Syllabus data
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Teacher name ： Inoue Toshiaki
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授業科目名
Seminar in Comparative Culture Studies II
学年
1Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Inoue Toshiaki
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
本科目では、指導教員の指導のもと、指導学生がそれぞれ調査活動、データの分析、考察を行い、最終的に修士論文を完成させることを目標とする。具体的指導内容は以下の通りである。１）比較文化演習Iで行った調査成果の分析、既述の方法に関する指導。２）論文を論理的に構成し、それに従って記述するための方法に関する指導。３）研究倫理に関する指導。４）調査メソッドに関する指導。調査成果の分析方法。５）研究（論文）の構成や考察に関する指導。
授業の概要
科目名（英語名）：比較文化演習II（Seminar in Comparative Culture II)
授業形態：対面による演習 内容：本科目では、比較文化演習Ⅰでの研究指導を引き継ぎ、指導教員の指導のもと、指導学生が修士論文研究のための調査、分析、考察を進めていく。毎回の演習では、指導学生ひとりひとりが発表を行い、それに基づいて指導学生全員で討論し検討を加えていく形式をとる。１＋１など在学期間に関して配慮する必要がある場合には、指導学生のニーズに即して、期限までに論文を完成させられるよう、順番を入れ替える場合がある。 授業計画
1回
「夏季休業中に実施した文献調査による成果の検討」
夏季休業中に実施した文献調査の成果から何が言えるのか考察する。 到達目標：夏季休業中に実施した文献調査の成果を学術的に評価できる。 事前学習
（２ｈ）夏季休業中に実施した文献調査などで得られたデータを整理し、発表できるようにしておく。
事後学習
（２ｈ）この回の指導内容に従って、データの分析を進めておく。
2回
「論文の構成の再検討」
夏季休業中に実施した文献調査によるデータの分析結果に基づいて、今後どのような調査が必要か再検討する。 到達目標：文献調査データの分析結果に基づいて、論文の主張や構成について再度検討を行うことができる。 事前学習
（２ｈ）夏季休業中に実施した文献調査によるデータの分析から得られた成果を分析し、発表できるようにしておく。
事後学習
（２ｈ）この回の指導内容に従って、論文の構成上必要なデータは何か考えておく。
3回
「論の構成上必要なデータの抽出」
修士論文研究が論を構成するにあたり必要なデータを明らかにする。 到達目標：手持ちのデータを検討し、論を構成するにあたり今後調査で取得すべきデータを認識することができる。 事前学習
（２ｈ）修士論文研究の目標とこれまでの文献調査の成果を比較して、今後どのようなデータが必要か明確化しておく。
事後学習
（２ｈ）この回の指導内容に従って、今後必要となるデータのリストを作成する。
4回
「本調査の計画立案」
本調査の計画（方法、対象、時期）を立案し、調査実施のための準備作業を確認する。 到達目標：必要なデータを収集するための本調査の計画（方法、対象、時期）を立案できる。それに基づいて遺漏なく本調査の準備を行うことができる。 事前学習
（２ｈ）必要なデータを収集するための調査の計画（方法、対象、時期）を立案しておく。
事後学習
（８ｈ）この回の指導内容に従って、調査の計画を修正し、必要な準備を行う。
5回
「研究倫理審査への手続き」
修士論文研究で調査を行う際に必要な、研究倫理に関する諸手続きについて、その意義や必要性を含めて学ぶ。 到達目標：修士論文研究での調査を行う際に必要な、研究倫理審査の申請書を作成することができる。またなぜこのような手続きが必要か理解できる。 事前学習
（２ｈ）比較文化演習Iで学んだ、研究調査倫理を復習し、自身の本調査において研究倫理審査申請が必要か考えておく。
事後学習
（２ｈ）「研究倫理審査申請書」を作成しておく。
6回
「『研究中間報告書』の作成」
『研究中間報告書』を作成する。 到達目標：『研究中間報告書』を完成することができる。 事前学習
（２ｈ）現時点における修士論文の概要をまとめておく。
事後学習
（２ｈ）『研究中間報告書』を完成し、期限までに提出しておく。
7回目
「『研究中間発表会』での発表準備」
「研究中間発表会」で自身の研究のこれまでの成果や進捗状況を適切に発表できるように準備する。 到達目標：「研究中間発表会」での発表を準備することができる。 事前学習
（２ｈ）『研究中間発表会』での発表資料を作成しておく。
事後学習
（２ｈ）この回の指導内容に従って、「研究中間発表会」での発表準備を終えておく。
8回
「『研究中間発表会』のふりかえり」
「研究中間発表会」で受けたコメントやアドバイスを検討し、修士論文研究の構成や調査法、研究計画を修正する。 到達目標：「研究中間発表会」で受けたコメントやアドバイスを検討し、修士論文研究の構成や調査法、研究計画を適切に修正することができる。 事前学習
（２ｈ）「研究中間発表会」で受けたコメントやアドバイスを整理し内容を理解しておく。
事後学習
（２ｈ）この回の指導内容に従って、修士論文研究の構成や調査法、研究計画を修正しておく。
9回
「本調査に用いる調査法1：研究機関の利用」
3回にわたって本調査で用いる調査法についてトレーニングを行う。今回は学外の大学、図書館、博物館などの研究機関の利用方法について学ぶ。 到達目標：修士論文研究を遂行するため学外の大学、図書館、博物館などの研究機関を利用することができる。 事前学習
（２ｈ）自身の修士論文研究を進めるにあたって利用可能な学外の研究機関をリストアップし、なぜそれらが自身の研究にとって有用なのか説明できるようにしておく。
事後学習
（２ｈ）この回に習った調査法を各自復習し習熟しておく。
10回
「本調査に用いる調査法2：インタビュー調査法」
3回にわたって本調査で用いる調査法についてトレーニングを行う。今回はフィールドワークとして行うインタビュー調査の方法について学ぶ。 到達目標：修士論文研究を遂行するため、インタビュー調査を適切な形で行うことができる。 事前学習
（２ｈ）「構造化されたインタビュー」「半構造化されたインタビュー」「構造化されないインタビュー」とは何か、互いの相違点は何か、説明できるようにしておく。
事後学習
（２ｈ）この回に習った調査法を各自復習し習熟しておく。
11回
「本調査に用いる調査法3：参与観察法」
3回にわたって本調査で用いる調査法についてトレーニングを行う。今回は今回はフィールドワークとして行う参与観察の方法について学ぶ。 到達目標：修士論文研究を遂行するため、参与観察を適切な形で行うことができる。 事前学習
（２ｈ）参与観察とは通常の観察とどのように異なるのか調べておく。
事後学習
（２ｈ）この回に習った調査法を各自復習し習熟しておく。
12回
「春期休業における研究活動の準備」
春期休業中の研究活動が効率的かつ効果的に行えるよう、準備すべき事柄を確認する。 到達目標：春期休業中に、遅滞なく論文作成活動を実施できるように準備を行うことができる。 事前学習
（２ｈ）春期休業中の研究活動について具体的に計画を立てておく。
事後学習
（２ｈ）この回の指導内容に従って、各々が春期休業中の研究活動に向けて必要な準備作業を行っておく。
13回
「春期休業前の個別指導」
各々が春期休業中に修士論文研究を滞りなく遂行できるように個別指導を行う。またこれまでの研究活動の成果を総括し期末レポートを作成するための指導も行う。 到達目標：春期休業中に修士論文研究を滞りなく遂行できるよう準備を整えることができる。期末レポートを期限までに完成させ、提出できる。 事前学習
（２ｈ）これまでに行った研究活動の成果を整理しておく。
事後学習
（１０ｈ）指導内容に従って、期末レポートを作成するとともに、研究活動を実施する。
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
成績評価の配分は以下の通り。
期末レポート：70％ 研究中間発表での発表内容：30％ 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
修士論文指導は個別性が高いので、フィードバックは個別かつ具体的に行う。指導学生は、授業時間以外でも自主的に研究を進めたうえで、頻繁に教員の指導を仰ぐことが望ましい。
講義で使用するテキスト（書名・著者・出版社・ISBN・備考）
改訂版 エスノグラフィー入門 〈現場〉を質的調査する
小田博志
春秋社
978439349917
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参考文献・推薦図書
指導学生それぞれの研究主題に即して、参照すべき文献を個別に指導する。
研究室
東金キャンパス・H棟・H501
オフィスアワー
オフィスアワーは決定次第授業内で通知する。指導学生の質問を歓迎する。
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
110208104 比較文化演習I
110208354 比較文化演習III |
