Syllabus data

授業科目名
Japan-U.S. Film Comparative Research
学年
2Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
Have work experience
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Akira Mizuta Lippit
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Kioicho Campus
授業の到達目標及びテーマ
提示された主題をもとに、関連する複数作品を比較し、20世紀ならびに21世紀における映像メディア表象の意味を考察していく講義である。例えば、第二次世界大戦、原爆、水素爆弾実験、東日本大震災と原発事故、また近年では新型コロナウィルスなど過去100年の世界は破滅的出来事を経験してきた。これらの出来事はその規模の大きさのためにほとんど表象不可能なものであるが、まさにそのモメントの大きさゆえに、ますます表象され、言表化される必要に迫られている。本講義では、こうしたアンビヴァレンスをはじめ、過去・現在の世界および映像メディアにおいて起きている事柄、あるいは映像作家を取り上げトピックとしていく。
授業の概要
問題設定を明確にする講義部分につづいて、映画を鑑賞しながら、それを分析する講義を行う。つづいて、学生にもディスカッションに積極的に参加してもらうように促す。映画の分析を通じて、20世紀ならびに21世紀の歴史および映像表現の変化、作家性などについて幅広く考察する。

※なお、授業は対面で行われる。
本年度に扱うメディア(映画)と視聴方法については講義初回または事前に提示される。

参考:近年取り上げた主題:
「デヴィット・リンチのアナグラム」扱った作品例:「ザ・グランドマザー」「イレイザーヘッド」「エレファント・マン」「ブルーベルベット」「ロスト・ハイウェイ」「マルホランド・ドライブ」「ツイン・ピークス」

「アメリカ映画に映る日本」「現実とまた別の現実」
扱った作品例:ブレード・ランナー、ロスト・イン・トランスレーション、ラスト・サムライ、SAYURI、硫黄島からの手紙、パシフィック・リム、アウトサイダー、ゴジラ キング・オブ・モンスターズ、ゴジラvsコング、ファイト・クラブ、バニラ・スカイ、エターナルサンシャイン、パプリカ、インセプション、Her/世界でひとつの彼女、マトリックス、チート


授業計画
1回
1. イントロダクション:主題と扱うメディア(映画)の提示
授業内容:本集中講義のガイダンス
到達目標:授業の概要を理解する
事前学習
[事前学習2h]授業で取り上げる映画作品について調査をすること
事後学習
[事後学習2h]授業で論じた作品を詳細に検証する

2回
2. 問題設定・作品分析1
授業内容:主題をもとにした作品分析
到達目標:取り上げた映画への理解を深める
事前学習
[事前学習2h]予め提示された映画作品について調査をすること
事後学習
[事後学習2h]授業で論じた作品を検証する

3回
3.問題設定・作品分析2
授業内容:今回の主題をもとに作品分析をより掘り下げる
到達目標:取り上げた映画への理解を深める

事前学習
[事前学習2h]予め提示された映画作品について調査をすること
事後学習
[事後学習2h]授業で論じた作品を詳細に検証する

4回
4.問題設定・作品分析3
授業内容:今回の主題をもとにした作品分析
到達目標:取り上げた映画への理解と考察を深める
事前学習
[事前学習2h]授業で扱った映画作品について調査をすること
事後学習
[事後学習2h]授業で論じた作品を詳細に検証する

5回
5.問題設定・作品分析4
授業内容:今回の主題をもとにした作品分析
到達目標:取り上げた映画への理解を深める

事前学習
[事前学習2h]提示された映画作品について調査をすること
事後学習
[事後学習2h]授業で論じた作品を詳細に検証する


6回
6.問題設定・作品分析5
授業内容:今回の主題をもとにした作品分析
到達目標:取り上げた映画への理解を深める
事前学習
[事前学習2h]今回の主題に基づいた映画作品について調査をすること
事後学習
[事後学習2h]授業で論じた作品を詳細に検証する


7回目
7.問題設定・作品分析6
授業内容:今回の主題をもとにした作品分析
到達目標:取り上げた映画への考察を深める
事前学習
[事前学習2h]提示された主題に基づいた映画作品について調査をすること
事後学習
[事後学習2h]授業で論じた作品を詳細に検証する

8回
8.問題設定・作品分析7
授業内容:今回の主題をもとにした作品分析
到達目標:取り上げた映画への考察を深める
事前学習
[事前学習2h]主題に基づいた映画作品について調査をすること
事後学習
[事後学習2h]授業で論じた作品を詳細に検証する


9回
9. 問題設定・作品分析8
授業内容:今回の主題をもとにした作品分析
到達目標:取り上げた映画への考察を深める
事前学習
[事前学習2h]提示された主題に基づいた映画作品について調査をすること
事後学習
[事後学習2h]授業で論じた作品を詳細に検証する

10回
10.問題設定・作品分析9
授業内容:今回の主題をもとにした作品分析
到達目標:取り上げた映画への考察を深める
事前学習
[事前学習2h]主題に基づいた映画作品について調査をすること
事後学習
[事後学習2h]授業で論じた作品を詳細に検証する

11回
11.作品解説・分析
授業内容:今回の主題をもとにした作品分析
到達目標:取り上げた映画への考察を深める
事前学習
[事前学習2h]予め提示された映画作品について調査をすること
事後学習
[事後学習2h]授業で論じた作品を詳細に検証する


12回
[事前学習2h]予め提示された映画作品について調査をすること
事前学習
12. 作品解説・分析
授業内容:今回の主題をもとにした作品分析
到達目標:取り上げた映画への考察を深める
事後学習
[事前学習2h]最終レポートに向けて準備を行うこと

13回
まとめ
授業内容:これまでの講義の総括
到達目標:最終レポート執筆のための考えをまとめる
事前学習
[事前学習2h]最終レポートに向けて考察を進め、構成を検討しておく
事後学習
[事後学習2h]授業での解説と議論を踏まえ、課題作品をさらに調査・考察し、レポートを構成・執筆・提出する


14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
① 授業への貢献40%
② 最終レポート 60%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
授業内に行う。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
必要なものは適宜紹介・配布する。
参考文献・推薦図書
ルイス・ジアネッティ『映画技法のリテラシー1』堤和子・増田珠子・堤龍一郎訳、フィルムアート社、2003年
佐野亨編『90年代アメリカ映画100』芸術新聞社、2012年
渡辺幻・佐野亨編『ゼロ年代アメリカ映画100』芸術新聞社、2010年
研究室
リピット先生の本拠地は南カリフォルニア大学、講義時期の来日になるため
問い合わせはメディア学部担当・宇田まで kuda@jiu.ac.jp  もしくは Facebookメッセンジャー
オフィスアワー
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
リピット先生の本拠地:南カリフォルニア大学HPよりプロフィール
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