Syllabus data

授業科目名
Seminar in International ExchangeI
学年
3Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Hayashi Chiga
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
ディプロマポリシーに基づき、この授業では、国際的な視野を持ち、国際交流を実践できる社会人として必要な知識やスキルを身につける。そしてコミュニケーション能力と国際交流に関する知識を備える。演習を通して専門的な知識を学び、その実践と発展を図る。この授業の到達目標は、異文化間コミュニケーション、やさしい日本語、おもてなしの日本語についての専門知識とその事例を実際の留学生との交流活動からアクティブラーニングを取り入れ学生主体の授業を行う。学期末にはディスカッションリーダーとして上手く授業ができるようになる。各自準備を進め、授業ではディスカッションをしながら学ぶ。また、日本語教育の言語コミュニケーションの観点からも、「おもてなしの日本語」を学び、どのようにして教えるか教授法を学ぶ。事後・事前学習では、毎週4時間相当の課題学習が求められる。
授業の概要
この授業では、異文化間コミュニケーション論と「おもてなしの日本語」、やさしい日本語を中心に学ぶ。諸理論を学んだあとはディスカッション形式で授業をすすめていく。キャリア形成のための指導も行なう。異文化コミュニケーションの第1章から第3章までをカバーする。「おもてなしの日本語」は、第4課までのマナーと会話文について学ぶ、また、毎回の授業での気づきをポートフォリオに報告し、学期末レポートに再度提出すること。「やさしい日本語」の実践として山武市の外国人児童に対する日本語教育支援を課外活動として行う。


授業計画
1回
今年度の目標とキャリア形成の計画と概論、「やさしい日本語」「異文化コミュニケーション」、「SDGs」、「おもてなしの日本語」とは何か
[到達目標]:「やさしい日本語」、「異文化コミュニケーション」、「SDGs」、「おもてなしの日本語」とは何か理解することができる。
事前学習
{2h}: 「やさしい日本語」に関してネットなどで調べておくこと。
事後学習
{2h}:「やさしい日本語」に関する課題をし、次週発表する。授業で学んだこと、気づいたことをポートフォリオをteamsに提出する。

2回
第1章 異文化コミュニケーションとは(新しい常識発見)、「やさしい日本語」に関する記事の発表、「おもてなしの日本語」とは
[到達目標]:日本の常識、外国の常識が異なることが理解できる。「やさしい日本語」に関する地方自治体の取り組みを理解することができる。
事前学習
{2h}: 課題(テキスト(『異文化間コミュニケーション』と『おもてなしの日本語』)を読む、発表準備

事後学習
{2h}: ポートフォリオの書き込み

3回
第1章 異文化コミュニケーションとは(ステレオタイプ)、「やさしい日本語」の記事の発表、「おもてなしの日本語」教科書について
[到達目標]:ステレオタイプと偏見について理解することができる。「おもてなしの日本語」について理解ができる。

事前学習
{2h}: 課題(テキスト(異文化間コミュニケーションと「おもてなしの日本語」)を読む、発表準備
事後学習
{2h}: ポートフォリオの書き込み

4回
第1章 異文化コミュニケーションとは(異文化理解への態度)、「やさしい日本語」に関する記事の発表
[到達目標]:異文化理解について理解することができる。「おもてなしの日本語」の教科書の使い方が理解できる。
事前学習
{2h}: 課題(テキストを読む、発表準備)をする。
事後学習
{2h}: ポートフォリオの書き込み、提出。

5回
第1章 異文化コミュニケーションとは(文化とコミュニケーション)、「やさしい日本語」に関する記事の発表、「おもてなしの日本語1」
[到達目標]:文化とコミュニケーションについて理解できる。おもてなしの日本語について第1課、セクション1が理解できる。


事前学習
{2h}: 課題(テキスト(異文化間コミュニケーションと「おもてなしの日本語」)を読む、発表準備
事後学習
{2h}: ポートフォリオの書き込み、提出。

6回
第1章 .異文化コミュニケーションとは(文化の島)、「やさしい日本語」に関する記事の発表、「おもてなしの日本語2」
[到達目標]:文化の島について理解できる。おもてなしの日本語について第1課、セクション2が理解できる。

事前学習
{2h}: 課題(テキスト(異文化間コミュニケーションと「おもてなしの日本語」)を読む、発表準備
事後学習
{2h}: ポートフォリオの書き込み、提出。

7回目
第1章 異文化コミュニケーションの定義、「やさしい日本語」に関する記事の発表、「おもてなしの日本語3」
[到達目標]:異文化コミュニケーションとは何か理解できる。おもてなしの日本語について第2課、セクション1が理解できる

事前学習
{2h}: 課題(テキスト(異文化間コミュニケーションと「おもてなしの日本語」)を読む、発表準備、
事後学習
{2h}: ポートフォリオの書き込みとレポート課題提出

8回
第2章 コミュニケーション・スタイル(コンテキスト)、「やさしい日本語」に関する記事の発表、「おもてなしの日本語4」
[到達目標]:高コンテキスト・低コンテキストコミュニケーション・スタイルについて理解できる。おもてなしの日本語について第2課セクション2が理解できる

事前学習
{2h}: 課題(テキスト(異文化間コミュニケーションと「おもてなしの日本語」)を読む、発表準備
事後学習
{2h}: ポートフォリオの書き込み、提出。

9回
第2章 コミュニケーション・スタイル(ターンテーキング)、「おもてなしの日本語5」、「やさしい日本語」
[到達目標]:ターンテーキングについて理解できる。「おもてなしの日本語」第3課セクション1が理解できる。

事前学習
{2h}: 課題(テキスト(異文化間コミュニケーションと「おもてなしの日本語」)を読む、発表準備
事後学習
{2h}: ポートフォリオの書き込み、提出。

10回
第2章 コミュニケーション・スタイル(自己開示)、ポートフォリオの発表
[到達目標]:自己開示について理解できる、ポートフォリオに関して理解できる。「おもてなしの日本語」第3課セクション2が理解できる。
事前学習
{2h}: 課題(テキスト(異文化間コミュニケーションと「おもてなしの日本語」)を読む、発表準備
事後学習
{2h}: ポートフォリオの書き込み、提出。

11回
第2章 コミュニケーション・スタイル(パラ言語)、「おもてなしの日本語6」、「やさしい日本語」の書き方1
[到達目標]:パラ言語について理解できる、「おもてなしの日本語」第3課セクション2が理解できる。「やさしい日本語」の書き方が理解できる。
事前学習
{2h}: 課題(テキスト(異文化間コミュニケーションと「おもてなしの日本語」)を読む、発表準備
事後学習
{2h}: ポートフォリオの書き込み、提出。

12回
第3章 言語コミュニケーション(褒め方・叱り方)、「おもてなしの日本語7」、「やさしい日本語」の書き方2
[到達目標]:褒め方・叱り方のコミュニケーションについて理解できる。「おもてなしの日本語」第4課セクション1が理解できる。「やさしい日本語の書き方2が理解できる。
事前学習
{2h}: 課題(テキスト(異文化間コミュニケーションと「おもてなしの日本語」)を読む、発表準備
事後学習
{2h}: ポートフォリオの書き込み、提出。

13回
第3章 言語コミュニケーション(謝り方・自己紹介)、「おもてなしの日本語8」、「やさしい日本語」の書き方3、ポートフォリオの提出、期末レポートについてのコメント配布
[到達目標]:謝り方・自己紹介のコミュニケーションについて理解できる。「おもてなしの日本語」第4課セクション2が理解できる。「やさしい日本語の書き方3が理解できる。
事前学習
{2h}: 課題(テキスト(異文化間コミュニケーションと「おもてなしの日本語」)を読む、発表準備
事後学習
{2h}: ポートフォリオの書き込みとレポート提出。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
ポートフォリオ:50%  
課題:20%    
発表:30%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックについて:各回課題については提出時に逐一解説するとともに、最終講義(講義のまとめ)で解説コメントを配布する。ポートフォリオについては、毎週、コメントを入れ、S2の最後までに全ての記録にコメントが入るので確認しておくこと。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
異文化コミュニケーションワークブック
八代京子ほか
三修社
9784384018516
おもてなしの日本語
林千賀・羽鳥美有紀・齊藤貢
アスク出版
9784866393292
参考文献・推薦図書
『やさしい日本語ー多文化共生社会へ』庵功雄 岩波新書 2020年 840円
『新・はじめての日本語教育 基本用語事典 日本語教育能力検定試験対策 増補改訂版』高見澤孟、伊藤博文、ハント陰山裕子、池田悠子、西川寿美、恩村由香子、新山忠和、林千賀 アスク出版 2019年 2600円
研究室
H棟4階404号室
オフィスアワー
水曜昼休み(その他のオフィスアワーについては、第一回目の演習で伝える)
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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