Syllabus data

授業科目名
Practices of Physical Therapy Evaluation in Disorders (Musculoskeltal system)
学年
2Grade
単位数
1.00Credits
実務経験の有無
Have work experience
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Kouki Taniuchi
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
授業の到達目標
中枢神経系の機能とその障害像の捉え方ができる

授業のテーマ
中枢神経疾患に対する理学療法評価の概要を学ぶ。
授業の概要
種々の中枢神経の中でも脳血管障害による片麻痺は多くの障害を有し,我が国では理学療法の対象として頻度の高い疾患の一つである.本授業では脳血管障害による片麻痺の病態,評価について学習する.理学療法については病期において必要な理学療法評価の理論と基本的な方法について習得する.その他,「パーキンソン病」「失調症」「脊髄損傷」に対する理学療法評価の理論と方法についても学習する.

授業計画
1回
機能的予後予測と理学療法評価(予後予測に必要な評価項目)
到達目標:予後予測に必要な情報を抜き出すことができる.
事前学習
〔0.5h〕テキスト① p61の最終自立度予測基準の視覚的図式化を読み込む.
事後学習
〔0.5h〕テキスト① p91の演習1の症例の予後予測を立てられる.

2回
病型(出血,梗塞),損傷半球側,病巣の部位による症状(脳画像と病態)
到達目標:脳画像から麻痺の有無,高次脳機能障害の有無が予想できる.
事前学習
〔0.5h〕テキスト① p28の脳の部位名とその特徴を調べる.
事後学習
〔0.5h〕意識障害,注意障害,運動障害との関係について理解を深める.

3回
脳卒中麻痺側運動機能の評価(Br.stage)
到達目標:脳血管障害の一次障害の評価を選ぶことができる.
事前学習
〔0.5h〕テキスト① p46のブルンストロームステージの内容を調べる/テキスト② p322のQRコードから対応動画を視聴する.
事後学習
〔0.5h〕ブルンストロームステージの実施手順・評価内容について理解を深める.

4回
筋緊張と反射検査(腱反射+病的反射)
到達目標:脳血管障害の一次障害の評価を選ぶことができる.
事前学習
〔0.5h〕テキスト① p47の改訂アシュワース尺度の内容を調べる/テキスト②p291〜299の内容,p298のQRコードから対応動画を視聴する.
事後学習
〔0.5h〕筋緊張・腱反射検査の実施手順・評価内容について理解を深める.

5回
感覚検査
到達目標:脳血管障害の一次障害の評価を選ぶことができる.
事前学習
〔0.5h〕テキスト① p47の感覚検査の内容を調べる/テキスト② p275〜290の内容, p282・286のQRコードから対応動画を視聴する.
事後学習
〔0.5h〕感覚検査の実施手順・評価内容について理解を深める.

6回
脳卒中麻痺側運動機能の評価(SIAS)
到達目標:脳血管障害の一次障害の評価を選ぶことができる
事前学習
〔0.5h〕テキスト① p44〜45のSIASの内容を調べる/テキスト② p322のQRコードから対応動画を視聴する.
事後学習
〔0.5h〕ブルンストロームステージの実施手順・評価内容について理解を深める.

7回目
パーキンソン病の概要と理学療法評価について
到達目標:パーキンソン病の病態を理解しながら、パーキンソン病に対する理学療法評価を学ぶ。
事前学習
〔0.5h〕「人体の構造」「人体の構造演習」で修得した中枢神経系に関する内容を復習し、テキスト①19章(p205〜210)を読む。
事後学習
〔0.5h〕テキスト①19章(p215〜216)の内容を復習し、パーキンソン病における理学療法評価に関して理解する。

8回
パーキンソン病における理学療法評価(グループ演習)
到達目標:パーキンソン病に対する理学療法評価の概要に関して理解できる。
事前学習
〔0.5h〕前回(7回)授業(パーキンソン病の概要と理学療法評価について)内容を復習しとく。
事後学習
〔0.5h〕テキスト①19章.20章(p215〜228)の内容を復習する。

9回
運動失調症の概要と理学療法評価について
到達目標:運動失調症の病態を理解しながら、運動失調症に対する理学療法評価を学ぶ。
事前学習
〔0.5h〕「人体の構造」「人体の構造演習」で修得した中枢神経系に関する内容を復習し、テキスト①16章(177〜185)を読む。
事後学習
〔0.5h〕テキスト①16章(177〜187)の内容を復習し、運動失調症における理学療法評価に関して理解する。

10回
運動失調症における理学療法評価(グループ演習)
到達目標:運動失調症に対する理学療法評価の概要に関して理解できる。
事前学習
〔0.5h〕全回(9回)授業(運動失調症の概要と理学療法評価について)内容を復習しとく。
事後学習
〔0.5h〕テキスト①16章.17章(p182〜200)/テキスト②(p356〜381)の内容を復習する。

11回
脊髄損傷の概要と理学療法評価について
到達目標:脊髄損傷に対する理学療法評価を学ぶためにも、脊髄損傷の病態に関して理解できる。
事前学習
〔0.5h〕テキスト①25章(p269〜290)の内容を復習しとく。
事後学習
〔0.5h〕テキスト①27章(p291〜301)の内容を復習する。

12回
脊髄損傷における理学療法評価について
到達目標:脊髄損傷に対する理学療法評価の概要に関して理解できる。
事前学習
〔0.5h〕前回(11回)授業(脊髄損傷の概要と理学療法評価について)内容を復習しとく。
事後学習
〔0.5h〕テキスト①27章(p294〜296)の内容を復習する。

13回
脊髄損傷における理学療法評価(グループ演習)
神経系理学療法評価に関する総括および期末試験の概要説明
到達目標:脊髄損傷に対する理学療法評価(ASIA・Zancolli)に関して理解できる。
     総括として、さまざまな神経系障害(片麻痺・パーキンソン・運動失調症・脊髄損傷など)に対する理学療法評価が理解できる。
事前学習
〔0.5h〕脊髄(頚髄レベル)における筋節・皮膚節について復習しとくとともに、第1回から第12回までの講義(演習)を十分復習する。
事後学習
〔0.5h〕テキスト①27章(p291〜301)/テキスト②(p275〜385)の内容を復習するとともに、期末試験対策として全講義(演習)によって得た知識を整理するとよい。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
評価配分および成績評価は以下の通りとする.
◯ 期末試験:100%
◯ 成績評価:期末に筆記試験を実施し、60%以上の成績をもって単位取得とする。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
期末試験後、全受講者を対象とし希望者に対して時間外での解説を実施する.
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
①中枢神経障害理学療法学テキスト 改訂第3販
植松光俊 他
南江堂
978-4-524-25257-2
-
②PT・OTのための臨床技能とOSCEコミュニケーションと介助・検査測定編(第2版補訂版)
才藤 栄一(監修)・他
金原出版
978-4-307-75058-5
-
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