Syllabus data

授業科目名
Community Maternal and Infant Health A
学年
3Grade
単位数
1.00Credits
実務経験の有無
Have work experience
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Yukiko Ohashi,Ishii Emiko,Aoki Rieko
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
1.地域母子保健の概念、基礎知識を理解する。
2.日本の母子保健の現状と動向を理解する。
3.日本の母子保健行政の仕組みや母子保健施策、地域で生活する母子及び家族のサポートシステム、災害支援について理解する。
4.地域で生活する母子及び家族を支援する看護職の役割、地域で活動する他職種や組織との連携、協働について考察し、説明できる。
5.地域で生活する母子の健康状態を査定し、子ども、母親、父親や家族の健康維持、増進、予防のために必要な個別、集団における知識、技術を説明できる
6.地域母子保健に関する国家試験問題について理解し、対策することができる。
(講義についての説明)
この講義は助産師課程・保健師課程の必須科目ですが、臨床と地域連携、妊娠期から分娩、子育ての継続支援について学びを深めたい方は選択し学ぶことができます。
オムニバス形式で、東金市の保健師の方のお話し、研究に基づいたお話しなど、地域母子保健の実際やアカデミックな学びをすることができます。

授業の概要
地域で生活する母親・子ども・父親やその家族への健康支援に必要な理論と技術を学び、子どもの成長・発達に応じた母子や家族への支援について修得する。さらに、地域で活動する他職種や組織との連携・協働を学修する。【実務経験のある教員】



授業計画
1回
第1回   地域母子保健の現状と動向・母子保健統計  6月11日(火)1限 (青木)
            地域母子保健行政の仕組みや母子保健施策
            地域母子保健関連 国家試験対策  


キーワード: 助産師国家試験、保健師国家試験、看護師国家試験、地域母子保健関連問題 
1到達目標 地域母子保健に関する国家試験問題について理解し、対策することができる。
キーワード: 地域母子保健の概念、地域母子保健の基礎知識
2到達目標   地域母子保健の概念、基礎知識を理解する。
       日本の母子保健の現状と動向を理解する。母子保健行政と母子保健制度・施策  
事前学習
事前学習(2時間)  国家試験対策資料
事後学習
事後学習(2時間) 講義の重要な点、国家試験頻出内容をまとめる(アンケートに提出)

2回
第2回 母子保健行政と母子保健制度・施策    6月18日(火))1限 (青木)
                                                                                                                    
小テスト 国家試験問題・頻出内容 (第1回目・2回目の講義内容から出題)

キーワード:地域母子保健行政、地域母子保健制度・施策、子育て地域包括支援、産後ケア
到達目標 日本の母子保健行政の仕組みや母子保健施策、地域で生活する母子及び家族のサポートシステムについて理解する。
     地域で生活する母子及び家族を支援する看護職の役割、地域で活動する他職種や組織との連携、協働について考察し、説明できる。
     産後 4 か月程度までの母子の健康状態をアセスメントできる。
     母子をとりまく保健・医療・福祉関係者と連携及び協働し、母 子や家族への支援について理解できる。
事前学習
事前学習(2時間)  
1地域母子保健の動向資料、地域母子保健の課題、自分の考えについてまとめる。(アンケートに提出) *国家試験頻出出題内容
 テキストの表・図は必ず分析する。 
2母子保健行政・制度・法律・施策についてついて、テキスト関連箇所を読み重要な点をまとめる。(アンケートに提出)  *国家試験頻出出題内容
事後学習
事後学習(2時間)  
事後課題(講義時指示)
1本日の講義内容についてまとめ、ディスカッションに対する自分の考えを書く。(アンケート提出)
2講義の内容、日本の母子保健行政、制度、法律の現状と課題についての自分の考えを書く。 (アンケート提出)
(母性看護学演習の継続事例)についての妊娠期から、分娩、4ヶ月までの母子の健康状態のアセスメント・支援・地域連携計画について書く。
国家試験問題の採点、分析

3回
第3回  地域における、新しい家族を迎える家族への支援    6月25日(火)1限 (大橋優紀子)
(親役割獲得への支援, メンタルヘルスケア, 児への愛着形成支援の実践から)
 
目標
地域における親子の愛着形成支援、親役割獲得支援、メンタルヘルスケアの重要性について、説明することができる。

キーワード:現代における地域母子保健の健康課題、周産期からの子育て支援、親子の関係性、愛着(アタッチメント、ボンディング)形成支援
メンタルヘルスケア(産後うつ、ボンディング障害、育児不安、児童虐待、自殺、要保護児童等、要保護児童対策地域協議会、多職種連携、社会的養護、他)
事前学習
事前学習(2時間)
教科書の該当章を読んでおく。
 
事後学習
事後課題(2時間)
1地域における親子の愛着形成支援、親役割獲得支援の意義および、その実践方法について、講義からの学びをふまえて、レポートする。(アンケート提出)
2地域における親子のメンタルヘルスケアの意義および、その実践方法について、講義からの学びをふまえて、レポートする。(アンケート提出)

4回
第4回 外国人支援 (石井恵美子) 7月2日(火)1限

キーワード:在日外国人、異文化コミュニケーション能力、多文化共生
到達目標:在日外国人の動向を理解し、説明することができる
     自分自身の異文化コミュニケーション能力を客観的に知ることができる
     多文化共生社会の中で起こりうる事象を母子保健の場面でイメージすることができる
     
事前学習
事前学習(2時間) 
・教科書の該当ページを読んでおく
・今まで、外国籍の人と接した場面(日常生活、旅先など)を振り返って、うまくいったこと。うまくいかなかったことを書き出す     
事後学習
事後学習 (2時間) 

・自分の言葉で、在日外国人の動向を説明する
・授業を通して気づいたことを振り返り、記述する

     

5回
第5回東金市の地域母子保健の現状と取り組み(東金市保健師の方のお話)ゲストティーチャー 7月9日(火) *授業開始5分前 9時までに必ず着席していること

キーワード:東金市母子保健活動
到達目標  東金市の地域母子保健の現状と取り組みについて理解する。
      地域で生活する母子及び家族を支援する看護職の役割、地域で活動する他職種や組織との連携、協働について考察し、説明できる。
      母子が居住する地域で提供されている母子保健活動を理解する。              
事前学習
前学習(2時間) 
東金市母子保健の動向・取り組みについて市のHP等で調査・分析し、A41枚以内に書く。
次回講義の東金市保健師の方への質問事項も書く。                  (提出)
事後学習
事後学習 (2時間) 
中間レポート
講義の東金市の保健師の方の地域母子保健活動についてのお話についての感想・意見をA41枚以内に書く。 (レポート提出)

*最後に必ず感謝の言葉を記載する

6回
第6回 訪問支援(新生児訪問)(青木・石井)7月16日(火)1限


キーワード:地域母子保健行政、地域母子保健制度・施策、子育て地域包括支援、産後ケア
到達目標 日本の母子保健行政の仕組みや母子保健施策、地域で生活する母子及び家族のサポートシステムについて理解する。
     地域で生活する母子及び家族を支援する看護職の役割、地域で活動する他職種や組織との連携、協働について考察し、説明できる。
     産後 4 か月程度までの母子の健康状態をアセスメントできる。
     母子をとりまく保健・医療・福祉関係者と連携及び協働し、母子や家族への支援について理解できる。
   
事前学習
事前学習 2時間
事例(母性看護学演習の継続事例)について
退院後4ヶ月までの母子の健康状態のアセスメント・支援・地域連携計画について書く。
*参考資料 母子手帳

次回 新生児訪問(1ヶ月まで)・赤ちゃん訪問(4ヶ月まで)のロールプレイ
事後学習
事後学習(講義の後半に 課題のための時間を15〜30分とる。)
1新生児訪問・赤ちゃん訪問の実施・評価・感想を書く。(提出 アンケート)
2ロールプレイの役割(保健師、助産師、保育士の役割、母親の役割、父親・家族の役割)の感想、気づき等について書く。
3訪問指導に関する法律、制度、事業の重要な点について書く。

7回目
第7回 地域母子保健の災害支援(青木・石井) 7月23日 1限

「城西国際大学が避難所になった場合を想定し、地域の災害要配慮者対策・災害支援計画(妊婦・乳幼児)」についてグループで考える。(30分)
グループで考えた「城西国際大学が避難所になった場合を想定し、地域の災害要配慮者対策・災害支援計画(妊婦・乳幼児)」(30分)
について発表する。


キーワード 災害要配慮者 災害支援計画 災害支援法
到達目標
城西国際大学周辺のハザードマップから災害リスクを分析し、災害を想定した災害要配慮者対策・災害支援計画を考えることができる
大学周辺の地域で生活する母子の健康状態を査定し、子ども、母親、父親や家族の災害の予防、災害時の支援対策のために必要な個別、集団における知識、技術を説明できる。地域組織の活動、社会資源の必要性を理解する。
事前学習
事前学習(2時間)  
1自分の居住地のハザードマップを調べ、災害リスクについて分析し書く。(アンケートに提出)
2自分の居住地の災害要配慮者対策・災害支援計画(妊婦・乳幼児)について調べ書く。(アンケートに提出)
3自分の居住箇所に最も近い災害避難所まで歩いてみる。*災害要配慮者(妊婦、乳幼児)の避難の想定 (アンケートに提出)
事後学習
事後学習(2時間)  
1自分のグループのディスカッションに対する感想・意見を書く。(アンケート提出)
2他のグループの発表を聞いた感想・意見を書く。(アンケート提出)
3講義の事前課題、ディスカッションを通して災害に対する考え方は変化したか、また今後どの様に行動していきたいと考えるか。(アンケート提出)

8回
事前学習
事後学習

9回
事前学習
事後学習

10回
事前学習
事後学習

11回
事前学習
事後学習

12回
事前学習
事後学習

13回
事前学習
事後学習

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
課題提出 期日提出・内容 60%
レポート ゲストレクチャー講義の学び 20%
講義参加態度(発言・ディスカッション・ロールプレイ等)20%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
講義内にてフィードバックします。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
助産学講座9 地域母子保健・国際母子保健 第6版
我部山キヨ子ら
医学書院
9784260050043
2023年01月
参考文献・推薦図書
講義にて使用する資料(オンライン)
課題に関連する参考文献、資料は適宜紹介する
母性看護学、小児看護学の教科書、資料
研究室
K棟 220
オフィスアワー
火曜日 2限
事前にアポイントメントを取ってください。
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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