類学という学問について:観光人類学の誕生
事前学習
[2h]文化人類学という学問について調べる
事後学習
[2h]授業内容を再確認する

2回
文化人類学の研究方法:フィールドワークという研究方法
事前学習
[2h]フィールドワークについて調べる
事後学習
[2h]授業内容を再確認する

3回
観光人類学の視点(1)観光のまなざし
事前学習
[2h]観光によって異文化接触について調べる
事後学習
[2h]授業内容を再確認する

4回
観光人類学の視点(2)ホストとゲスト
事前学習
[2h]観光の現場におけるホストとゲストの関係について調べる
事後学習
[2h]授業内容を再確認する

5回
観光人類学の視点(3)擬似イベントとしての観光
事前学習
[2h]観光パンフレットや観光地のポストカードを調べる
事後学習
[2h]授業内容を再確認する

6回
観光人類学の視点(4)観光の真正性
事前学習
[2h]本物の文化とは何かについて調べる
事後学習
[2h]授業内容を再確認する

7回目
メディアが作る観光のイメージ(1):観光の記号化
事前学習
[2h]ハワイの歴史について調べる
事後学習
[2h]授業内容を再確認する

8回
メディアが作る観光のイメージ(2):横浜のイメージ
事前学習
[2h]横浜の観光資源について調べる
事後学習
[2h]授業内容を再確認する

9回
伝統の創造(1)創られる伝統文化
事前学習
[2h]興味のある「文化」観光について調べる
事後学習
[2h]授業内容を再確認する

10回
伝統の創造(2)バリ島の事例
事前学習
[2h]バリ島の観光資源について調べる
事後学習
[2h]授業内容を再確認する

11回
伝統の創造(3)伝統を語る権利
事前学習
[2h]伝統文化の概念について調べる
事後学習
[2h]授業内容を再確認する

12回
エスニック・ツーリズム(1)文化を表象すること
事前学習
[2h]未開という概念について調べる
事後学習
[2h]授業内容を再確認する

13回
エスニック・ツーリズム(2)アイヌ文化の表象
事前学習
[2h]北海道におけるアイヌ文化観光について調べる
事後学習
[2h]授業内容を再確認する

14回
最終テストの実施
事前学習
[2h]前回までの授業を確認する
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
期末試験を実施する
成績は100点満点として以下の比率で評価する
○小テスト:40%、最終テスト:60%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
授業中に適宜フィードバックする
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
適宜PDFデータで資料を配布する
参考文献・推薦図書
授業にて指示する
研究室
A棟3階313
オフィスアワー
月曜2限、火曜3限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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