Syllabus data

授業科目名
Human Anatomy Drawing
学年
2Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Takakuwa Masae
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Kioicho Campus
授業の到達目標及びテーマ
コンピューターグラフィックスで描かれるキャラクターに説得力と整合性を持たせるための,生物の基本構造を学ぶ.生物の代表形としての基本系を人体として捉え,その骨格・骨格筋の理解を,人体と解剖図との生態照合を通して行う.また生物の種ごとの形態の違いを理解し,形態の違いによる骨格と筋系の理解,応用としての生物間混合のクリーチャーの造形に応用する.
授業の概要
①科目名: Figure Drawing
②授業形態:実習
③授業内容
美術解剖学を活用した人体と解剖図との照合を人体クロッキーを通し,生態の形態の理解を計る.人体の基本構造はその基本形である骨格の形態そのものであり,人体の形態そのものは,基本形である骨格に肉付けされた骨格筋の表層から現れる.その最表層に見られる形態は,実は深層にある骨格と筋肉の形態の表れでもある.その人体の基本系の理解を通しさらなる他の生物の骨格の観察と比較とデッサンを通し,各生物のボディプランを知る.
実習費:三千円程度
④科目概要の説明ビデオ:https://drive.google.com/drive/folders/1Ub7cjoVeKoPNaR8M0pAPkJ8reBYw2ewW?usp=sharing
要:教科書及びクロッキー帳(指定のもの) 
(注)状況に応じオンラインで授業を行う場合があります。

授業計画
1回
クロッキー「友人を描く」自然な仕草
友人をモデルにして日常のポーズを描く。同じポーズを三方向から描くなど。
事前学習
画材と教科書の購入と準備を行う。
事後学習
授業中に描いた作品をまとめて提出する準備を行う。日時や作成所要時間、描いた順番の番号などが記載されているかの確認をする。

2回
クロッキーのデモンストレーション「立位」「捻りのポーズ」を教員が行う。解剖学的な裏付けの必要性の解説を行うと同時に、自由自在に線を引くためのトレーニングを行い、今までの描画方法とは全く異なる新しい描き方に馴染む。
事前学習
教科書を全体を通して見て、授業全体の概要と方向性を探る。
事後学習
クロッキー線を描く練習を行う。身近な人物(友人や家族など)をモデルに行う。

3回
簡単なポーズ。捻りのない立位の正面・横・後ろと三方向からの観察。使用する解剖図複数種の解説と生体観察の仕方、観察した結果の描画に反映させるまでについての説明を行う。
事前学習
ドライブで共有した教員の行なったデモンストレーション動画を見直す。
事後学習
作成したデッサンと解剖図との照合を行う。

4回
教員と学生によるデモンストレーション動画を再生する。生体を観察しながらのデモンストレーションを複数回行う。モデルのクロッキーの実践を行う。
事前学習
ドライブで共有した教員の行なったデモンストレーション動画を見直す。
事後学習
作成したデッサンと解剖図との照合を行う。

5回
解剖図と生体の照合と、骨格の弯曲パターンについての観察。人体の骨格とその弯曲の規則性・共通性についての解説を行う。
事前学習
ドライブで共有した教員の行なったデモンストレーション動画を見直す。
事後学習
過去の学生作品の秀作を見る。

6回
モデルのポーズを三方向から観察し、骨格の弯曲についての解説を思い出しながらクロッキーに反映させる。
事前学習
ドライブで共有した教員の行なったデモンストレーション動画を見直す。
事後学習
ドライブで共有した教員の行なったデモンストレーション動画を見直す。

7回目
美術解剖学 テーマ:上肢と上肢帯 骨格の特徴について。上肢と上肢帯の骨格。上肢帯の役割。骨格と筋肉の関係。腕の回内・回外による尺骨・橈骨の位置関係の変化、腕の回旋による上肢帯の位置の変化。
事前学習
教科書の上肢と上肢帯の項目の内容を予め確認しておく。
事後学習
ドライブで共有した教員の行なったデモンストレーション動画を見直す。

8回
腕の観察とクロッキーの実践。腕のねじれる様子と橈骨・尺骨の位置関係の変化。腕を上げる時の肩甲骨の肋骨との位置関係の変化。鎖骨との連動した動き。腱盤について。
事前学習
教科書の上肢と上肢帯の項目の内容を予め確認しておく。
事後学習
ドライブで共有した教員の行なったデモンストレーション動画を見直す。

9回
美術解剖学:下肢と下肢帯を構成する骨格 骨格標本を手にとって触り、大腿骨・尺骨・脛骨など下肢を構成する骨格の弯曲の様子を体感する。
事前学習
教科書の下肢と下肢帯の項目の内容を予め確認しておく。
事後学習
作成したデッサンと解剖図との照合を行う。

10回
美術解剖学:下肢と下肢帯を構成する筋肉と働き。主要な筋肉の生体観察と解剖図との照合。
事前学習
教科書の下肢と下肢帯の項目の内容を予め確認しておく。
事後学習
作成したデッサンと解剖図との照合を行う。

11回
美術解剖学:体幹⑴ 体幹を構成する骨格と筋肉 脊柱と脊柱起立筋について
事前学習
教科書の脊柱と脊柱起立筋の項目の内容を予め確認しておく。
事後学習
作成したデッサンと解剖図との照合を行う。

12回
美術解剖学:体幹⑵ 体幹を構成する骨格と筋肉の概論 
事前学習
教科書の体幹を構成する骨格と筋肉の項目の内容を予め確認しておく。
事後学習
作成したデッサンと解剖図との照合を行う。

13回
美術解剖学:体幹⑶ 体幹を構成する骨格と筋肉の概論  
事前学習
教科書の体幹を構成する骨格と筋肉の項目の内容を予め確認しておく。
事後学習
作成したデッサンと解剖図との照合を行う。

14回
生体観察とクロッキー 自由上肢と自由下肢
事前学習
教科書の自由上肢と自由下肢の項目の内容を予め確認しておく。
事後学習
作成したデッサンと解剖図との照合を行う。

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
○ 提出課題50% 
○ 授業への参加・取り組み・発表50%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックについて: 次回授業内での解説、または解説コメントをFacebookの授業グループで行う。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
人体クロッキー
高桑真恵
株式会社マール社
4837301797
2070円
参考文献・推薦図書
『プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論/運動器系 第3版』 坂井 建雄 著 (医学書院/2016/13,200円)
『進化』生命のたどる道 カール・ジェンマー 著 (岩波書店/2012/5600円)』
『脊椎動物のからだ: その比較解剖学』A.S.ローマー (著), T.S.パーソンズ (著) (法政大学出版局/1983/)


○ 提出課題50% 
○ 授業への参加・取り組み・発表50%
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研究室
3402教室
オフィスアワー
月曜日5限・金曜日5限
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