Syllabus data

授業科目名
Seminar in International ExchangeII
学年
3Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Yoshida Tomohiko
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
私たちが第一言語(母語)を自然に使っているとき、その語彙や文法、表現方法などは「あたりまえ」であって、わざわざ意識する必要はない。しかし、外国語を学習すると、そのあたりまえがあたりまえではなくなる。では、その意識で日本語を眺めたら、何が見えるだろうか。この授業では、「英語を読み、自然な日本語を考える」ことをテーマとして、英文や言語学の文献を読んで考えていく。到達目標は、(1)英語を読み、語彙や文法、表現を理解し、分析できる、(2)読んだ英語を基に「自然な日本語」にすることができ、日本語のしくみも説明できる、である。
授業の概要
この授業は、英語を読むことで、英語と日本語の特徴について考えていく。最初は、視野を広げるために、日本語で書かれた文献を読む。その後、履修者のレベルに合わせた英文テキストをもとに、英文の構造や表現と、日本語訳について考える。それによって、「自然な日本語」とは何かについて理解を深める。授業では、グループワークやグループディスカッション、プレゼンテーションを行う予定である。その過程で、自分の課題を見出し、解決方法を一人ひとりが考え、協調性を持って解決に向けて行動する力を養う。また、授業時間を利用して、資格取得などキャリア形成についても考えていく。

授業計画
1回
授業のガイダンス、ことばのバリエーション
到達目標:日本語や英語の変種について理解し、説明することができる。
事前学習
[2h]配布資料等を読み、授業中の議論の準備をする。
事後学習
[2h]不明な点を辞書や参考文献等で明らかにする。

2回
ことばと社会
到達目標:言語表現に見られる社会的関係を理解し、例を分析できる。
事前学習
[2h]配布資料等を読み、授業中の議論の準備をする。
事後学習
[2h]不明な点を参考書等を用いて明らかにする。

3回
テキスト第8章
到達目標:テキストを言語面・内容面で理解し、自然な日本語にすることができる。
事前学習
[2h]テキスト・配布資料を読み、授業中の議論の準備をする。
事後学習
[2h]不明な点を辞書や参考文献等で明らかにする。

4回
テキスト第9章
到達目標:テキストを言語面・内容面で理解し、自然な日本語にすることができる。
事前学習
[2h]テキスト・配布資料を読み、授業中の議論の準備をする。
事後学習
[2h]不明な点を辞書や参考文献等で明らかにする。

5回
テキスト第10章
到達目標:テキストを言語面・内容面で理解し、自然な日本語にすることができる。
事前学習
[2h]テキスト・配布資料を読み、授業中の議論の準備をする。
事後学習
[2h]不明な点を辞書や参考文献等で明らかにする。

6回
テキスト第11章
到達目標:テキストを言語面・内容面で理解し、自然な日本語にすることができる。
事前学習
[2h]テキスト・配布資料を読み、授業中の議論の準備をする。
事後学習
[2h]不明な点を辞書や参考文献等で明らかにする。

7回目
テキスト第12章、ここまでの振り返り、キャリア形成について
到達目標:ここまでに学んだことを振り返り自己評価してみる。キャリア形成について自分の考えを述べることができる。
事前学習
[2h]テキスト・配布資料を読み、授業中の議論の準備をする。
事後学習
[2h]不明な点を辞書や参考文献等で明らかにする。

8回
テキスト第13章(pp. 63-65)、フィードバック面談
到達目標:テキストを言語面・内容面で理解し、自然な日本語にすることができる。
事前学習
[2h]テキスト・配布資料を読み、授業中の議論の準備をする。
事後学習
[2h]不明な点を辞書や参考文献等で明らかにする。フィードバック面談の結果から、今後のキャリア形成と学習への活用法を考える。

9回
テキスト第13章(pp.66-68)
到達目標:テキストを言語面・内容面で理解し、自然な日本語にすることができる。
事前学習
[2h]テキスト・配布資料を読み、授業中の議論の準備をする。
事後学習
[2h]不明な点を辞書や参考文献等で明らかにする。

10回
テキスト第14章(pp. 69-71)
到達目標:テキストを言語面・内容面で理解し、自然な日本語にすることができる。
事前学習
[2h]テキスト・配布資料を読み、授業中の議論の準備をする。
事後学習
[2h]不明な点を辞書や参考文献等で明らかにする。

11回
テキスト第14章(pp. 72-74)
到達目標:テキストを言語面・内容面で理解し、自然な日本語にすることができる。
事前学習
[2h]テキスト・配布資料を読み、授業中の議論の準備をする。
事後学習
[2h]不明な点を辞書や参考文献等で明らかにする。

12回
テキスト第15章
到達目標:テキストを言語面・内容面で理解し、自然な日本語にすることができる。
事前学習
[2h]テキスト・配布資料を読み、授業中の議論の準備をする。
事後学習
[2h]不明な点を辞書や参考文献等で明らかにする。

13回
授業のまとめ
到達目標:今学期を振り返り、課題とその解決策を見出ことができる。
事前学習
[2h]テキスト・配布資料を読み、授業中の議論の準備をする。
事後学習
[2h]不明な点を辞書や参考文献等で明らかにする。レポートを作成する。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
授業への取り組み(40%)とレポート課題(60%)
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
原則として、授業時間内か次の授業で説明する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
Emergency Murder
Janet McGifin
Cambridge University Press
9780521536622
テキストの購入は、第1回授業で指示します。
参考文献・推薦図書
『自然な日本語を教えるために 認知言語学をふまえて』/池上嘉彦・守屋美千代(編著)/ひつじ書房/2009年/ISBN 978-4-89476-431-6
『英語の感覚・日本語の感覚 〈ことばの意味〉のしくみ』/池上嘉彦/日本放送出版協会/2006年/ISBN 978-4-14-091066-5
『社会言語学入門』/東昭二/研究社/2009年/ISBN 978-4-327-40157-3
研究室
東金キャンパスH棟5階(H515)
オフィスアワー
月曜日3限、水曜日2限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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