Teacher name : Miyazawa Junko
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授業科目名
Global Nursing
学年
4Grade
単位数
1.00Credits
実務経験の有無
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Ishii Emiko,syllabus14,Miyazawa Junko
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
1. グローバルヘルスの視点と世界共通の健康目標について理解することができる。
2. グローバル社会における看護の対象について理解することができる。 3. 多文化共生社会において,看護にどのような文化的配慮が必要か理解することができる。 4. 在留(在日)外国人の保健医療課題と支援について事例を通して理解することができる。 5. 国際協力活動と看護について理解することができる。 6. 日本語が母国語ではない方にわかりやすい,「やさしい日本語」について知り,使ってみることができる。 授業の概要
①科目名:国際看護(Global Health Nursing)
②授業形態:講義 ③内容:グローバル化に伴い,人々の移動(観光や仕事による移動,移民,難民等)や文化を考慮した看護が求められている。この授業では,日本と世界のヘルスケアシステムや文化と看護について学び,多文化共生社会において看護職に求められる能力を意識できるようにする。また,開発途上国・先進国における健康問題やSDGsについて理解し,課題の発見と解決の方法について学び,看護職の役割について考える。外国人が日本の医療にアクセスする時の文化や言語の課題を理解し,外国人のための「やさしい日本語」や外国人への対応についてワークショップを通して学ぶ。 授業計画
1回
グローバルヘルスの視点(宮澤純子・石井恵美子・Bahau Simon Peter)(4月8日(月)2限)
●看護におけるグローバルヘルスの視点(国家試験出題基準より) ●地球規模の人口移動,日本における外国人の人口動態 ●SDGs:持続可能な開発目標 ●グローバル社会における看護の対象(在日外国人、在外日本人) ●海外の情報,グローバルな視点で学ぶには(情報収集の方法,外国語への対応) 到達目標:グローバルヘルスの対象と目標について理解することができる。 事前学習
国際看護の興味や学びたいこと等の事前アンケートに回答する。
*事前課題の提出方法については,授業までにお知らせします。 事後学習
質問・学んだことを次の授業の前日までに提出する。
事前学習の前に授業で学んだことを復習する。 2回
国際看護とSustainable Development Goals(SDGs)(宮澤純子)(4月15日(月)2限)
●国際看護とは ●MDGs、SDGsとは ●SDGsの目標 ●Universal Health Coverage(UHC),プライマリ・ヘルス・ケア ●SDGsから身近な課題について考える ●SDGsの事例 到達目標:SDGs設定までの経緯,SDGsとは何かについて理解することができる。身近な課題をSDGsと結びつけて,具体的な目標と対策を考えることができる。 事前学習
配布した事前学習課題を行い,授業時までに提出する。
事後学習
次の授業の事前学習の前に授業で学んだことを復習する
3回
国際協力の諸機関とその役割(宮澤純子)(4月22日(月)2限)
●国際協力機関 ●国際協力の諸機関の役割 ●国際協力の諸機関の活動の実際(どこで,だれが,どんなことを) 到達目標:国際協力の各機関の名称・略称と役割を理解することができる。国際協力の諸機関の活動の実際について,調べ,発表することができる。 事前学習
配布した事前学習課題を行い,授業時までに提出する
事後学習
次の授業の事前学習の前に授業で学んだことを復習する
4回
内なる国際化と看護 ①外国人への看護(石井恵美子)(4月29日(月)2限)
●日本における内なる国際化について ●在日外国人が医療現場で直面する困難 ●医療と文化,文化に配慮した看護 ●外国人患者への対応−事例 到達目標:日本における内なる国際化の状況を理解する。在日外国人が医療現場で直面する困難とその対応について考えることができる。医療にどのように文化が影響するかを理解し,文化に配慮した看護について考えることができる。 事前学習
配布した事前学習課題を行い,授業時までに提出する
事後学習
次の授業の事前学習の前に授業で学んだことを復習する
5回
内なる国際化と看護 ②外国人との看護(石井恵美子)(5月13日(月)2限)
●多様性diversity,包摂性inclusion,公正equity ●外国人看護師の免許取得までの流れ ●外国人看護師の文化的適応 ●外国人ワーカーと働く際に配慮すること 到達目標:多様性diversity,包摂性inclusion,公正equityについて理解できる。文献から外国出身看護師の医療現場における文化的対応について理解できる。外国人ワーカーと働く際に配慮することについて自分の言葉で表現できる。 事前学習
配布した事前学習課題を行い,授業時までに提出する
事後学習
次の授業の事前学習の前に授業で学んだことを復習する
6回
やさしい日本語−外国人と日本語でコミュニケーションをとるために(石井恵美子・Bahau Simon Peter・宮澤純子)(5月20日(月)2限)
●外国人が日本で使用する言語 ●「やさしい日本語」のポイント ●「やさしい日本語」使用の実際 到達目標:外国人と日本語で会話する際のポイントを理解し,実際に使ってみることができる。 事前学習
配布した事前学習課題を行い,授業時までに提出する
事後学習
次の授業の事前学習の前に授業で学んだことを復習する
7回目
国際看護の実際(宮澤純子・石井恵美子・Bahau Simon Peter)(5月27日(月)2限)
●国際的な課題とその対応−飢餓,戦争,災害,etc. ●母子保健における課題と開発途上国支援 到達目標:開発途上国における母子保健の現状と課題を理解することができる。 ●国際看護に関する国家試験問題 事前学習
配布した事前学習課題を行い,授業時までに提出する
事後学習
授業で学んだことを復習する
8回
事前学習
事後学習
9回
事前学習
事後学習
10回
事前学習
事後学習
11回
事前学習
事後学習
12回
事前学習
事後学習
13回
事前学習
事後学習
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
●レポート試験(期日までのレポートの提出):50% *レポートテーマ,期日は授業で説明します。
●授業参加の積極性(事前事後課題,授業中の課題):50% *レポート試験の未提出・期限を過ぎての提出はいずれも0点となります。 *事前事後課題,授業中の課題は,未提出は0点,遅れての提出は本来の得点の50%となります。遅れて提出する場合には,事前にメールまたはTeamsで連絡してください。 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
*授業についての質問は,授業前後(教室),オフィスアワーに尋ねていただくか,授業後のリフレクションペーパー(web提出)に記載してください。
*提出した課題は,授業内またはwebの授業連絡の中でフィードバックします。 講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業各回でアップロードした資料を使用する。
参考文献・推薦図書
授業にて指示
研究室
H棟405号室(宮澤純子)・K棟222号室(石井恵美子)
オフィスアワー
宮澤純子(miyazawa@jiu.ac.jp):月曜日3限・水曜日3限
石井恵美子(e-ishii@jiu.ac.jp):月曜日3限 科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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