Syllabus data

授業科目名
Intensive Reading for Social Welfare Books B
学年
2Grade
単位数
1.00Credits
実務経験の有無
Have work experience
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Nakao Reiichi
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
児童福祉・教育における子どもの発達過程の中で「絵本」「児童書」などの出版物の活用は、子どもに対して大きな影響力を持っている。そこで、この「絵本」「児童書」が属している出版メディアについて理解する。具体的には、本とは何か、出版とは何か、実際の本づくりとは、電子書籍とは、などの説明を行い、最後のまとめとして出版業界の中の児童書分野の現状や課題について解説する。尚、出版業界の今後のビジネスの中心となる電子書籍について、電子ブックの今後の方向性など、本のコンテンツの活用や将来などに言及しつつ、今後の児童福祉・教育に与える影響についても考察する予定。
講義形式であるが、実際の取り組みなどについて、動画資料を多用、活用して解説を行う予定である。
講義説明動画
https://drive.google.com/file/d/1lrZKhCKSBqtvIoU-_OXDaFbP-FbYne5Y/view?usp=sharing


授業の概要
「出版メディア」を理解する。具体的には、本とは何か、出版とは何か、実際の本づくりとは、電子書籍とは、などの説明を行い、最後のまとめとして出版業界の中の児童書分野の現状や課題について解説する。

授業計画
1回
本の概念を知る。一般的に本・図書とはどんなものであろうか。その定義と概念についての分析を行う。
到達目標: 「本の定義」を理解する
事前学習
身近にある「本」についてリサーチしておくこと
事後学習
これまで自分が認識していた「本」という概念について、整理すること

2回
出版の概要を知る。メディア産業である「出版」について、出版産業としての現状と課題について概説し、将来について考察する。
到達目標: 出版ビジネス市場について理解する

事前学習
出版ビジネス市場の市場規模についてリサーチしておくこと
事後学習
現在の出版ビジネスの抱えて直面している課題について調査すること

3回
本づくりの基礎知識を学ぶ。本には種類がある。大きな区分としては、一つは「書籍」、もう一つは「雑誌」など、本の分類に言及しつつ、本づくりの本質を理解する。
到達目標: 本のできるまでについて理解する

事前学習
現在の紙の市場には、書籍と雑誌があるがこの違いについてについてリサーチしておくこと
事後学習
書籍と雑誌の違いについて、整理すること

4回
制作の基礎知識を学ぶ。本が出来るまでの工程には、編集の段階から、原版の制作、印刷そして製本がある。各段階についての説明とその関係について理解する。
到達目標: 本の制作・製造工程につて理解する

事前学習
本の制作に関わる会社は、出版社、印刷会社、製本会社などである、それぞれの会社の特徴についてリサーチしておくこと
事後学習
本が出来るまでを整理すること

5回
編集者の仕事について知る。著者だけでは本は出来ない。編集者の作業によって出版物となる。編集作業とは何かを理解する。
到達目標: 出版社の中での編集者の業務内容について理解する

事前学習
著者と編集者の関係について考察しておくこと
事後学習
本を出来る時の編集者の役割を、書籍と雑誌について調査すること

6回
電子書籍について学ぶ。現在、出版コンテンツは、デジタル化の道を歩んでいる。電子ブックとは何か、その歴史と今後の展開について理解する。
到達目標: 電子書籍市場の形成過程と現状、将来について理解する

事前学習
電子書籍市場ついてリサーチしておくこと
事後学習
電子ブックについて、電子書籍と電子コミックについて調査すること

7回目
児童書市場について。出版物の中における「絵本」「児童書」など児童福祉、教育に関係する児童市場は、一般の出版市場とは少し違う部分がある。一般的市場を解説し、児童書市場を理解する。
到達目標: 日本の出版業界における児童書市場分野について理解する

事前学習
これまでの講義資料を見直し、一般的出版について整理しておくこと
事後学習
「出版メディア」における本とは何かについて、最終的まとめの整理を行うこと

8回
事前学習
事後学習

9回
事前学習
事後学習

10回
事前学習
事後学習

11回
事前学習
事後学習

12回
事前学習
事後学習

13回
事前学習
事後学習

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
各回通常課題を提示し、期末課題を実施する予定。
評価配分は、以下の通りとする。
〇各回通常課題の評価 40%
〇期末課題の評価 40%
〇授業への取り組み 20%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
原則、次回の授業内で解説を実施する予定
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業時に、適宜指導資料プリントを配布する予定
参考文献・推薦図書
授業にて指示
研究室
講義相談については、portalやメッセンジャー、nakao@jiu.ac.jpへのメールなどで直接連絡ください
紀尾井町オフィスアワー:金曜日の1時限と3時限
オフィス:紀尾井町キャンパス三号棟4階4-10研究室
オフィスアワー
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