Teacher name : Kiuchi Nozomi
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授業科目名
Total Exercise D
学年
3Grade
単位数
4.00Credits
実務経験の有無
Have work experience
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Kiuchi Nozomi
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Kioicho Campus
授業の到達目標及びテーマ
「総合演習D ラジオ番組」の履修は3、4年生に限る。
「ラジオ」の特性を活かした番組作りを通して、「伝え手」「作り手」としての表現の幅を広げることを目指す実践の場としていく。 1,2年で学んだアナウンスや演技、映像、そしてサウンド分野などでの学びを積極的に活かした番組を目指す。 それぞれが、「興味のあること」「夢」や「社会問題」などを「自由に表現する楽しさ」を感じると同時に、仲間とコミュニケーションを重ねて「ゼロから創り上げることの大変さ、喜び」を味わってほしい。 また、「公共の電波」を使っての発信という貴重な経験を通して、「公共性のある情報とは何か」「今の時代に求められる表現の形」を学び取り、表現者としての成長につなげてほしい。 2023年度に制作、放送された番組はこちらです。下記リンクよりダウンロードしてお聴きください。30分番組3本と間のCM、すべて授業で制作しました。 https://xgf.nu/aTBVw 授業の概要
対面、演習形式。
コミュニティFM局「FM世田谷」の協力を得て、実際に放送する30分番組を制作する。 数名のグループごとに、「大学生」としての視点・感性を生かしたラジオ番組の制作に取り組む。 収録はFMのスタジオ、機材を使って行う予定。それぞれが、「制作者」または「出演者」という明確な役割を担い、企画から編集まで一連の制作過程を経験する。 授業計画
1回
1回. 導入
ラジオの可能性、コミュニティーFMの役割などを学ぶ 到達目標: 「ラジオ」というメディアで何ができるか理解する 事前学習
[120分]ラジオに興味を持ち、音声だけで伝えるとはどういうことか意識しながら聞いてみる
どんな番組を作りたいか、「企画」を考えてみる 事後学習
2回
2回. 企画①
グループ分けをし、どんな番組をつくるのか、骨格を固める 到達目標: 制作する番組の方向性を決める 事前学習
事後学習
[120分] テーマを整理し、各自企画を具体化するための材料を集める
3回
3回. 企画②
グループごとの話し合い 到達目標: 番組を通して「何を伝えたいか」を共有する 事前学習
[120分] 番組を構成する材料を具体的に書き出し、プレゼンできるように準備する
事後学習
4回
4回. 企画③
グループごとの話し合い 到達目標: 番組の具体的な方向性を定める 事前学習
事後学習
[120分] 番組を通して伝えたいこと、具体的な内容を企画書としてまとめる
5回
5回. 企画④
プレゼンテーション 到達目標: 客観的な視点を取り入れ、改良につなげる 事前学習
[120分] 番組の内容を分かりやすく説明できるよう、資料を作成し、準備しておく
事後学習
6回
6回. 企画⑤
企画の練り直し 到達目標: グループ外の人の意見を聞き、改めて番組内容を練る 事前学習
事後学習
[120分]より伝わる番組内容、伝え方、表現の仕方をよく考える
7回目
7回. 企画⑥
取材先、出演者の選定、アポイント 到達目標: 具体的な制作手順を確認しながら、番組の骨格を固める 事前学習
[120分]出演者、取材先など、構成要素を全て書き出す
事後学習
8回
8回. 企画⑦
情報集め、必要な場合は調査(アンケート)依頼書の作成 到達目標: 番組のメッセージを有効に伝えるための手段を固める 事前学習
事後学習
[120分] 必要な情報集めの継続、アンケートの依頼、実施
9回
9回. 取材①
対面でのインタビュー、電話での取材など最適な方法で必要な情報、声、音をあつめる 到達目標: 番組の構成要素を一つずつ確実に形にしていく 事前学習
[120分]「聞くべきこと」「集めるべき情報」をしっかり確認し、取材の手順をシミュレーションしておく
事後学習
10回
10回. 取材②
対面でのインタビュー、電話での取材など最適な方法で必要な情報、声、音をあつめる 到達目標: 番組の構成要素を一つずつ確実にしていく 事前学習
事後学習
[120分]集めた音源を確認し、音質、内容に問題がないか確認する。インタビュー内容などは書き起こしておく
11回
11回. 取材③
インタビュー、外での音録り、アンケートの集計など 到達目標: 番組の構成要素を一つずつ確実に形にしていく 事前学習
[120分]新たに必要な要素を洗い出し、取材の方法、先方への連絡を確認。当日の流れをシミュレーションする
事後学習
12回
12回. 取材④
インタビュー、外での音録り、アンケートの集計など 到達目標: 番組の構成要素を一つずつ確実に形にしていく 事前学習
事後学習
[120分]集めた音源を確認し、音質、内容に問題がないか確認する。インタビュー内容などは書き起こしておく
13回
13回. 台本作成①
Qシートで全体の構成を確認する 到達目標: 番組の全体の流れを固める 事前学習
[120分]番組の流れ、時間配分など、実際にQシートに書き込み、プレゼンできるようにしておく
事後学習
14回
14回.台本作成②
それぞれのパートの台本を手分けして書いていく 到達目標: 台本を一通り書き終える 事前学習
事後学習
[120分]書き終えた台本を読んでみて、自然な流れになっているか確認する
15回
15回. 台本作成③
台本、構成音源の仕上げ 到達目標:放送を見据えた台本、音源を作る 事前学習
[120分]決めた時間に収まるよう、音源を編集する。 BGMを選ぶ
事後学習
16回
16回.リハーサル①
通しで収録してみよう 到達目標:番組を実際に収録し、流れを確認し、改善点を洗い出す 事前学習
事後学習
[120分]収録したものを何度も聞き直し、台本の修正を行う
17回
17回.リハーサル②
再収録→視聴 をできる限り行い、改善につなげる 到達目標: 自分たちの番組を客観的に聴いて改善点を洗い出し、質を高める 事前学習
[120分]どのように改善したらさらに良くなるか、各自再度じっくり考える
事後学習
18回
18回.リハーサル③
最終台本を制作 到達目標: 台本の完成形を考える 事前学習
事後学習
[120分]収録がスムーズにいくように構成、しゃべりを確認する
19回
19回.収録①
スタジオにて収録をする 到達目標: 本番の収録をする 事前学習
[120分]一回でスムーズに収録ができるよう、できる限りの下準備、練習をする
事後学習
20回
20回.収録②
スタジオにて収録をする 到達目標: 本番の収録をする 事前学習
事後学習
[120分] 収録してみての反省、感想をまとめておく
21回
21回.編集①
編集作業を始める 並行してCMを作る 到達目標: 編集の方針を話し合い、固める 事前学習
[120分]収録後の感触を大切にし、編集の案をまとめておく
事後学習
22回
22回.編集②
編集作業を進める 並行してCMを作る 到達目標: 編集を確実に進める 事前学習
事後学習
[120分]客観的に何度も聴いてみて、適切な編集ができているか確認する
23回目
23回.編集③
編集作業を進める 並行してCMを作る 到達目標: 編集を確実に進める 事前学習
[120分]教員やFM担当者にもデータを送り、意見を聞く
事後学習
24回
24回.編集④
最終チェック 到達目標: 最終チェックをし、修正箇所はないか確認す 事前学習
事後学習
[120分]修正箇所の編集を行う
25回
25回.発表会①
完成した番組を聴き、感想を交換し合う 到達目標:自分たちの作品をじっくり聴くことで授業の成果を確認する 事前学習
[120分]制作過程を振り返り、反省点や気づき、学びを自分なりにまとめる。
SNSなどを活用した告知の方法を練る 事後学習
26回
26回.発表会②
完成した番組を聴き、感想を交換し合う 到達目標:今後の表現活動に繋がる学びや課題をみつける 事前学習
事後学習
[120分] 半年の成果をレポートとしてまとめる
試験及び成績評価
完成した作品と、完成に至る取り組みを評価の対象とする
評価は、作品60%、日頃の取り組み40%の割合で行う。 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
作品についてのコメントは、授業時間内、もしくは後日portalに掲載します。
レポートについては、portalにて提出後、コメントを掲載します。 講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業時に適宜プリントを配布する
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参考文献・推薦図書
「日本のコミュニティ放送」 松浦さと子 (晃洋書房/2017年/3190円)
「聞く力」阿川佐和子 (文藝春秋/2012年/864円) 研究室
4号棟4階 非常勤講師用研究室
ただし、出校日が限られていますので、事前にmessangerで確認してください。 オフィスアワー
個別の質問は随時受け付けますので、messanger で連絡ください。
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学位授与方針との関連
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