Teacher name : Nakamura Chika
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授業科目名
Aromatherapy I
学年
2Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Nakamura Chika
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
アロマテラピー(芳香療法)は植物から抽出された精油を心身の健康に役立てる自然・植物療法であり、リラクゼーションをはじめ、医療・福祉分野などにおいても活用されている。本講義では、アロマテラピーの基本や香りの解剖生理学的作用などを学習し、香りに関する専門的知識を身につける。さらに精油の香りを体験し、自身の健康維持やストレスコントロールに役立てることを目指す。
また香りの学びを通して、持続可能な社会の構築(自然と人間との共生)、生態系における香りの役割、スポーツやビジネス分野、地域における香りの活用などについても理解を深める。 授業の概要
精油についての基本的事項、香りの歴史、アロマテラピーに関わる法律、解剖生理学などをテキストやDVDを用いて幅広く学習する。また精油の香りを嗅いでアロマテラピーを体験するとともに、香りの可能性について幅広い視点、分野から学ぶ。日本アロマコーディネーター協会(JAA)が認定する「アロマコーディネーター」資格の受験を希望する場合は、「アロマテラピーI」および「アロマテラピーII」を両方とも履修すること。
授業計画
1回
精油の扱い方を知る
アロマテラピー、精油に関する注意事項を学ぶ 到達目標:アロマテラピーとはなにかについて説明できる。 事前学習
[2h] 精油とはなにかについて調べておく。
事後学習
[2h] 復習用課題プリントに取り組む。
2回
精油の生い立ちを知る
生態系における香りの役割、植物の芳香成分、精油抽出方法を学ぶ 到達目標:精油の抽出方法について説明できる。 事前学習
[2h] 香りとはなにかについて調べておく。
事後学習
[2h] 復習用課題プリントに取り組む。
3回
精油の香りが脳に与える影響を知る
嗅覚、香りの心身への作用メカニズムを学ぶ 到達目標:嗅覚について説明できる。 事前学習
[2h] 嗅覚について調べておく。
事後学習
[2h] 復習用課題プリントに取り組む。
4回
精油の作用を知る
自律神経系、免疫系、内分泌系について学ぶ 到達目標:精油の解剖生理学的作用について説明できる。 事前学習
[2h] 自律神経系、免疫系、内分泌系について調べておく。
事後学習
[2h] 復習用課題プリントに取り組む。
5回
精油のブレンド方法を身につける
精油のブレンドファクターとブレンド濃度を学ぶ 到達目標:ブレンドファクターの計算ができる。 事前学習
[2h] 液体の濃度計算の仕方について調べておく。
事後学習
[2h] 復習用課題プリントに取り組む。
6回
香害
香害の現状、香りによる健康被害を学ぶ 到達目標:香害について説明できる。 事前学習
[2h] 香害について調べておく。
事後学習
[2h] 復習用課題プリントに取り組む。
7回目
香りの歴史を知る(1)
世界の歴史における香りの利用を学ぶ 到達目標:香りの歴史について説明できる。 事前学習
[2h] 芳香植物の利用の歴史について調べておく。
事後学習
[2h] 復習用課題プリントに取り組む。
8回
香りの歴史を知る(2)
日本の歴史における香りの利用を学ぶ 到達目標:香りの歴史について説明できる。 事前学習
[2h] 7回目の授業を復習しておく。
事後学習
[2h] 復習用課題プリントに取り組む。
9回
香りの心理作用を考える
香りの心理作用、ストレス応答メカニズムを学ぶ 到達目標:香りの心理作用について説明できる。 事前学習
[2h] 3回、4回の授業を復習しておく。
事後学習
[2h] 復習用課題プリントに取り組む。
10回
精油の安全性と危険性を知る
精油の危険性を学ぶ 到達目標:精油の安全な使用方法について説明できる。 事前学習
[2h] 精油の危険性について調べておく。
事後学習
[2h] 復習用課題プリントに取り組む。
11回
アロマテラピーに関する法令を知る
医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)、 医師法、医療法、あはき法、PL法などを学ぶ 到達目標:アロマテラピーに関する法令について説明できる。 事前学習
[2h] 精油の法的な位置づけについて調べておく。
事後学習
[2h] 復習用課題プリントに取り組む。
12回
精油と香り
精油の香りを体験し、香りの活用について考える 到達目標:香りの活用方法について考える。 事前学習
[2h] これまでの授業を振り返っておく。
事後学習
[2h] 香りの活用方法についてまとめておく
13回
まとめ
講義のまとめ 到達目標:アロマテラピーの可能性について自身の考えを述べることができる。 事前学習
[2h] 香りの活用方法についてまとめておく。
事後学習
[2h] これまでの授業を振り返っておく。
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
復習用課題の提出、期末試験を実施する。評価配分は以下の通りとする。
期末試験:20% 授業への取り組み(復習用課題提出):80% 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
重要項目の確認、課題の解説等は、次回の授業で説明する。
授業についての質問はJIUポータル、JIUメールを活用すること。 講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
精油テキスト
日本アロマコーディネータースクール
日本アロマコーディネータースクール本部
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購入については初回授業で説明する
授業時に適宜プリントを配布する
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参考文献・推薦図書
『ビジュアルガイド 精油の化学 イラストで学ぶエッセンシャルオイルのサイエンス』 長島司 (フレグランスジャーナル社/2012年発行/定価2,600円+税)
『新訂 目でみるからだのメカニズム』 堺章 (医学書院/2007年発行/定価3,000円+税) 『からだの地図帳』 高橋長雄 (講談社/1989年発行/定価3,500円+税) 『脳のなかの匂い地図』 森憲作 (PHPサイエンス・ワールド新書/2010発行/定価800円+税) 『ニオイの不思議−ヒトへ与える影響−』 赤壁義彦 (フレグランスジャーナル社/2016年発行/定価1,600円+税) 研究室
東金キャンパス・F棟・F202
オフィスアワー
S1, S2 水曜日(2限、昼休み)、金曜日(昼休み)
F1, F2 火曜日(昼休み)、木曜日(2限、昼休み) 科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
日本アロマコーディネーター協会ホームページ
https://www.jaa-aroma.or.jp/ |