Syllabus data

授業科目名
Basics in Enterprise Management II
学年
1Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
Have work experience
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Nagata Tomoyuki
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Kioicho Campus
授業の到達目標及びテーマ
デジタルトランスフォーメーション(DX)は単なるテクノロジーではなく、それ自体がビジネス戦略であり、企業を将来に向けて戦略的に位置づける。本講義ではディプロマポリシー2「自分で考えて解決しようとする態度と能力」を達成することを目的に、DXの本質や推進するための手法、進め方、留意点について、より深く学ぶことをテーマとし、DX戦略を企画・推進するための基礎能力を養うことを目指す。
授業の概要
これからの企業がさらなる成長を遂げていくために欠かせないデジタルトランスフォーメーション(DX)の本質について事例や実例を通じて理解するとともに、DX推進のポイント、法制度等の留意事項やDX企画を立てる際の具体的なステップを学ぶ。
①包括的な内容(DXに関わる基本的な事柄を包括的に取り上げるとともに、専門知識の深度にかかわらず初めての人にも、ある程度の経験者にも参考となるような内容としている)
②豊富な事例(基本的な事柄には事例を取り上げ、イメージをしやすくしている。全体を通じて数十事例ほどを紹介する)

当科目は以下の2単元で構成する。
第1単元:DX概論・戦略・制度論(7コマ)
第2単元:DX企画論(6コマ)

授業計画
1回
DXの概説(DXの意味と概念、DXの必要性、現状と課題)とDXによるビジネス変革の事例
事前学習
事前に参考資料の該当箇所を読んでおくこと
事後学習
DX戦略フレームについて振り返り、事後課題用に必要要素をまとめておくこと

2回
DX時代のデジタル戦略フレーム(ビジネスモデルのデジタルシフト/DX時代のビジネスモデルの特徴/バリューチェーンモデルからレイヤー構造モデルへ)
事前学習
事前に参考資料の該当箇所を読んでおくこと
事後学習
講義内容・グループ討議内容等を振り返り、理解を深めること

3回
日本企業のDXの遅れと変革を阻む原因(変えられない業務、変えられない組織・人・習慣、ITデジタル・リテラシーの低さ)
事前学習
事前に参考資料の該当箇所を読んでおくこと
事後学習
講義内容・グループ討議内容等を振り返り、理解を深めること

4回
ウィズコロナ・アフターコロナ時代の企業戦略の視点
事前学習
コロナによる企業戦略への影響が理解できること
事後学習
講義内容・グループ討議内容等を振り返り、理解を深めること

5回
中小企業のDX成功事例からみた「中小企業がDXを推進するためのポイント」
事前学習
事前に参考資料の該当箇所を読んでおくこと
事後学習
DXの中小企業の事例について振り返り、事後課題用に必要要素をまとめておくこと

6回
DXを実現する組織・人材戦略(DXに必要な人材要件、デジタル人材育成事例)
事前学習
事前に参考資料の該当箇所を読んでおくこと
事後学習
講義内容・グループ討議内容等を振り返り、理解を深めること

7回目
DXを支える処遇制度(報酬制度、評価制度)
事前学習
事前に参考資料の該当箇所を読んでおくこと
事後学習
DX企画のプロセスついて振り返り、事後課題用に必要要素をまとめておくこと

8回
業務改善型DXの企画プロセス
事前学習
事前に参考資料の該当箇所を読んでおくこと
事後学習
DX企画のプロセスついて振り返り、事後課題用に必要要素をまとめておくこと

9回
新事業・サービス創出型の企画プロセス
事前学習
事前に参考資料の該当箇所を読んでおくこと
事後学習
DX企画のプロセスついて振り返り、事後課題用に必要要素をまとめておくこと

10回
AI企画(1)
事前学習
事前に参考資料の該当箇所を読んでおくこと
事後学習
DXの企画プロセス・思考方法について振り返り、事後課題用に必要要素をまとめておくこと

11回
AI企画(2)
事前学習
事前に参考資料の該当箇所を読んでおくこと
事後学習
DXの企画プロセス・思考方法について振り返り、事後課題用に必要要素をまとめておくこと

12回
DX推進の鍵となる「デザイン思考」(1)
事前学習
事前に参考資料の該当箇所を読んでおくこと
事後学習
DXの企画プロセス・思考方法について振り返り、事後課題用に必要要素をまとめておくこと

13回
DX推進の鍵となる「デザイン思考」(2)
事前学習
事前に参考資料の該当箇所を読んでおくこと
事後学習
DXの企画プロセス・思考方法について振り返り、事後課題用に必要要素をまとめておくこと

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
課題演習・期末試験を実施する。評価配分は以下の通りとする。
○講義内のディスカッションへの参加、発言、発表、グループ作業における貢献度(40%)
○授業中に実施する課題演習(20%)
○期末試験(課題レポート)(40%)
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
課題(課題演習や期末試験(課題レポート))に対するフィードバックについて:
課題演習:授業内での解説コメントを行う
期末試験(課題レポート):レポート授業後、一定期間後にコメントを送付する
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
参考文献・推薦図書
「DXレポート〜IT システム「2025 年の崖」の克服と DX の本格的な展開〜」(経済産業省2018年9月7日)
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/pdf/20180907_03.pdfよりダウンロード可
「D X レポート2 令和 2 年 12 月 28 日 - 経済産業省」
https://www.meti.go.jp/press/2020/12/20201228004/20201228004-2.pdf
「DXレポート2.1」
https://www.meti.go.jp/press/2021/08/20210831005/20210831005-1.pdf
「DXレポート2.2」
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/covid-19_dgc/pdf/002_05_00.pdf
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